12月28日(水) 雪 午後には 晴れ 寒さが厳しくなる
夕べは雨脚が強く音をたてていたが朝方に雪に変わった
その雪も僅かに雲の流れに合わせ 景色を塗り替えたほど
降る様は見ていないが 平たく湿り気のある雪が地面を白く見せた
午前中は流れ雲から溢れるように舞った雪 風の冷たさか溶けるのが遅い
北の窓から見る裏山の何時もの景色 僅かに雪が残るが何かが違って見えた
モズ! 春から秋に見せる猛々しい姿はどこへ置いたのか
羽毛を膨らませ ススキの穂でこしらえた縁起物のミミズクのよう
それでも僅かに地面の音を聞き分けるのか 盛んに首をかしげる
耳で聞き目を追い草むらの何かを察知 丸くても猛禽類の風貌を見せた
一瞬 落ちるように消え 足で何かを掴み下の枝に戻って キィと声を上げた