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雪だ 雪だ!!

2012-01-24 12:35:25 | 日記・エッセイ・コラム

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7時過ぎ、Papasanが「mamasan、雪景色だよ」と起した。カーテンを開けたが、よく見えない。で、仕方なくおきだした。裏から外を見ると、山は当然白く、木々も白、周りの家々の屋根も白い。もっとももう溶け始めている。屋根の傾斜、材質で積もり方や溶け方が違うのだろう。町民センターのかまぼこ屋根の雪はほとんどない。下の瓦屋根に積もった雪が落ちていくさまがおもしろくて、じっと眺めている。下から、とか上から順次溶けていくのではなく、まるで生きもののように、ある一点から滑り落ち、前の塊を押して数珠地なぎに滑っていくのだ、なだれ現象だね、しばらく眺めていて、動画が取れることに気がついた。そこでコンデジですべるさまを狙ったのだが、カメラを向けているとなかなか滑らない。動画といっしょに「ちっとも動かない」なんて言っている言葉まで入ってしまった。

雪が覆った山の木々は一見桜が咲いたような美しさ。私より早起きしたPapasanが雪景色をやたらと写してあったが、「狙い方が違うからね~」と言いながら、カメラに望遠をつけ、花が咲いたような木々の、そこだけ狙ったが、いかにせん光がない。やめた。

135号線から下の街中の雪はすぐに消えてしまったが、駅裏の家々屋根はまだ白い。温度差があるのだ。天気予報では曇りのち晴れなのだが、霙が降り始め、いつしかに雪がまた降り始めた。不安定な天気。

                                                          

昨日、新しいレシピで蒸羊羹を作った。本葛を使うので、興味を持ってつくったのだが、何を勘違いしたのか、本葛を溶くのに大匙6杯の水となっていたので、水で溶いたのはよかったが、大匙ならぬ二倍の大大匙を使ってしまった。したがって水の量は2倍。それでも気がつかず、苦労して竹の皮に入れて、2本だけ蒸してみた。どうして?どこが悪かったんだろう?やっと大匙に気がついた。そこで小麦粉を足して練った。以前よく作っていた蒸羊羹はあんこの量の何分の一という大雑把なつくり方だったので、粉も適当に加えてみた。竹の皮が粽用のやや細いものだったので、ゆるい具は包みにくい。そこで卵豆腐用の容器で蒸したが、蒸が足りなかったかもしれない。で、今朝、切り分けて竹の皮で包み、もう一度蒸し上げた。形がきれいに仕上がった。硬さも蒸羊羹ならこのくらいでもいいかな?もっともこれでは本葛のよさは出ていないな。

                                                          

ここ連日、おもしろいテレビを見た。ひとつはナイル紀行、青ナイルをたどって、エジプト文明を築き上げた、ナイルのもたらした肥沃な黒い土を求めての旅であった。青ナイルというネーミングとは裏腹に、青ナイルの水は青くはなく、チョコレート色の泥で汚れていた。黒い土はエチオピア高原から流れ出していた。エチオピアは大地溝帯の火山噴火で隆起して出来た。だから玄武岩が多い。玄武岩が土になっているから、ミネラル分を含んだ豊かな土になっているんだと説明していた。確かに源流近くのエチオピア高地には緑の農地が続いていた。そして雨季になると雨が大地を削り、流れ出し、黒い水となって、4000キロを旅して、古代エジプトの大地を潤していた、だからエジプト文明が栄えたのだ、というのだ。ふ~ん、玄武岩ねぇ?玄武岩の土を言えば、シリアの黒い砂漠を思い出す。見渡す限りの黒い砂漠、荒涼とした砂漠、ラクダ草もなかったような。玄武岩由来の土でも、エチオピアとシリアの差はなんだろう。そこで気がついたのは雨量。

エチオピアに足を踏み入れたことがないから分からないが、エチオピアも潤っている土地のイメージはない。あの緑の耕地が国全体を覆っていたら、飢餓はないだろうに。そこらへんのことを知りたい。

                                                           

もうひとつは「田中正造と南方熊楠」二人とももとより尊敬すべき先人である。二人の生涯も思想も一応理解している。100年先を見越した二人。そしてその二人の警告を無視した日本は事実、滅びに向かっている。

コメント
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