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「コロナ禍」で求められる人材とは

2021-04-09 20:29:08 | アラカルト

日経新聞の関連サイトに、面白い記事があった。
おそらく、今日あたり新入社員の配属が決まり、来週から新入社員が職場に配属されるという企業もあるだろう。
思わずそんなコトを思い出した記事だった。
日経Biz Gate:仕事ができない高学歴社員はなぜ生まれるか

今年配属される新入社員は、ある意味これまでとは違う経験をしてきた若者、と言ってよいだろう。
「新型コロナ」の感染拡大により、これまでのような「就活」ができなかったと思われるからだ。
そのため、採用する側も様々な方法で「採用試験」をしてきたはずだ。

ということは、もしかしたら「今までにいないタイプの新入社員」が、配属されてくるかもしれない。
まして、「新型コロナ」の影響で、相当採用数を減らした中で、就職を勝ち取ってきた新入社員たちだ。
企業側とすれば、それなりの期待値が高い新入社員たちかもしれない。

そのような社会背景の中で、「就職を勝ち取った」という自負があるとすれば、もしかしたら「相当自己肯定感」が高いかもしれない。
言い方を変えるとすれば「自分がとても優秀である」と、思っているかもしれない。
しかし、日本の企業の場合は「学業が優秀」であっても、「企業が必要だと思う人材」へと変わるコトが求められる。
「企業が必要だと思う人材」というのは、「学業が優秀か否か」というのはさほど関係はない。
むしろ「学業はパッとしなかったが、企業側にとって戦力になる」という社員は多い。
そして、その逆も多い。

紹介記事にあるように「学業優秀」であっても、AIに取って代わられるような職種であれば、その自信は瞬く間に崩れ去ってしまう、という現実がある。
とすれば「企業が必要だと思う人材」とは、AIに取って代わられないような人材、ということになるだろう。
それだけではなく、今のような「コロナ禍の中」で、小さくても社会に希望と呼べるような発想や行動力がある人材、だとも考えられる。
そのためには「今」という時代感がしっかり読み取れる力が、必要だろう。
当然のことだが「コロナ禍」によって、様々な要因によって「困っている人=社会的問題を抱えている人」が、増えてきている。
そのような「困っている人」の問題を解決する発想力のほうが、「学業の優秀さ」よりも求められている、というのが今なのだと思う。




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