1/15 「今夜から雪になる」との予報だが、昼間は
陽も差し、名古屋駅は若者でいっぱい。今日、明日は
センター試験だ。
旅行バッグを持った初老の夫婦が、地図を手にしながら
道を聞いてきた。『名古屋おもてなし隊』の一員と
思われたか。
続いて、黒いオーバーコートを着た男性。近寄ってきて
「何をしてるのか」と。「虚無僧をご存知ありませんか?」。
「よく見かけるが、そうゆう組織があるのか」と聞いてくる。
托鉢僧と一緒にされたようだ。質問の仕方が、単なる興味
ではないようなので、言葉を選んで受け答えしていると、
どうやら東京から来た警察関係の人だった。無論、布施は
無し。
夜8時を過ぎると、急に風が出てきて どんどん冷える。
手足の感覚が無くなる。意識も遠のく。すると、幻覚か、
「おーい、おーい」と 後ろから声がする。振り向くと、
タクシーの運転手さんが、窓ガラスを開けて、千円札を
振っている。「寒いだろう、布施してやるから」と。
タクシー業界も厳しかろうに、慈悲の心に涙が出る。
「交通安全」と「商売繁盛」を祈念して、思いっきり
尺八を吹く。
9時過ぎて、ようやく雪がちらつき始めた。明日は早く
起きねば。
「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。
クリックお願いします。
陽も差し、名古屋駅は若者でいっぱい。今日、明日は
センター試験だ。
旅行バッグを持った初老の夫婦が、地図を手にしながら
道を聞いてきた。『名古屋おもてなし隊』の一員と
思われたか。
続いて、黒いオーバーコートを着た男性。近寄ってきて
「何をしてるのか」と。「虚無僧をご存知ありませんか?」。
「よく見かけるが、そうゆう組織があるのか」と聞いてくる。
托鉢僧と一緒にされたようだ。質問の仕方が、単なる興味
ではないようなので、言葉を選んで受け答えしていると、
どうやら東京から来た警察関係の人だった。無論、布施は
無し。
夜8時を過ぎると、急に風が出てきて どんどん冷える。
手足の感覚が無くなる。意識も遠のく。すると、幻覚か、
「おーい、おーい」と 後ろから声がする。振り向くと、
タクシーの運転手さんが、窓ガラスを開けて、千円札を
振っている。「寒いだろう、布施してやるから」と。
タクシー業界も厳しかろうに、慈悲の心に涙が出る。
「交通安全」と「商売繁盛」を祈念して、思いっきり
尺八を吹く。
9時過ぎて、ようやく雪がちらつき始めた。明日は早く
起きねば。
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