3時半起き、カーテンを引くと外はまだ暗い。で、一層鮮やかに金星が輝いている。バックが暗い方がやはり美しい。明けの明星は英語ではthe morning star、もう一つLuciferという言葉がある。Luciferは一般的にサタンの別名でもある。なんで金星がLuciferなの？
今日は土曜日、クラシック倶楽部はない。そこでシフォンを作り始める。いつもの通り、型に入れ、150℃、50分を設定しスタートを押した。タイマーがカウントダウンしはじめたので、容器を洗って、オーブンを見ると、なんと火が消えている。あれ、どうしちゃったんだろう。もう一度カウントダウンし始めたので、見ていると1分経つとまたもやすっと消火。表示に11の文字。この経験はある。急いで外に出て、ボンベのそばに立ち、土屋商店に電話をした、早くて悪いけど。メーターの様子を聞いて、そのボタンを押してと教えてくれたのでその通りにして台所に戻るが、やはりオーブンんは言うことを聞いてくれない。シフォンだねはオーブンに入ったまま。お湯を出してみた。温かい湯が出る。ガスコンロをひねるとちゃんと火がつく、これはオーブンの問題だな、やはり寿命かな、と思いながら再度点火するとオーブンが付いた、カウントダウンを見守っていると、2分が過ぎた。土屋さんに電話して、２分経ったから大丈夫ですね、というと、大丈夫でしょうという返事。お騒がせしました。点検に来て下さらなくても結構です、断った。
焼きあがったシフォンはペタンコ、でもきめは細かくきれいに焼けてはいる。
オーブンはないと困る。焼き物はすべてオーブンに頼っている、温度とタイマーが付いているからだ。ボケてきたので湯沸かしは電気ケトル。焼き物はオーブン、時間のかかる煮物はやはりガスコンロ、でも焦げ付かせることが多い。
数年前、オーブンの調子が悪かった時、来てもらい、買い替えを検討した。機種も決めた。しかしケーキの指導を頼まれていたので、オーブンはそれぞれ癖があるからわかるまで使い慣れたオーブンお方がいい、と言って交換しなかった。1年経ってもオーブンは言うことを聞いていた。土屋さんも、壊れるまで使っていてくださいと言っていたので使い続けている。とうとう寿命か、明日はパンを焼く、使えるといいけど。
今使っているコンベックは3台目。この機種はRCK10Mというもの。リンナイのHPを見ると、さすが同じものはないが同じようなものでRCK10ASというのがあった。13万円強。ここのところ電気器具が壊れる、それぞれ寿命なんだろう。とはいっても予定外の支出は痛いなぁ。
優先順位を考えなくちゃ。
とはいえこのオーブン、長い付き合いだから、世話になったね、でももう少し頑張って、と声をかけ、周りを拭いた。
