4月16日(日) 晴れ 初夏を思わせながら風は冷たい
雨の予報がわけなく晴れに変わった
祭りの幟や灯籠をたてる面々は恙なく周到に
昼を過ぎ 地蔵尊に詣でる賑わいも過ぎた頃山に登った
祭りと云っても屋台がでたり笛太鼓の囃子で賑わうこともない
江戸中頃 天然痘の大流行から子どもを守るため地蔵尊が建てられた
峠の頂きの地蔵尊 小さな方は江戸 もう一つは明治
地蔵の背中と台座には宇山女五人衆が建立とある
お参りを済ませ峠を超えて西に降ると風が冷たい
梢ではホオジロが盛んに声を上げる初夏だ
急傾斜を北に向かいタチツボスミレを見る
家に戻るよう東に不整地を歩く
陽が射す処では ヤマブキが眩しい
3年前の六天様祭りは桜が賑やかだった
今日の桜は既に散り カラマツの枝先が可愛い
疫病神を遠ざけ この一年を安泰で過ごす 感謝