日経新聞をはじめとする新聞各紙のWEBサイトには、「円高、88円台・・・」という内容の記事が掲載されている。
もちろんこの背景にあるのは「ビッグ3の救済策が不調に終わり、アメリカ経済の先行き不安」があるからだ。
アメリカ経済の崩壊(と、言ってしまってもよいだろう)によって、日本の「輸出関連企業」は、深刻な「円高ダメージ」を受けている。
それが「トヨタ・ショック」であったり、大手企業の「派遣切り・期間雇用社員切り」、「内定取り消し」となっている。
もちろん、先日支給されたはずのボーナスも、前年比減になっているようだ。
そんな経済状況を考えると、本当に日本という国は「物を輸出している国」だという気がする。
「気」だけではなく、現実そうなのだが・・・このような状況ばかりを憂いていても仕方がないような気もするのだ。
たとえば同じ「輸出をする」にしても「物」ではなく、「モノ」であれば、また違ってくるのでは?と、考えたりするのだ。
「物=製品・商品」を輸出するのではなく、「モノ=技術や知的財産」を輸出するという意味だ。
日本の製造業=モノ作りは、とても高い技術を持っている。
それだけではなく、省エネや環境技術という部分でも非常に高いと言われている。
クルマを輸出するのではなく、ハイブリッド車の技術を輸出するという発想の転換というコトなのだ。
それでは、日本の雇用に結びつかないと考えるのではなく、日本国内においては全国各地にそのような技術開発・研究所を作り人材を確保・育成させる。という方法だ。
あまりにも机上の理論過ぎて、現実味がないように思われるかも知れないが、日本の根幹である「モノづくり」というのは、単なる「製造業」ではないはずだ。
一部の研究者だけが、技術開発をしているのではなく、様々な技能を持った「職人さん」もいることで、成り立ってきたように考えるのだ。
とすれば、そのような人材確保を考えるのなら、ある特定の地域にこだわる必要はないように思うのだ。
むしろ、「伝統工芸」と呼ばれるような高度な工芸技術と自社の技術が融合できるのであれば、その土地で技術開発をしたほうがよいのではないだろうか?
現在、リストラの対象となっている「派遣社員」や「期間雇用社員」と呼ばれる人たちの多くは、働く場所がない地方出身者だ。
とすれば、そのような地方にこそ「技術開発所」となる施設を積極的に作るというのも、ひとつの方法だろう。
今や「右へならへ」の製品作りでは、世界は見向きもしない。
ここの企業の独特の魅力あるモノ作りでなくては、意味がないのだ。
「世界でこの企業でしか作れない(=創れない)モノ」を世界に出すために、製品や商品ではない「モノ」を輸出するコトで、この円高を乗り切る必要があると思うのだ。
そのためには、日本の持てる総ての力を総動員するべきではないだろうか?
経営のプロと呼ばれる方には、「何をバカなことを」と言うお叱りを十分受けることを分った上で、あえて机上の理論を述べさせてもらった。
もちろんこの背景にあるのは「ビッグ3の救済策が不調に終わり、アメリカ経済の先行き不安」があるからだ。
アメリカ経済の崩壊(と、言ってしまってもよいだろう)によって、日本の「輸出関連企業」は、深刻な「円高ダメージ」を受けている。
それが「トヨタ・ショック」であったり、大手企業の「派遣切り・期間雇用社員切り」、「内定取り消し」となっている。
もちろん、先日支給されたはずのボーナスも、前年比減になっているようだ。
そんな経済状況を考えると、本当に日本という国は「物を輸出している国」だという気がする。
「気」だけではなく、現実そうなのだが・・・このような状況ばかりを憂いていても仕方がないような気もするのだ。
たとえば同じ「輸出をする」にしても「物」ではなく、「モノ」であれば、また違ってくるのでは?と、考えたりするのだ。
「物=製品・商品」を輸出するのではなく、「モノ=技術や知的財産」を輸出するという意味だ。
日本の製造業=モノ作りは、とても高い技術を持っている。
それだけではなく、省エネや環境技術という部分でも非常に高いと言われている。
クルマを輸出するのではなく、ハイブリッド車の技術を輸出するという発想の転換というコトなのだ。
それでは、日本の雇用に結びつかないと考えるのではなく、日本国内においては全国各地にそのような技術開発・研究所を作り人材を確保・育成させる。という方法だ。
あまりにも机上の理論過ぎて、現実味がないように思われるかも知れないが、日本の根幹である「モノづくり」というのは、単なる「製造業」ではないはずだ。
一部の研究者だけが、技術開発をしているのではなく、様々な技能を持った「職人さん」もいることで、成り立ってきたように考えるのだ。
とすれば、そのような人材確保を考えるのなら、ある特定の地域にこだわる必要はないように思うのだ。
むしろ、「伝統工芸」と呼ばれるような高度な工芸技術と自社の技術が融合できるのであれば、その土地で技術開発をしたほうがよいのではないだろうか?
現在、リストラの対象となっている「派遣社員」や「期間雇用社員」と呼ばれる人たちの多くは、働く場所がない地方出身者だ。
とすれば、そのような地方にこそ「技術開発所」となる施設を積極的に作るというのも、ひとつの方法だろう。
今や「右へならへ」の製品作りでは、世界は見向きもしない。
ここの企業の独特の魅力あるモノ作りでなくては、意味がないのだ。
「世界でこの企業でしか作れない(=創れない)モノ」を世界に出すために、製品や商品ではない「モノ」を輸出するコトで、この円高を乗り切る必要があると思うのだ。
そのためには、日本の持てる総ての力を総動員するべきではないだろうか?
経営のプロと呼ばれる方には、「何をバカなことを」と言うお叱りを十分受けることを分った上で、あえて机上の理論を述べさせてもらった。