高齢者の薬漬け

国が高齢者の薬漬けの改善に乗り出すようなニュースを見た。結構なことである。
役場から送られてくる医療費の明細を見ると、薬の値段はバカにならない。高齢者が多い町の健康保険が大変なわけである。

薬剤師会が、高齢者の薬漬け改善を以前から取り上げていたように思うんだが、国も腰を上げたようだ。
高齢者に薬がどうしても多くなってしまうのは高齢者が薬をほしがるからと言う理由を上げていた。確かに高齢者は薬をほしがる。風邪を引いた、風邪薬、腰が痛い、関節が痛い、痛み止め。簡単に出してもらっている。薬局に行って探すよりラクだからもある。

しかし、そうかといってあんなにたくさんほしいわけではない。薬漬けとは大量に服用することである。うちのPapasanも数えてみたら12種類出ていた。これを朝食前、朝食後、昼食前、昼食後、夕食前、夕食後、まだあったかな、1回の量は多いもので11個、後はそれぞれ増減はあるが、服用しているのだ。薬害も出ようというもの。まぁ年寄りはもう十分長生きしているから薬害なんかおそるるに足りずと言ったところだろうか。これでも、以前、病院で先生になるだけ減らしてくださいと私が頼んでこれだけになったのだ。

処方されている薬剤は一応ネットの薬情報で内容は読んではいる。結構サプリ的なものが多い。どの薬のせいか知らないが、Papasanの便は真っ黒。ウサギのうんちみたいだと言っているのだが、これが臭い。便の臭さではない、いかにも薬剤臭いのだが、それが体にしみ込んでしまったみたいにPapasan自体が臭い。トイレも、洗面所も、臭い。本人は臭覚がいかれているのでわからないようだが、私にはきつい。仕方ないけど。で時折、香を焚いている。

私が飲んでいるのは逆流性食道炎の薬、今回からネキシウムに代わったが、これ1種類。1日１回１錠。これだけしか服用していないと言うと、そのお年で、と言われる。その代わり目薬は5種類ですよ、と変なことを威張っている。、

ぜいたくな果物

贅沢と言っても値段が高いとか、貴重なものという意味ではない。私好みに美味しく食べるタイミングのこと。それはラ　フランス、洋ナシのことである。毎年山形から送ってもらって、追熟させている。涼しい、どちらかと言えば寒いくらいの部屋に置いて、毎日のようにのぞいてはいるのだが、熟れだすと一気に熟れてしまうので、そのタイミングがとても難しい。ヨーロッパのように固いうちにカリカリと食べれば、そんな苦労はないのだが、追熟させて、香りがたち、柔らかくねっとりとした果肉に甘みがあふれて、つるっと食べられる、この状態が私は好きなのだ。子どものころ山形から送られてきた洋ナシは、もみ殻の中で、輸送中に追熟され、そのとろけるような果肉を食べていたから、それが私の嗜好の基本になってしまっている。ただしこの洋ナシ、固くてカリカリしてものは好きではないが、さりとて熟れすぎるとこんなまずいものはない、で、私にとっては、手がかかる、ぜいたくな果物と言うわけである。

20日、打ち上げも終わり、21日は医者にも行って、時間が出来た。昨日は朝からパンを焼いた。頼んでおいたゴーダも届いたので、まずはそれを切り分け、真空パックに入れた。単純作業だが、力がいる仕事だ。一休みして夜ラフランスを箱ごと持ってきた。まだ固いのもあるが熟れすぎてしまっている物もある。数個捨てた。鳥たちが食べてくれるから無駄にはならないが、それでも人間さまが食べるために作ってくれている生産者には申し訳ない。残りは一気に皮をむき、赤ワインで煮た。これはケーキに使うためである。白でも煮ようと白ワインも用意したのだが、結局全部赤で煮てしまった。今朝、赤ワインのお風呂に入っている果実を均等に色がつくように裏返して、また冷蔵庫に入れた。きれいに色がついたら冷凍しておく。

味見に一切れ出して食べてみた。美味しい。これだけで十分デザートになる。色付けのためにワインをたそうかと思っていたのだがやめた。

予防注射

ゴーダの配達を頼んでおいたのだが、昨日来なかったので、今日は留守にするから明日以降にしてと、8時半に電話をして断った。
10時近く、Papasanと家を出た。ご近所に新しく出来る家の建前だった。角材を積んだトラックは水戸とか群馬の文字が見える。本建築だ、木の家はいいねぇ。

10時半のコミュニティバスには乗ろうかなと思ったのだが、Papasanが歩くと言うので、そのまま朝倉医院まで歩いて行った。Papasanは朝倉さんまで初めて歩いた。謡坂から朝倉さんまでの上りがちょっときつそうだったが、大丈夫、歩けた。次からは出来るだけ歩かせよう。
私はタイムリミットなので思い切ってインフルエンザの予防注射をした。去年、あんまり痛くなくて、先生注射お上手ですね、なんて言ったのを思い出していたが、今日はすこぶる痛かった。「痛い、痛い」子どもみたいにわめいた。

帰りは岩道をきょろきょろしながら役場まで行き、Papasanにベンチで日向ぼっこをしていてと言って郵便局まで、リンゴの代金を送りに行った。角でまた待っていてもらって、セイジョーに処方箋を預けに行ってきた。

途中の家の素敵な石積を写真に撮った。

ほんと寒い

昨日は水曜日の打ち上げで9時にはお迎えに来てくれたので、荷物と一緒に、そのまま出かけてしまって、帰ったのが３時。
ずっとセンターにいたので、すっかり冷えてしまったようだ。暖房は入っていても寒いだろうからと警戒して厚着をして行ったのだが、下がコンクリーtトなので、足が冷えてしまった。帰るなり熱いお茶を飲み、炬燵に入ったまま。

打ち上げは陶の会の方々も参加して、話が弾み、楽しかった。

うん、ばあさんは冷えると響くなぁ。寒気がする。明日はPapasanを連れて朝倉さんへ薬をもらいに行く。私はまだインフルエンザの予防注射をしていないが、どうしようかなぁ。背中が痛くて仕方がない。

寒い、寒い

年のせいだ、寒さが身にしみる、なんてわめいていたら、去年のブログにも、底冷えがする寒さ、なんて書いてあった。去年は暖冬だったような記憶があるが勝手に思い込んでいるだけのようだ。