現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

人身事故

2011-01-18 10:18:09 | 虚無僧日記
新幹線トラブル、原因不明…安全の中枢に不安も(読売新聞) - goo ニュース

名古屋駅に立っていて、気づくこと。

正月以来、しょっちゅう電車のダイヤが乱れている。
新幹線の遅れは、雪のためとか、システムの故障で
だったが、人身事故で、JRの在来線、名鉄、近鉄が
ストップしたのが4回もある。週に2件だ。

飛び込み自殺だが、もうニュースにもならない。
電車が止まっていても、騒ぐ人もいない。みな
淡々と、振り替えの路線に散っていく。なにか
そら怖ろしい世の中だ。

走行中の電車に飛び込むと、跳ね飛ばされて こっぱ
みじんになる。私もその昔、三度ほど目撃しているが、
肉片が飛び散っているだけで、姿かたち、外形を留め
ない。肉片の一片一片を拾い集める作業もたいへんだ。
電車も3時間は ストップする。

一瞬にして死ねるので本人は楽と思っているのか、
他人の迷惑考えて欲しいものだ。新幹線を止めると
遺族に○億円もの請求がくるとか。

死ぬなら、「雪の中で死ぬのが一番美しく死ねる」と
聞いた。40年も前、私の知人が、人も通わぬ山奥で
自殺した。遺体は何ヶ月かして、雪が融け、発見された
時は野犬に食われたか、腐乱死体で、手足がバラバラ
だった。それを聞いて、私は自殺を思いとどまった。

美しい死に方なんて無い。


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1/17 虚無僧 71日目 雪の日は

2011-01-18 09:08:47 | 虚無僧日記
1/17 「雪の朝 ( あした ) は 裸で洗濯」という諺?が
あるそうだ。そういえば 昨日の朝 5時「朝起会」に
向かう時、汗ばむくらいだった。

夕刻、ようやく雪も止んだので、歩いて名古屋駅に
向かった。草履はすべるので 下駄にした。下駄は
便利だ。雪の上もすべらず歩ける。

 「初雪や、二の字 二の字の 下駄の跡」

天蓋も便利。時折、街路樹や電線に降り積もった雪が
バサッと落ちてくる。天蓋は、夏は日よけ、冬は雪よけじゃ。

月曜日で大雪、車も人も少ない。それでも名古屋駅は
若者がいっぱい。夜10時を過ぎると、さすが冷えてきた。
指先や足が痛い。駅のコンコースをひと周りしてくる。
すると、歩いている私に、滋賀県から来たという男性、
高校生の男子、そして若い女性が、近寄ってきて、私に
手を合わせ、小銭を差し出してくれる。ありがとうござい
ます。感謝、感謝。

帰りがけには、琴のYさんに出会った。バスが来るまで
時間があるとのことで、ミスタードーナッツでコーヒーを
ご馳走になった。懐寒くとも 心は温かくなった。


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