日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

ますます肩身が狭くなる喫煙者

2006-10-23 21:00:50 | トレンド
産経新聞のWEBサイトにAIU保険、“禁煙宣言”で火災保険割引に という、記事が掲載されていた。

確か、火事の原因の1位は「不審火」だったと思う。
2位か3位くらいに「寝タバコ」が、あったのではないだろうか?
決して少ない件数ではない。
ただ、年々トータル的な喫煙者数は、減少傾向にあると思う。
問題となっているのは、若年層における喫煙が増える傾向にあることだった、と思うのだが・・・。
他にも増加傾向にあるのは、女性だったと記憶している。

喫煙の問題は、以前から取りざたされている。
生活習慣病の原因の一つといわれ、「喫煙の有無」によって保険料が変わるという、生命保険商品もあったように思う。
「それが遂に、火災保険まで・・・」という感じがする。
そこで気になるのが、世帯主はタバコを吸わなくても家族、特に中高校生が親に隠れてタバコを吸っているという場合だ。
保険契約者である親はタバコを吸わないのに、子供の寝タバコによって火事になった場合は、どうなるのだろう?
記事内容からすると、保険の支払い対象とはならないようだが。
もちろん、中高校生の喫煙は禁じられている行為だが、社会全体が暗黙の了解のようになりつつある。
とすれば、記事中にあるような「禁煙の意識を高め、推進する」というよりも、中高校生の喫煙の抑止効果があるようにも思える。
本当のトコロはどうなのだろう?

そしてこの記事を読んで思ったことなのだが、自動車保険の引き受けにも「飲酒をしない(体質的にお酒が飲めない)」という条件で、保険料が安くなる日が早晩やってくるかも知れない。