日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

悩みは同じ・・・「むにゅ」おなか

2006-10-08 22:05:19 | マーケティング
「スキンケアとテクノロジー」にコメントを下さった、ひろさん、lupinさんありがとうございました。
ひろさんが指摘されているように、フジフィルムの化粧品・健康サプリメントを通販でするには、その告知=宣伝がポイントになっていくと思います。
むしろ、全国にあるDEP店にサンプルやカタログを置くなどして、商品の認知度を上げるとかする必要があると思います。確かにインターネット通販は一般化し、企業の大小関係なく少コストで売上を上げることが出来ますが、化粧品等は「使用感」等が購入の決めととなりますから、通販だけに頼るのは新規商品としては大変だと思います。
そして「プラチナ・スキンケア」に力を入れているlupinさんのご指摘、ありがとうございます。テレビCMなどを注意してみていると、本当にDHC社の「プラチナ」商品が目に付きます。サプリメントまであるのには、チョッとビックリというか、金属体に溜めて大丈夫?と思ってしまいます。昨今はやっている「デトックス」に反するのではないかと・・・。

今日の毎日新聞に、興味深い記事が掲載されていた。
おなか:9割以上たるみ悩む 女性の「美腹」意識、切実 「むにゅっ」の瞬間に嫌悪感だ。
この秋、女性下着メーカーが揃って力を入れているのが、「おなか」だ。
アンケート調査をしたワコールは「おなかウォーカー」という商品を出した。
1枚5000円を越すガードルとしても決して安くない商品なのだが、ヒットの兆しがあるようだ。
もちろん、ライバル企業トリンプも「スピードシェイパー」という商品を出している。
ただ、ワコールの「おなかウォーカー」は、「1日6000歩 歩るくことで自然にウエスト周りに捻りの運動を加える」という、これまでの「締めて・上げる」というガードルとは違う発想の商品だということだろう。

これまでも、通販カタログの「美容」ページ(下着の頁ではない)でも、「ハイウエストで、マッサージ効果のあるソフトガードル」という商品がある。
頁レイアウトなどを見ても、女性の多くが興味・関心があるということが良く分かる。
その意味で「目的をもった商品」が、注目されているということだろう。
スキンケアなども、「美白」「保湿」など「効果・目的を謳った商品」が、ヒットしている。
マーケティングの基本に忠実な商品開発ということになる。

この「おなかウォーカー」女性向に作られているのだが、来年あたりには「おなかウォーカーHOM」として男性向け商品が登場するかも知れない。