■自衛隊関連行事
COVID-19影響により今週末も行事はありません、そこで懐かしい新田原基地航空祭でのファントムの様子と共に昨今のCOVID-19の話題を。
日本国内での第三波とされる大規模な感染拡大が進み、感染者数は軒並み過去最大を更新、30名規模の死者が連日報じられるところではあります。しかし、ワクチン開発が治験から接種の段階に入ったとイギリスとアメリカからの報道が続き、日本国内でも数週間以内、来年はじめにもいよいよ接種が開始され、これこそがまさに待望の朗報といえるでしょう。
mRNAワクチンという核酸利用免疫賦活化方式のワクチンであるCOVID-19ワクチンは、これまでのようなウィルスを希薄化させた生ワクチンとはことなり、ジカ熱やガン治療での特定悪性新生物個別治療化を目指して開発されたもの、これまでの薄めたとはいえ危険なウィルスを用いた生ワクチンとはことなる核酸の特性を利用したワクチン方式です。
mRNAワクチン、聞き慣れないものですがもともとは日本が開発した抗PD-1抗体という免疫治療技術から誕生した概念であり、安全である分、もともとの危険な病原体を薄めた生ワクチンよりも効力が低いため免疫賦活化アジュバント機能を補正する必要があり、これが開発に費用と長期を要した、それにしても神業的迅速ですが、その背景にこうした事情があるもよう。
国会では改正予防接種法が12月2日に可決、CIVID-19ワクチン接種に関する費用負担をすべて国が担い、副作用が科学的に確認された場合の責任と保証を国が担うとともに、全国へ冷蔵倉庫確保を行い、自治体を支援するとともに、ワクチン接種を法定伝染病の強制接種ではなく、国民の努力事項とするなと、我が国の薬事行政では異例の早さといえます。
COVID-19には症状の一つに脱毛が挙げられ、大切な髪を守るためにもワクチン接種が必要ですが、その安全性と技術が元々日本由来技術、接種後感染するリスクは絶無ではないが接種により感染するものではなく、接種後も飛沫感染のリスクが未知数である点、接種することで重篤化は確実に防ぐ治験結果はあります。時間があれば独自治験できるのだが。
イギリスがファイザー社製ワクチンの接種を世界に先駆けて開始しました。厳密にはロシアや中国が自国製ワクチンの接種を開始していますが、これらのワクチンは治験結果などの情報が政治的に90%を越えるなどの発表はありましたが、科学的な治験の結果が発表されておらず、実際に接種開始となったかを含め示されていません。この点でイギリスは。
ファイザー社製ワクチンはイギリス国内において第一段階として80万名分の接種を行い、続いて来年はじめにに4000万名分の接種が開始されます。まず医療関係者、そして高齢者福祉施設入居者への接種を行い、その上で大規模な一般接種を行い、ワクチンによる集団免疫を完成させることでイギリスでの春以来大量死者が続く状況に終止符を打つのが狙い。
アメリカでは国防総省主導でワープスピード作戦のワクチン輸送体制が準備されています、ワクチンの認可とワクチン量産品の納品を"Dデイ"と位置づけ、戦略輸送および戦闘支援という兵站領域の陸軍大将を司令官とし、明日はもとより今この瞬間くるかもしれない"Dデイ"発動に向けダイレクトラインの古典的赤電話を目の前に輸送調整を進めているとのこと。
ワープスピード作戦は、開発されたワクチンに摂氏零下80度の冷凍保存を要するものがあり、アメリカ四軍が有する戦術輸送機やヘリコプター、そして輸送部隊と民間協力会社の輸送力を駆使し、現在のCOVID-19流行禍に終止符を打つべく待機しているといい、国防総省ではワープスピード作戦を、第二次世界大戦以来最大の作戦、と位置づけています。
フランスでもワクチン接種への準備が進んでいるとのことで、こちらはEU欧州連合により欧州全体で3億回分のワクチンを確保しているとのこと。ファイザー工場はアメリカ国内に三カ所、またファイザーワクチンを共同開発したドイツのビオンテックもドイツとベルギーに工場を有しています。これらを空輸するのは、民間貨物航空機の特別機です。
エールフランスなどはアメリカなどのワクチン工場から一機あたり100万回分のワクチンを特別冷凍コンテナに搭載し空輸するとのことで、毎日20機の貨物機が複数回分のワクチンを輸送し、また空港からはフランス国内だけで230カ所のワクチン輸送中継拠点が設置され、全国民への接種を行う、欧州一体とした準備が着実に進んでいるところといいます。
日本の場合は、どのように輸送するのか、なにしろ超低温冷凍コンテナでの輸送が必要です。空輸一つとって日本貨物航空や全日空、そして地方都市への冷凍搬送を日通のような民間業者だけで充分行えるのか、アメリカのワープスピード作戦のように自衛隊が前に出て輸送調整本部を置き輸送を展開するのかは未知数ですが必要ならば先頭に立つべきです。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・今週末の行事なし
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
COVID-19影響により今週末も行事はありません、そこで懐かしい新田原基地航空祭でのファントムの様子と共に昨今のCOVID-19の話題を。
日本国内での第三波とされる大規模な感染拡大が進み、感染者数は軒並み過去最大を更新、30名規模の死者が連日報じられるところではあります。しかし、ワクチン開発が治験から接種の段階に入ったとイギリスとアメリカからの報道が続き、日本国内でも数週間以内、来年はじめにもいよいよ接種が開始され、これこそがまさに待望の朗報といえるでしょう。
mRNAワクチンという核酸利用免疫賦活化方式のワクチンであるCOVID-19ワクチンは、これまでのようなウィルスを希薄化させた生ワクチンとはことなり、ジカ熱やガン治療での特定悪性新生物個別治療化を目指して開発されたもの、これまでの薄めたとはいえ危険なウィルスを用いた生ワクチンとはことなる核酸の特性を利用したワクチン方式です。
mRNAワクチン、聞き慣れないものですがもともとは日本が開発した抗PD-1抗体という免疫治療技術から誕生した概念であり、安全である分、もともとの危険な病原体を薄めた生ワクチンよりも効力が低いため免疫賦活化アジュバント機能を補正する必要があり、これが開発に費用と長期を要した、それにしても神業的迅速ですが、その背景にこうした事情があるもよう。
国会では改正予防接種法が12月2日に可決、CIVID-19ワクチン接種に関する費用負担をすべて国が担い、副作用が科学的に確認された場合の責任と保証を国が担うとともに、全国へ冷蔵倉庫確保を行い、自治体を支援するとともに、ワクチン接種を法定伝染病の強制接種ではなく、国民の努力事項とするなと、我が国の薬事行政では異例の早さといえます。
COVID-19には症状の一つに脱毛が挙げられ、大切な髪を守るためにもワクチン接種が必要ですが、その安全性と技術が元々日本由来技術、接種後感染するリスクは絶無ではないが接種により感染するものではなく、接種後も飛沫感染のリスクが未知数である点、接種することで重篤化は確実に防ぐ治験結果はあります。時間があれば独自治験できるのだが。
イギリスがファイザー社製ワクチンの接種を世界に先駆けて開始しました。厳密にはロシアや中国が自国製ワクチンの接種を開始していますが、これらのワクチンは治験結果などの情報が政治的に90%を越えるなどの発表はありましたが、科学的な治験の結果が発表されておらず、実際に接種開始となったかを含め示されていません。この点でイギリスは。
ファイザー社製ワクチンはイギリス国内において第一段階として80万名分の接種を行い、続いて来年はじめにに4000万名分の接種が開始されます。まず医療関係者、そして高齢者福祉施設入居者への接種を行い、その上で大規模な一般接種を行い、ワクチンによる集団免疫を完成させることでイギリスでの春以来大量死者が続く状況に終止符を打つのが狙い。
アメリカでは国防総省主導でワープスピード作戦のワクチン輸送体制が準備されています、ワクチンの認可とワクチン量産品の納品を"Dデイ"と位置づけ、戦略輸送および戦闘支援という兵站領域の陸軍大将を司令官とし、明日はもとより今この瞬間くるかもしれない"Dデイ"発動に向けダイレクトラインの古典的赤電話を目の前に輸送調整を進めているとのこと。
ワープスピード作戦は、開発されたワクチンに摂氏零下80度の冷凍保存を要するものがあり、アメリカ四軍が有する戦術輸送機やヘリコプター、そして輸送部隊と民間協力会社の輸送力を駆使し、現在のCOVID-19流行禍に終止符を打つべく待機しているといい、国防総省ではワープスピード作戦を、第二次世界大戦以来最大の作戦、と位置づけています。
フランスでもワクチン接種への準備が進んでいるとのことで、こちらはEU欧州連合により欧州全体で3億回分のワクチンを確保しているとのこと。ファイザー工場はアメリカ国内に三カ所、またファイザーワクチンを共同開発したドイツのビオンテックもドイツとベルギーに工場を有しています。これらを空輸するのは、民間貨物航空機の特別機です。
エールフランスなどはアメリカなどのワクチン工場から一機あたり100万回分のワクチンを特別冷凍コンテナに搭載し空輸するとのことで、毎日20機の貨物機が複数回分のワクチンを輸送し、また空港からはフランス国内だけで230カ所のワクチン輸送中継拠点が設置され、全国民への接種を行う、欧州一体とした準備が着実に進んでいるところといいます。
日本の場合は、どのように輸送するのか、なにしろ超低温冷凍コンテナでの輸送が必要です。空輸一つとって日本貨物航空や全日空、そして地方都市への冷凍搬送を日通のような民間業者だけで充分行えるのか、アメリカのワープスピード作戦のように自衛隊が前に出て輸送調整本部を置き輸送を展開するのかは未知数ですが必要ならば先頭に立つべきです。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・今週末の行事なし
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関