毎日新聞のWEBサイトにみんなのニュース:「ムーニー」CM曲がママの間で人気 制作したのは独身電通マン
という記事が掲載されている。
このテレビCMがスタートしたのは、初秋の頃だったと思うのだが、初めて見たときの印象は「そうなんだよね、お母さんの気持ちって!」というモノだった。
出産歴が無い私であっても、何人もの友人たちの出産を見てきた。
初めての妊娠で流産してしまった友人、双子の赤ちゃんを授かった後輩、出産後赤ちゃんに障害があることが分った友人もいた。
みんな子育てに不安を持ち、その成長を楽しみにし、一生懸命に毎日を赤ちゃんと過ごす友人たちの姿は「カッコ良いな~。素敵だな~」と思ったことが何度もあった。
もちろん、育児はそんな生易しいものではないコトもそんな友人たちは教えてくれた。
そんな友人たちの姿を見てきたから、「お母さんの気持ちって、そうなんだよね!」と、共感できたのだった。
テレビCMは、あくまでも「商品を売るために作られる」モノだが、「商品を売る」ためには、その商品を購入する人たちから共感を呼ばなくては、その役割を果たしているとはいえない。
この「ムーニー」のCMは、歌も共感性を呼ぶ部分が高いのだがCMそのもの。
特にアニメーションのCMは、赤ちゃんの成長をよく観察し、お母さんの気持ちを表現していると思う。
「寝返りを打つ・ハイハイをする・タッち(掴まり立ち)、あんよ(掴まり歩き~ひとり歩き)、離乳食から普通の食事」など、毎日が成長の日であり、毎日が記念日のようなモノ、と言うコトをよく現している。
だからこそ、子育てママたちから高い共感を生んでいるのではないだろうか?
そして改めて考えるのは、このCMを作ったのが独身男性だということだ。
このCMを作るにあたり、実際子育て真っ最中の友人宅に泊り込み「子育て観察・体験」をしている。
実際の「子育て」というモノを、体験し観察することで「お母さんの不安や喜び」を理解し、表現することが出来ているのだ。
しかしマーケティングと言う視点から考えれば、当然のことなのかも知れない。
むしろ「基本中の基本」だといえるかも知れない。
最近のテレビCMには「仕様や機能が素晴らしいでしょ!」とか「今は、これが流行り。持っていないと時代遅れだよ」的な、作り手側の主張が強いモノが多いように感じる。
商品のCMにしろ、企業CMにしろ「受け手=生活者に対して、共感性を呼ぶ」内容が無くては、印象には残らないし、支持を受けることも出来ない。
その意味で、このCMは「基本の大切さ」を思い起こさせてくれた。
という記事が掲載されている。
このテレビCMがスタートしたのは、初秋の頃だったと思うのだが、初めて見たときの印象は「そうなんだよね、お母さんの気持ちって!」というモノだった。
出産歴が無い私であっても、何人もの友人たちの出産を見てきた。
初めての妊娠で流産してしまった友人、双子の赤ちゃんを授かった後輩、出産後赤ちゃんに障害があることが分った友人もいた。
みんな子育てに不安を持ち、その成長を楽しみにし、一生懸命に毎日を赤ちゃんと過ごす友人たちの姿は「カッコ良いな~。素敵だな~」と思ったことが何度もあった。
もちろん、育児はそんな生易しいものではないコトもそんな友人たちは教えてくれた。
そんな友人たちの姿を見てきたから、「お母さんの気持ちって、そうなんだよね!」と、共感できたのだった。
テレビCMは、あくまでも「商品を売るために作られる」モノだが、「商品を売る」ためには、その商品を購入する人たちから共感を呼ばなくては、その役割を果たしているとはいえない。
この「ムーニー」のCMは、歌も共感性を呼ぶ部分が高いのだがCMそのもの。
特にアニメーションのCMは、赤ちゃんの成長をよく観察し、お母さんの気持ちを表現していると思う。
「寝返りを打つ・ハイハイをする・タッち(掴まり立ち)、あんよ(掴まり歩き~ひとり歩き)、離乳食から普通の食事」など、毎日が成長の日であり、毎日が記念日のようなモノ、と言うコトをよく現している。
だからこそ、子育てママたちから高い共感を生んでいるのではないだろうか?
そして改めて考えるのは、このCMを作ったのが独身男性だということだ。
このCMを作るにあたり、実際子育て真っ最中の友人宅に泊り込み「子育て観察・体験」をしている。
実際の「子育て」というモノを、体験し観察することで「お母さんの不安や喜び」を理解し、表現することが出来ているのだ。
しかしマーケティングと言う視点から考えれば、当然のことなのかも知れない。
むしろ「基本中の基本」だといえるかも知れない。
最近のテレビCMには「仕様や機能が素晴らしいでしょ!」とか「今は、これが流行り。持っていないと時代遅れだよ」的な、作り手側の主張が強いモノが多いように感じる。
商品のCMにしろ、企業CMにしろ「受け手=生活者に対して、共感性を呼ぶ」内容が無くては、印象には残らないし、支持を受けることも出来ない。
その意味で、このCMは「基本の大切さ」を思い起こさせてくれた。