休日の1日、FMラジオを聞いていても余りクリスマスらしさを感じない。
ラジオでは、それなりにクリスマス・ソングが流れているのに、全体の曲調が明るい雰囲気ではないような気がするのだ。
そんな時、フッと思い出したのが24年前にヒットした「Do They Know It's Christmas?」だった。
ご存知の方も多いと思うのだが、この楽曲が作られた頃、アフリカ、特にエチオピアなどでは大飢餓が起き、毎日物凄い数の子供たちが亡くなっていた。
その子供たちを救おう!と言うことで、作られたのがこの楽曲だった。
翌年には「Live Aid」へと発展していく、ロックミュージシャンたちの活動なのだが、その時集まった義捐金は、瞬く間に消え去ってしまった。
その後、積極的に欧州を中心に始められるようになったのが「フェアトレード」だった。
「フェアトレード」そのものに興味がない方でも、今年女性の間に大人気となった「シアバター」などは、その「フェアトレード」の代表的なモノだといえば、身近に感じられるかも知れない。
その「フェアトレード」の動きは、ファッションの世界を動かしつつあり、伝統的なモノを作るだけではなくなりつつある。
ヴォーグが新進デザイナーとのコラボレーションの企画をしたり、若年層を中心に人気のあるブランドがジョイント企画をしたりして、話題にもなった。
もちろん、それまでの「民芸」的なモノではなく、製品としての品質も要求されるのだが、そのような中から彼女たちの多くは「お金を稼ぐこと」の大変さや、やりがいを見つけていると言う。
そして、今の日本の経済状況は急激な円高で、輸出産業は大変な状況に陥っている。
ならば、輸入産業に目を向けることで、今の経済状況を打開すればよいのでは?と、思ったのだ。
その中でも「フェアトレード」と言う方法は、相手国の生産者にとってもメリットが高く、何よりも経済的自立を支援することが出来る。
日本の繊維産業などは、中国産などに押され「絶滅危惧産業」となりつつあるが、そのような業種こそこ、綿花や獣毛を積極的に輸入出来るのでは?と、思ったのだ。
綿花なども、真っ白に漂白されたものである必要はない。
むしろ今は「オーガニックコットン」のほうが、人気も高く価格も高い。
と同時に、日本の農業技術などの支援も、同時に行うと言うことも考えるコトで、単なる「フェアトレード」と言う「品物の売買」と言う関係から、より深い関係を築くことが出来るのでは?
まだまだ、日本の経済が世界の人たちに贈れるモノは、様々にあるのでは?と・・・クリスマスソングを聞きながら思ったのだった。
Kotaro Oshio - Merry Christmas Mr. Lawlence (PV)
押尾コータローさんのギターが、私からの皆様への「クリスマスギフト」です。
ラジオでは、それなりにクリスマス・ソングが流れているのに、全体の曲調が明るい雰囲気ではないような気がするのだ。
そんな時、フッと思い出したのが24年前にヒットした「Do They Know It's Christmas?」だった。
ご存知の方も多いと思うのだが、この楽曲が作られた頃、アフリカ、特にエチオピアなどでは大飢餓が起き、毎日物凄い数の子供たちが亡くなっていた。
その子供たちを救おう!と言うことで、作られたのがこの楽曲だった。
翌年には「Live Aid」へと発展していく、ロックミュージシャンたちの活動なのだが、その時集まった義捐金は、瞬く間に消え去ってしまった。
その後、積極的に欧州を中心に始められるようになったのが「フェアトレード」だった。
「フェアトレード」そのものに興味がない方でも、今年女性の間に大人気となった「シアバター」などは、その「フェアトレード」の代表的なモノだといえば、身近に感じられるかも知れない。
その「フェアトレード」の動きは、ファッションの世界を動かしつつあり、伝統的なモノを作るだけではなくなりつつある。
ヴォーグが新進デザイナーとのコラボレーションの企画をしたり、若年層を中心に人気のあるブランドがジョイント企画をしたりして、話題にもなった。
もちろん、それまでの「民芸」的なモノではなく、製品としての品質も要求されるのだが、そのような中から彼女たちの多くは「お金を稼ぐこと」の大変さや、やりがいを見つけていると言う。
そして、今の日本の経済状況は急激な円高で、輸出産業は大変な状況に陥っている。
ならば、輸入産業に目を向けることで、今の経済状況を打開すればよいのでは?と、思ったのだ。
その中でも「フェアトレード」と言う方法は、相手国の生産者にとってもメリットが高く、何よりも経済的自立を支援することが出来る。
日本の繊維産業などは、中国産などに押され「絶滅危惧産業」となりつつあるが、そのような業種こそこ、綿花や獣毛を積極的に輸入出来るのでは?と、思ったのだ。
綿花なども、真っ白に漂白されたものである必要はない。
むしろ今は「オーガニックコットン」のほうが、人気も高く価格も高い。
と同時に、日本の農業技術などの支援も、同時に行うと言うことも考えるコトで、単なる「フェアトレード」と言う「品物の売買」と言う関係から、より深い関係を築くことが出来るのでは?
まだまだ、日本の経済が世界の人たちに贈れるモノは、様々にあるのでは?と・・・クリスマスソングを聞きながら思ったのだった。
Kotaro Oshio - Merry Christmas Mr. Lawlence (PV)
押尾コータローさんのギターが、私からの皆様への「クリスマスギフト」です。