Cogito

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いい天気

2008-12-18 17:38:29 | 日記・エッセイ・コラム

緑内障予備軍の私は、目薬を朝晩さしているのだが、その目薬を押し詰まってではなく早めに買っておこうと思って、眼科に行った。Papasanが空いているのも今日の午前中なので。先生に処方してもらわないと目薬は買えないからだ。いつも混むのは承知だから、今日は新書を1冊持っていった。院内に入ると、さすがに混んでいた。これではざっと1時間、いや、もっと待つだろうな。

眼科は相変わらずの混みようだ。圧倒的に高齢者。足を引きずっている私など目立たないくらい。中には93歳の元気な老婦人もいた。一方、その人よりは若いと思うが、車椅子で介護士に連れられてきた老婦人は「早くしてください」といる間中連発していた。介護士さんもなれたもので、静かに「大丈夫ですよ」と応えていた。いろんな人がいる。

持って行ったのは以前買って放っておいた「フランス史10講」柴田三千雄著 岩波新書

呼ばれるまでに半分を読み終えた。ガロ・ローマから始まって、時代区分で言えば、絶対王政までだ。内容はこの辺りまでは私にはそんなに珍しいものではない。復習と言ったところだ。でも、おもしろかった。集中して読んでいたので、呼ばれてもはじめは気がつかなかったほど。

いつものように眼圧を測り、すぐ診察になった。白内障は大丈夫、目薬のせいか、眼圧は下がっているとのことだった。で、目薬は残っている分だけさして、目薬をやめ、ささないで結果をみようということになった。では来月から目薬はやめて、月末に検査に行こう。

外に出てPapasanに電話をすると家に戻っていた。外で待っているには寒いので近くのカフェに行った。ケーキと紅茶を頼んだ。ケーキはマロンケーキ。ふんわりと美味しくできてはいたが、甘かった。私には甘すぎる。ここのケーキ、3回目だが、今日はクリームの油が舌に残った。あ~、やはり自分で作るケーキは美味しいよ。

たまにしか外に出ないから、外にでるとしげしげとまわりを見る。豆桜が花をいっぱいつけている。花の向こうに青空がのぞいている。階段を下りて、ジョロウグモの網をのぞく。大きなクモがゆっくりと動いている。まだまだ大部残っている。柿の実が色づいて、しかもびっしりと枝についている。もったいないくらいだ。鳥たちがいっぱい食べてくれるといいんだが。もう熟していると思うよ。

そうそう、骨折してから初めて、右足に靴をはいた。長らくはかなかったので、革がかたくなっているような感じ。ちょうど、ヨーロッパ線を飛行機に乗って、到着近く、むくんだ足で靴を履いたような窮屈感。靴紐を十分緩めて、でも履けてよかった。とはいえ、まだスムーズには歩けない。

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小春日和

2008-12-12 13:39:56 | 日記・エッセイ・コラム

外に出ると日差しが柔らかくて気持ちがいい。大きく張ったジョロウグモの網をのぞいていると、かなりの網に主がいなくなった。産卵して命を全うしたのだろう。玄関の中には、まだお尻の細いメスが網を張っているが、産卵できるのだろうか、と心配になる。蚊はまだいるから、餌は大丈夫としても。

5 今日はパイ皮を作ろうと予定した。ところがテーブルの上を移動する小さなクモに気がついた。そこでプラスチックケースに入ってもらい、記念撮影。久しぶりにマクロでクモを撮る。動くから大変だ。あ~、アシダカのチビちゃんだね、体長2mm。台所に放してやった。大きくなれよ。

3

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2008-12-10 21:56:42

2008-12-10 21:56:42 | インポート

病院へ行った。いつものようにレントンゲンを撮った。すっかりおなじみになった私の足のレントゲン写真。おかげで足の骨の名前は全部覚えた。

http://www3.ocn.ne.jp/~fukurow/bone4.html

野次馬のようにそれをのぞくと、骨はくっついているみたいに見えるけど、白い線もはっきりと見える。この白い線が完治すると消えるらしい。来年、もう一度診てもらって、それで終りにしましょうといわれた。松葉杖も返却した。普通に歩けるようになるのはあと1ケ月ぐらいかかりそうだが、さぁ、歩行練習しよう、と張り切って帰ってきた。

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雨の日の

2008-12-09 11:20:28 | 日記・エッセイ・コラム

朝、Papasanが「ピカソ展に行こうよ」と言った。たぶん、ひょこひょこでも歩けるようになったので誘ったらしい。「でもまだ人ごみは無理だよ、ピカソは好きだから行きたいけどね」と断った。東京の大きな展覧会はなんといっても人出が多い。それだけでうんざりなのに、足をかばいながら、広い会場を歩くことを考えるだけでしんどい。

小雨が降っている。ちょっと外に出た。落ち葉に埋もれた原木に、しいたけが手のひらより大きくなっていた。まだいくつか顔を出しているが、雨に当たったほうがいいので、とらずに来た。まだジョロウグモは健在。大きなお腹をして網に頑張っている。おや、カラスウリが赤く色づいている。ずいぶんメタボな瓜だねぇ。ここんところ、ほおずきみたいに丸いのが多い。突然変異かねぇ、そのうちなおるかも。それにしても病気で絶滅しないで実をつけてくれてうれしいよ。

桜の葉はほぼ散った。栗と柿と白木蓮葉まだ枯葉が残っている。今年は骨折でお掃除にいけないのが分かっていたので、10月に町の生きがい事業団に、11月になってから下の家の落ち葉掃除をお願いしておいた。この時期は仕事の申し込みが多いと言われたが、週2回、1時間程度でいいからと無理にお願いしたのだった。11月からやってくれた。大感謝だ。11月分の請求書が来た。1時間800円と聞いていたが、1時間740円だった。これでは高齢者の多いこの町では需要はあるだろう。感謝しながら来年の4月、花の散る時期も予約してきてもらった。

ハゼにメジロに混じって相思鳥の番が来ていた。お久しぶり。しかし、いつものことながら派手派手だねぇ。

テレビで内閣支持率が低下したことをうけて、各大臣にコメントをもらっている。コメントに苦労しているね、とおかしかった。定額給付金、お金がもらえるのは国民は喜ぶのだが、今回はその分をまとめてほんとに必要なところに使ってほしいと言う意見が多いともマスコミで読んでいる。私も1国民として、そう思うよ。

給付金をまとめて地方自治体に交付してくれたほうが、役に立つ。もちろん使った明細はきちんと提出させて。

今日の新聞トップに「出先3万5000人削減」と言うのを見た。

内容を読む国の出先にいる9万6千人の職員を、1万人自治体へ移管、事務や権限を自治体に移すのにあわせてそれに携わる職員を移管して分権をすすめる、と体裁はいいが、ええっ~、結局は自治体への押し付けじゃ~。

合併然り、国政が勝手なことをやってそのしわ寄せをみんな自治体に押しつけている。自治体は疲弊して・・あ~、地方はどうなっちゃうんだろう。

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寒い!

2008-12-07 20:51:06 | 日記・エッセイ・コラム

今冬一番の寒さだそうだ。とはいえ、冬は始まったばかり。当然低温記録は塗り替えられていく。まだ寒さになれていないから、コタツに入ってテレビを見ている。

途中からだったが北アルプスの紅葉紀行を見た。奥穂登山、大正池と明神池めぐり、後立山縦走、いずれも行った事がある。奥穂はお庭だよ、なんて昔はほざいていたが、画面で見る奥穂高山荘は、入り口にきっちりと石が敷かれ、びっくりするほどのきれいさ。へ~。今の小屋主は20年前からだそうだから、私が知っていたのは先代ということになる。

次が白馬から五竜岳までの縦走。これもしたことがある。不帰(帰らず)のキレット、うんうん、あの鎖場、渡ったことがある、なんて懐かしがって眺めている。唐松小屋に泊まったこともある。今は唐松までリフトがあるそうだ。もう一度立山連峰の薬師岳を見たいのだが。もうとても登るることは無理だから。

マラソンを見ながらケーキを焼いていた。ストーブとオーブンがついているので、この方が暖かい。

チャンネルを回していたら、子どもたちと一緒に苗木を植える宮脇先生の顔が写った。あれ、宮脇さんだ、どこだろう。画面が変ってイースター島だ。

森を守ってきた日本と森を破壊してしまったイースター島とを対照的に比較しているようだ。守ってきた森は伊勢神宮の森だった。人間が育てる森、これは杉の種を収穫し、種から育て、木材として利用している。一方、同じ森に自然のままの森も残している。日本に森がなかったら、何億何兆といった費用がかかることを列記してあった。そうなんだ、当たり前にある木々が、林が、森が、人間に与えていてくれる価値は計り知れない。

イースター島、現地の言葉でラパヌイ、私が行ったとき、ずいぶん植樹がされていて、山が緑になっていた。しかし、植樹されていた木が「ユーカリ」だったのが、ひっかかった。チリやペルー政府の方針なのだろうが、アンデスにもユーカリが多かった。それもずいぶん気になったのだが。番組をもう少し前から見ていれば、ユーカリの話が取り上げられたかも。自然植生にない植物を植えるのがいいことかどうか、宮脇先生の話があったかも。

スペイン、ガリシアでユーカリを撤去しているのを見たことがある。ユーカリは成長が早い。成長が早い、使えると言う理由で自然植生に合わないユーカリをパルプにするために植えていたのだ。しかしユーカリが土壌を変え、自然災害をもたらした、という理由で排除していたのだった。

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