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4月というのに

2015-04-10 15:58:02 | 日記
連日、寒い日が続いている。まるで冬に戻ってしまったみたいだ。寒くてもいまさらダウンなんて、と気恥ずかしがっていたが、そんなことを言っていられない。せいせいとダウンを着込んでいる。

水曜日、お釈迦さんだといいながら、テレビであちこち春の雪の報道を見ていた。ここは雪ではなく雨だが、3時過ぎ、お窯の様子を見に、工芸室に出かけた。火は順調に美しく燃えていた。この分なら大丈夫だ。出たついでに選挙も済ませた。ところがハプニング。役場と郵便局に行ったはずのPapasanがちっとも戻ってこない。心配して寒い中探しに行ったのが災いしたらしく、よくなりかけていた風邪がまたぶりかえした。勝手に買い物に行ってきたようである。まったく!怒っている。

コズミックフロントの再放送が、水曜日になった。「太陽の最後」を見ている。日々、進化し続ける現代の天文学は実におもしろい。しかしこれはいまいち。


木曜日、今日は晴れた。でも寒さは和らがない。ピアノの調律に来てくれた。グランドとアップライト2台してもらった。
私は部屋で、来週の総会用の資料をプリントしていた。

ガーナがツバメを取ってきた。かわいそうに死んでしまっていた。巣にまだ卵がないといいのだが。

注文していたカラスの本が2冊届いた。「カラスの教科書」と「うち、カラスいるんだけど来る?」
「うち、カラス・・」は柴田佳秀さんのもの。柴田さんは彼の著書は読んでいるし、研究室でお世話になってもいる。前の「お~い、人間」もそうだったのかもしれないが、今回の「うち、カラス・・」はイラストや漫画が多く取り入れられている。若い人たち向けなんだろうが、そのイラストや漫画がなんとも汚い。内容もこの程度ならいまさら読む必要もないなぁ。

「カラスの教科書」届いた本の厚さに、えっ!松原始という著者は知らない。だから買ってはみたが、これも初心者向け、初心者向けがいやなわけではない。子ども用の解説本などをたのしく読んでいる。要するに編集が好みにあわないのだ。ひと通り目を通したら図書館に寄贈してしまおう。以前寄贈したスズメの本は、大人たちによく利用されていて、よかった、と喜んでいる。

今夜のコズミックフロントは「月の光」通説では46億年前、地球に火星大の惑星が衝突して、その破片で月が生成したという。最近その通説を裏付けるものを見つけたとニュースで読んだ。


金曜日、天気は崩れるという。まずはシフォンを焼いた。ピーたちのために。葉子さんを誘って、湯河原美術館へ行った。出口佳子さんの自選展「大地へのオマージュ」の案内をもらっていたので。湯河原美術館もよく通っていたのだが、足が遠のいてから久しい。
出口さんの作品も、毎年見に行ってはいたが、最近では行かない。だから過去の作品はほとんど見ている。そのつど注文つけた言葉まで覚えている。確かに絵はうまくなっている。しかし、残念ながら私には大地を感じることは出来なかった。作者が大地に何を求め、何を表現したいのかそこが分からない。だから訴えるものが受け取れないのだ。


夜中、チャンネルを回していると、超弦理論の説明をしているのを見た。途中からだから、解説者が誰だか分からなかったが、大学の授業をそのまま流しているようだった。もちろん日本語に吹きかえられている。その声がハイテンションでいささかうるさかった。相対性理論ではブラックホールやダークマターの説明がつかないということは知っている。超弦理論はその相対性理論を越えるひとつであることも知っている。相対性理論を理解するのに、ずいぶん長い時間がかかった。でも死ぬまでには理解したいと言っていたのだから、それは念願がかなったといえる。これも少しずつの積み重ねの結果だろう。その延長にあるからか、超弦理論もまったく理解できないわけではない。やはり興味は尽きない。
コメント
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