6月4日
あら、今日は虫の日だ。いえいえ、虫歯予防デーなんだよね。
ハランの中に網を張っているチビクモたちを発見。一人前に小さな隠れ帯をつけている。もう覚えたよ、君たちはコガタコガネの幼体だね。4匹見つけた。まだまだいると思うけど。毎年、ここに網を張っているから、ここらへんで孵ったんだろうね。
網を入れても5mmぐらいしかない。もっと小さいのもいる。
玄関のガラスに止まっていた。これ蛾?それとも蝶?見たことないな。格好は蝶みたいだけど。しかも小さい。5cmぐらいかな。
「蝶の図鑑」を主催している方に聞いたら、蛾だと教えてもらった。
「アゲハモドキ(アゲハモドキガ科)です。
ジャコウアゲハに擬態していることで有名です。」
ということだ。なるほど、蝶にそっくり。
ついでになんで擬態するのか調べてみた。
「アゲハモドキ
活動は主に夜で、よく灯火の近くにとまっている。体はちょっと小さめだが、黒いアゲハチョウと間違えられそうな蛾。特に黄色味を帯びた黒い羽はジャコウアゲハを思わせる。
ジャコウアゲハの幼虫はウマノスズクサを食草としているので体内に毒を持ち、鳥に襲われない。アゲハモドキはこれに似ることで身の安全を守っているといわれている。 」
だそうだ。へ~。
今年は家の中で、アシダカの幼体をよく見かける。無事に育ってくれるといいな。
6月7日
アジサイの葉の裏に、体長2mm。
体長2mm。このチビ、だれの子?
コガタコガネの幼体。網の直径が5mmだった。クモの体長は3mm。チビどもはたくさんいる。みんな元気に育つんだよ。
6月8日
黄色い小さな塊がぶらんぶらん。なかなか焦点があわない。とにかくシャッターをきった。なんか洋ナシに手足が出ているみたいだなぁ。体長1~2mm。
あんただれ、よくみかけるけど。
クサグモの幼体かなぁ。体長4mm。
6月9日
朝、これまたアジサイの葉っぱからぶらりぶらりやっている。糸をたぐってクモを葉っぱの上に乗せ、さて写真を撮ろうとしたら、もう見えなくなってしまった。ちょっとカメラを見ていたその隙に姿を消してしまったのだ。体長測れず。コハナグモですね。
こっちはコクサグモの幼体だね。
ハランの中にはたくさんいるけど、このちびたん、ヤツデに陣取っていたから、目印に枝に洗濯バサミをはさんでおいた。斜めの方がクモらしく撮れるね。正面からだと白いから色が飛んでしまうんだ。まして葉っぱの中にいるからストロボをたくので。
6月10日
風はあるが晴れた。ツバキの葉にはコクサグモのチビたちがいる。コガタコガネの幼体たちも元気。
目の前でブランブランしているクモがいる。ツバキの葉にしがみついている。その後、このクモ、隣のうちの夏みかんの木に移動してしまった。糸が引いてあったらしい。
おっと、今度はアリグモだ。ツバキの葉っぱにいる。前にも撮ったことはあるが、よくよく見ると、アヒルみたいにも見えるよ、いやブリキのロボットかな。おもしろい顔してるね。
6月15日
このクモ、卵のうをくわえていたのだが、私を刺した小さな蚊を叩いて網の上に落としてやったら、それを網の中に引っ張り込んで食べ始めた。頭の先の黒っぽいのが蚊の一部。
これだれだろう。逃げ足の早いクモ。ハシリグモの仲間なんだろうか、とにかく逃げるのが早い。