こういう報道はいいね。
シベリアの永久凍土から氷漬けになっていたホラアナライオンの赤ちゃんとシベリア狼の頭部が見つかった。3万年前に生息していた動物たちだという。見つかったホラアナライオンの赤ちゃんは、大きさは40㎝程度と言うが、写真で見る限りあどけない可愛い顔をしている。表情まで読み取れる。どういう状況で死に至ったか、想像するだに哀れだが、それでも凍土のおかげで、残っててくれて、お目にかかれてうれしい。シベリアオオカミは頭だけだが、これまた毛も歯もしっかりと残っている。いろいろ解き明かされるのが楽しみだ。ロシアと日本の共同研究チームの成果だという。こういう協力はもっともっと進めてもらいたいね。あの広大な大地には、うかがい知れない奇跡が眠っているだろうから。
写真はネットから。発見者の記者会見の場で紹介されたホラアナライオンの赤ちゃん。