日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

大人だから「癒されたい~」

2005-06-24 21:23:28 | トレンド
あけさとさん、コメントありがとうございました。
本当に、「子育てには難しい時代」ですね。
気になることは、「大人が大人になっていない」という感じがすることが多くなったことです。
どうなってしまうのでしょう?
そして、トラックバックをいただいた弥縫録さん、ありがとうございました。
人生そんなに簡単に「勝ち・負け」と分けれるものではないと思うのですが・・・。
この単純な感覚の大人が増えることに、危機感を持っています。

朝日新聞のWEB版にカメ形おもちゃで大人の「癒やし」 タカラが発売へと言う記事がUpされている。
ここ数年、雑誌などで「癒し」という言葉をよく目にする。
もちろん、雑誌などの活字媒体だけではなくテレビの番組などでも特集されたりしている。

そのような「癒し市場」は、拡大し続けているようだが昨年あたりから「癒しグッズ」と呼ばれる商品が、売れ始めているらしい。
寝具メーカー「ロフティー」が玩具メーカー「トミー」と共同開発し、販売している「ユメル」と言う商品は、世代を超えて人気だと言う。
人が一番「癒される時間」が「睡眠」であると考えると、「ロフティー」の試みは寝具メーカーとして当然なのかも知れない。
むしろ、「寝具メーカー」というよりも「癒し創造メーカー」なのかも知れない。

もちろん、このような玩具だけではなく、街のあちらこちらに「癒し」を提供している場所はある。
一番お手頃で、馴染みのあるのは「マッサージ」ではないだろうか?
それも、昔ながらの「鍼灸医院」というよりも「○○式マッサージ」と言われるものが、流行である。
一時期、若い女性の間で流行したのはインドの「アーユルベーダ」だった。
人によっては「スターバックス」や「タリーズ」といったチョッと洒落たカフェで、一息つくのが一番の癒しだと感じているかも知れない。
親しい友人や家族で過ごす時間が、一番の癒しとなっていると言う人もいるだろう。

現在「うつ病」等、精神的な病を持っている人たちが数多くいる。
だからこそ「癒し」の時間とグッズが必要なのだろう。