日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

「オヤジ臭」にも理由がある

2005-06-04 12:05:16 | ライフスタイル
昨日のエントリーにコメントを下さった「兵庫県の某職員」さま。
ありがとうございます。
実は、貴乃花親方の姿を見たとき「それだけは・・・ヤメテ!」とテレビに向って言ってしまいました。
中川大臣の下着のランニングシャツが透けて見えたのに続き、2日連続の「それだけは、ヤメテ!」でした(笑)。
それ以上に気になったのは、表情です。
親方であり自分の父親が亡くなっているというよりも、「どこか他所他所しい」というか「わが心ここにあらず」という風情に見えたのです。

しばらく前の毎日新聞に暮らしWORLD・からだ百科:美も健康も人体常在菌しだいと言う記事を見つけた。
どうやら「オヤジ臭」にもそれなりの理由がありそうである。

「抗菌・防菌効果のある商品」が、世に出始めてどのくらい経つのだろうか?
以前は洗剤等が中心だったが、今では洋式便座は当然、ハンカチや下着、冷蔵庫の取っ手などにも施されるようになっていた。
以前、ブログでも書いているのだが「今の日本人には『ほどほど』感」というモノが、なくなってきているような気がする時がある。
「徹底的に菌を排除する」という姿勢が、これらの商品から見て取れる。
と言うよりも「抗菌・防菌効果商品」を使うことで、本来の「清潔」という行為ではなく「したつもり感覚」というのであろうか?
そんな気がしないわけでもない。

もう一つ気になるのが、この記事にもあるように「過度な除菌は、肌をいためる」ということ。
2・3年前でしたか?「顔に菌が住みついている」と話題になりました。
その頃は、毎日といっていい程どこかの雑誌やテレビ番組などで、取り上げられていたような・・・。
このときも「徹底した洗顔は、肌荒れの元」と言われて、沈静化したと思う。
その反面、若い女性に広がる「水虫」という話も聞いた。
どこか「バランスが崩れている」ということだろうか?

まぁ、いずれにしても余り過敏にならず上手に付き合いたいものですね。

この記事で紹介されている「オヤジ臭」対策について。
海外旅行などのお土産でいただいたミニチュアのフレグランスなど、使わずに放置しているとドンドン劣化してしまう。
そこで、シャツを着る前に霧吹きに数滴落とし、霧をシャツに吹いてから(生乾き程度のしっとり感)着ると、気化熱がおきてクーラーなしで着替えることが出来ますし、1日中ふんわりと香りを身に纏っているような感じになります。
室温40℃以上の名古屋で、「クーラー無し生活」をするための知恵です。
コロンの苦手な方でも、大丈夫です。
ただし、柔軟仕上げ剤を使っている場合は香りが混ざり合ってしまうので、お勧めしません。