Cogito

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

地震・・・

2016-11-22 20:05:49 | 日記
5時には起きていたのに、地震には全く気が付かなかったなあ。6時にPCをつけて、「逃げて!」という呼びかけに驚いてテレビをつけた。
毎度のことながら、地震には全く鈍感。
テレビに映る潮の流れをじっと見ていた。ポロロッカの様に川を逆流する潮。結果的にどこも被害がなかったようでまずは安心。

買い物に連れて行ってもらったついでにコミュニティ真鶴によってもらい、スリランカ人の絵の展示を見てきた。展示室は2階。2階へ行くのなんて何年ぶりだろうか。手すりがあるようで無いようで、Papasanには不便。下りるときはもっと危ない。石段がやや下向きで幅がないので安定しないのだ。Papasanに不便ってことは、高齢者には使いにくいということだろう。造ったときはそんな配慮はなかったものな。

展示の絵は、おっ、いいな、と思わせるような、きれいな絵だった。外国人(スリランカ以外)たちには、エキゾチックだし、インテリアには向きそうだ。ちょっと類型的だが。あそこには伝統的な様式がある。それを基本にしているのだろう。独学で絵を勉強した人だと聞いている。

息子が車を出す間、待っていると年配のご夫婦がコミュニティ真鶴の建物の周りの写真を撮っているのに気が付いた。お節介オバサン、二人に声をかけた。「初めてですか?」そうだ、という。そこで壁を指し、真鶴は小松石と言って、石の産地でして、もちろん小松石の簡単な説明もし、これは小松石の木っ端を差し込んであるんですよ。階段は玉石。二階の天井には丹沢の間伐材や竹が使われています。真鶴をイメージして設計してあるんです。屋根は真鶴の鶴を、曲線は漁網をイメージして。できて20年、手入れが行き届かないからすっかりおんぼろになっていますが、初めはなかなか素敵な建物だったんですよ」と説明すると「めずらしい建物だと思いました」そこへ車がきたので、「早く気が付けばもっと丁寧に説明したんですがごめんなさい。私は建設当時からかかわっていたので、よく知っているんですが」と言って車に乗った。そのとき思い出した。急なことだったので大事なことを言い忘れていた。一番は美の基準にそっていることと、真鶴町民の「身の丈に合った」というコンセプトで作られた建物だということを。

アート散歩で会場が使われ、よそからのお客さんも来るとあらば、コミュニティ真鶴のあの建物の、簡単な説明など書いておいてもいいのではないか。一時あったと聞いているがどうなんだろう。さて、この建物の説明出来る人、職員たちでも、どのくらい残っているだろうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする