北大路機関

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【京都発幕間旅情】近畿日本鉄道21020系特急アーバンライナーnext,新幹線計画運休2日目

2024-08-31 07:00:56 | コラム
■新幹線vs近鉄特急
 近鉄特急がもう少し先まで運行されていたならば。

 新幹線計画運休、本日は二日目となりました。東海道新幹線の名古屋と三島の長い区間が計画運休、もしこれが名古屋と大阪が計画運休というのであれば、このアーバンライナーのような近鉄特急が迂回路となるのですが、名古屋と三島という区間では対応が難しい。

 北陸新幹線、新大阪からサンダーバードか名古屋しらさぎ特急利用で敦賀に出て、敦賀から北陸新幹線で一気に東京に行く経路が代替路線となります、そして名古屋から中央本線特急しなの号で塩尻駅特急あずさ号乗換、一時間に一本の特急という代替路線もある。

 中央本線だと普通列車でも8時間で東京まで到着しますが、豊橋から飯田線特急伊那路利用で中央本線辰野駅にでて中央本線特急という選択肢、混雑を回避するならば北陸新幹線立ち席特急券で上越妙高に出て特急しらゆき号で新潟に出て上越新幹線という経路も。

 しかし、どれも時間がかかるなあ、というのが実感というところで、例えば中央本線特急で延長運転にて、せめて名古屋駅から長野駅というのではなく臨時でも高尾駅、中央特快が運行されているところまで乗り入れれば、東西交通の手段として機能するのに、と。

 近鉄が大阪急行という社名で在った当時は、最終的に名古屋を経て東京まで路線を延長する構想があったといいますので、これが実現していたならば、と20世紀初頭の大阪急行の構想の先進性というものを想うのですが、実際日本の東西交通は新幹線に依存し過ぎた。

 東海道新幹線は、仮に東海地震が発生しますと静岡県内において数カ月単位の運休を余儀なくされる、津波と地震による被害が見込まれているのですから、近鉄の延伸は流石に非現実的としても、直通在来線特急、東日本東海直通特急を今からでも研究すべきと思う。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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