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やけど虫

2016-08-25 11:14:39 | 日記
水曜日の朝のことだ。スラックスの下で、腿にチクっと虫に刺されたような痛みを感じた。そこでスラックスの裾をたくり上げて見ると、5㎜位の黒いアリを見つけた。「なんだ、お前、勝手に入って噛んだな」と言いいながら、よく見もしないで虫を手でつぶした。刺されたと思しき患部は針が残っているみたいにちくちくと痛みを感じるが、別に腫れたり赤くなったりはしていない。アリには蟻酸あるからそのせいだろう、と清涼油を塗っておいた。でも痛みはとれなかった。

水曜日は用事がある。若い人は子ども陶芸の釉薬がけで忙しい。私は黒楽の粘土で作ったぐい飲みに、色見本用に透明と黒織部、もう一つは焼しめ用にそのままの3種類を用意した。そして朝倉医院に薬をもらいに行ってきた。他の曜日の担当にコピーしておいた旅行参加者名簿をくばり、集金をして、そのまま帰ってきた。

暑くてちょっとへばったが、すぐpcを立ち上げライブを見た。昨日一般会計の決算説明だけで終わったから、今日は質疑から始まるだろうとは予想していたが、質疑はすでに終わり、国民健康保険会計に移っていた。特別会計は、委員会に委託されることもあって、質問は少ない。いやほとんどない。毎度のことながら「訊いてよ~!聞いてくれないとわからないよ~」と怒鳴っている。3階まで上って傍聴に行かれないから、何とか委員会も公開するようにしてほしいなぁ。

聞きそこなっちゃったけど、ustreamの費用、いくらしているんだろう。

あっちこっちに気配りしているから、その間は痛みを忘れていたが、夕方買い物に連れて行ってもらうころ、また痛み出した。でも患部がわからないくらい、腫れてはいなかった。寝るころ、患部が固くなっているのに気が付いた。

木曜日の朝、目覚めると患部が痛痒い。かきむしるくらい痒い。スラックスをまくり上げると、患部は赤く晴れ上がっていた。そして中央に三ツ星のように小さな水泡ができていた。
そこで、ネットで調べると、蟻ではなくハネカクシにやられたことが分かった。

「やけど虫という虫をご存知でしょうか。正式名をアオバアリガタハネカクシというコウチュウ目ハネカクシ科の虫で、体長は7mm程度です。
最大の特徴はペデリンという毒を持っており、刺されるのはもちろんのこと、つぶしたり払ったりするだけで線状皮膚炎という症状を引き起こします。この症状がやけどに見えるため、やけど虫という俗名がつきました。」

こんなこと聞いたことがなかった。たぶん刺されたことはあったかと思うが、何だろうと我慢してしまっていたのだろう。ありに似ているが毒虫だったのだ。
治療法としては
「もしやけど虫の体液が体に付着した場合、水道水ですぐに洗い流すようにしましょう。そしてやけど虫の体液が付着した箇所にステロイド系の軟膏を塗布しましょう。
腫れが出現した場合は体液の影響が出てきた証拠ですので、なるべく早く皮膚科を受診するようにしてください。
ステロイド系の軟膏を使っていれば、およそ5~10日程度で症状が緩和されます。 」

「ステロイドと言ったらフルコートFだ。やけどの薬だよ、そうかスズメバチに刺された時もこれを使った」と言いながら、フルコートFを塗りこんだ。
虫を触った手で目をこすったりすると失明することもある、と怖い話が付いていた。

やけどのような水ぶくれの症状は時間とともに大きくなった。やだねぇ。
コメント
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