現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

二重被爆者は世界一不運?

2011-01-27 00:07:03 | 虚無僧日記
英BBCお笑い番組、二重被爆者を「世界一運が悪い男」(朝日新聞) - goo ニュース

英BBCテレビのお笑いクイズ番組で、広島と長崎で被爆した
「二重被爆者」の故山口彊さんを「世界一運が悪い男」などと
笑いの種にしたということで、日本政府が抗議し、BBCが
謝罪した件。「gooニュース」で、番組の詳細を伝えている。

その詳細は省略するとして、その一部に、「広島と長崎の二度も
原爆に遭ったのは“不運”だが、90歳まで生きられたのは“幸運”」
「コップの中に水が半分しかない」と見るか「まだ半分もある」と
見るか、というような話しも されていた。

この点については、私もそう思う。笑われたことは、ドーナツの
穴だが、二度も原爆に遭った方が「不運か幸運か」を考えさせて
くれたことは、私にとってドーナツの実だ。

そもそも、山口さんのことを私は知らなかった。(二重被爆者が
何人かおられることは、小説などで知っていたが)。山口さんは、
最晩年になって名乗りで、映画化もされたそうだが、日本人の
多くも知らなかったようだ。原爆は日本人の中でも風化しつつある。
それをBBCが取り上げ、喚起してくれたのだ。

さらに、記者は、「日本とイギリスでの“ 笑い ”に対する感覚の
違いに触れている。「イギリスのコメディは、世の中の現実をありの
ままに赤裸々に語ろうとする。世の中の様々な“ 負 ”を、アイロニー
(皮肉)を通じて浮き彫りにしようとする手段です」と。


「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

クリックお願いします。日記@BlogRanking 



葬儀も結婚式もネットで参加

2011-01-27 00:06:43 | 虚無僧日記
これが未来の常識に? 遺影写真を預ける「遺影バンク」、2月にスタート(マイコミジャーナル) - goo ニュース


なにやら ようわからんが、パソコンを通じて、遺影写真を
生前に預けておく会社「アスカネット」がスタートするらしい。
イェイ!
写真だけでなく、メッセージや家系図、自分史、友人住所録、
日記など、家族へ自分の意思を遺すこともできるとのこと。

家族と疎遠の独居老人となる私としては、死んだ時、娘たちが
来ても、写真など どこにあるか、わからんだろうし、これはいい。
メッセージや私の履歴、死亡通知を送る住所なども登録しておける。

こうなりゃ もう、葬儀場で葬儀をやらなくとも、ネットで配信して、
各自パソコンで見てもらえば、それでいいか。

そういえば、もう15年も前、娘のオーストラリアでの結婚式を
私はインターネットで見たのだった。まだ 私はパソコンなんか
持っておらず、知人がプリントアウトして送ってくれたのだった。
あの時「 時代は変わる 」と予感したものだった。

やがて、結婚式も葬式もネット配信で、関係者は 自宅で居ながらに
参加してもらえるようになるか。いいね。


「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

クリックお願いします。日記@BlogRanking