初めて「プリウス」車両のタクシーを見たのは、おそらく今年の始め頃だったと思う。
それから、半年以上が過ぎて最近では「プリウス・タクシー」を見るのが、普通になってきた。
この様な傾向が見られるのは、名古屋だけなのだろうか?
東京や大阪などへ出かけることが、ないので状況がわからないのだが、本当に短期間で「プリウス・タクシー」が増えているような気がしている。
この「プリウス・タクシー」だが、初めて見たのは名古屋の某大手タクシー会社の車両だった。
それが最近では、某大手タクシー会社だけではなく個人タクシーでも見かける様になった。
しかも初めて見たときの車両の色は、黒で何となく高級感というか、「他のタクシーとは違うんだぞ!」という雰囲気があった。
それが、最近では黒だけでは無くメタリックグレー(と言うのだろうか?)の車両も見かける様になってきた。
屋根にタクシーの電灯がなければ、タクシー車両だとはわからない。
おそらく一般車両をタクシーに転用しているのでは?と、考えている。
ところで、この「プリウス・タクシー」が増えると、どんな社会変化が起きるのだろう?
まず、ハイブリッド車の車種が急速に増えている、と言う点を考えると、現在タクシー車両として使われている「クラウン」でも、「タクシー仕様のハイブリッド・クラウン」の登場というのも、そう遠い話ではないような気がする。
とすれば、円安でガソリンを始めとする様々な燃料が値上がるなか、ハイブリッド車であれば、その影響は比較的小さいだろう。
もう一つは、「環境に配慮した(タクシー)会社」というアピールにもつながる。
タクシー乗り場で列をなしているタクシーの中で、あえてハイブリッド車のタクシーを選ぶ、と言う生活者がいてもおかしくはない。
実際、ハイブリッド車にはその様な「環境性能」が謳われているので、その様なタクシーが増えることで、わずかでも環境に与えるプラスの影響が出てくるかもしれない。
それが、益々一般向けのハイブリッド車の普及につながる可能性もあるだろう。
タクシーがハイブリッド車にかわる・・・と言うコトは、いろいろな影響を与えることかもしれない。