中日新聞のWEBサイトのトップに、巨額余資ため込み大量人員削減 自動車など大手16社集計と言う記事があった。
そして今日、トヨタの元気の象徴とされる名古屋駅前の「ミッドランドスクエア」まで、非正規雇用者などの人たちがデモをした(動画ニュースあり)。
いつの頃からか、「企業は株主のモノ」と言われるようになってしまった。
確かに、株主は企業に資金を提供しているのだが、だからと言って「企業が株主のもの」ではない。
あくまでも、企業活動を支援しているに過ぎない。
ところが「もの言う株主」や自己利益だけを追い求めるファンドの登場が、必要以上に「配当」を求めるようになってしまった。
そこで、多くの企業がとった方法が「内部保留を高める」と言う方法だった。
結果、内部留保は増えつづけトヨタなどは、昨年だけ2兆円近くの内部留保を確保することが出来ている。
ところが、リーマンショックを引き金に、アメリカ発の世界同時金融不安が襲った。
それによる、急激で止まることを知らない円高で、トヨタをはじめとする輸出関連大手企業は、軒並み営業利益が赤字に転落しそうだ。
そこで、企業が取った方法が減産と、非正規雇用者(いわゆる「派遣切り」)を対象としたリストラだ。
実際、今日名古屋駅で行われた非正規雇用社員のデモでも「一部内部留保を、非正規雇用者のために使って欲しい」と言う声があがっていた。
いざ企業が倒産と言う「危機的状況」が起きた時、内部留保が多ければその危機を軽減できる。
とすれば、今がその時なのでは?
決して内部留保の総てを吐き出せ、と言っているのではない。
内部留保の一部を、非正規雇用者だけを対象と言うのではなく、何らかの方策を打ち出すと言うことなのだ。
「損して得取れ」と言うコトなのだ。
「企業は株主のためにある」のではなく、ステークホルダーのためにあるのだ。
そのステークホルダーとは、一体誰なのか?
改めて考える時なのではないだろうか。
そして今日、トヨタの元気の象徴とされる名古屋駅前の「ミッドランドスクエア」まで、非正規雇用者などの人たちがデモをした(動画ニュースあり)。
いつの頃からか、「企業は株主のモノ」と言われるようになってしまった。
確かに、株主は企業に資金を提供しているのだが、だからと言って「企業が株主のもの」ではない。
あくまでも、企業活動を支援しているに過ぎない。
ところが「もの言う株主」や自己利益だけを追い求めるファンドの登場が、必要以上に「配当」を求めるようになってしまった。
そこで、多くの企業がとった方法が「内部保留を高める」と言う方法だった。
結果、内部留保は増えつづけトヨタなどは、昨年だけ2兆円近くの内部留保を確保することが出来ている。
ところが、リーマンショックを引き金に、アメリカ発の世界同時金融不安が襲った。
それによる、急激で止まることを知らない円高で、トヨタをはじめとする輸出関連大手企業は、軒並み営業利益が赤字に転落しそうだ。
そこで、企業が取った方法が減産と、非正規雇用者(いわゆる「派遣切り」)を対象としたリストラだ。
実際、今日名古屋駅で行われた非正規雇用社員のデモでも「一部内部留保を、非正規雇用者のために使って欲しい」と言う声があがっていた。
いざ企業が倒産と言う「危機的状況」が起きた時、内部留保が多ければその危機を軽減できる。
とすれば、今がその時なのでは?
決して内部留保の総てを吐き出せ、と言っているのではない。
内部留保の一部を、非正規雇用者だけを対象と言うのではなく、何らかの方策を打ち出すと言うことなのだ。
「損して得取れ」と言うコトなのだ。
「企業は株主のためにある」のではなく、ステークホルダーのためにあるのだ。
そのステークホルダーとは、一体誰なのか?
改めて考える時なのではないだろうか。