当分ケーキは作らない

先日、ガネーシュからガラムマサラをとった。ここのガラムマサラは気に入っている。そのとき一緒にチキンカレーの基本スパイスのセットもとった。ちょうど昨日は注文日だったので、味見をしようと、同封されていたレシピに忠実に従ってチキンカレーをつくった。まずくはないけど、いまいちコクが足りない。和美さんが残りを持って帰って玉ねぎとニンジンのみじん切りを炒めて加え、バターと香辛料もたしたら、コクが出たと教えてくれた。

デザートにはモカケーキを作った。プレーンスポンジが冷凍してあったので、卵を使わない仕上げとして、モカケーキにした。モカケーキはスポンジもモカで焼くのだが、今回はイレギュラー。ブランディのシロップを塗り、コーヒーのクリームを塗ったのだが、アクセントにパイを作ろうと思って煮たリンゴを挟んでみた。ナッペした壁面にはアーモンドプラリネをくっつけ、上部にはアラザンを振った。モカクリームには、ティラミス用のカフェソースを使った。きれいにできた。新製品、おいしいと喜ばれた。私は試食はしなかった。これがケーキの最後、と言って、いい卵が見つかるまで、ケーキは作らないと宣言した。鳥たちのシフォン以外は。みんな困っている。

行列のできる卵という卵をいただいた。ネットで見ると買うために行列ができている。卵黄がねっとりしていて、楊枝をさしても身崩れしないというのは売りのようだ。私は卵かけご飯は食べないので、papasanに食べてみて、と渡すと、ねとねとしていて気持ちが悪いと言った。でもこの卵黄もパプリカを食べているような赤さだ。

スーパーで売っていた10個１９５？円くらいの卵でシフォンをつってみた。この卵もパプリカ入りの卵黄だ。でもシフォンだからきれいな黄色いシフォンに出来上がった。腕はいいのだからしっとりとおいしそうには出来上がった。