田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

師走 それなりの行事のはじまり

2010年12月05日 | 日記

12月4日(土) 雨上がり  霧    晴れ  温かな一日

昨日は一日中温かく、雨が降っても雪になる気配は無かった。浅間山も雪が溶けてまた、夏の姿を見える可と思っていた。

東の窓の障子を開けると朝陽に照らされた浅間は手前の前掛山まで雪を被っている。うっすらととは云え、今年初めてで浅間山から西北へ連なる山々も皆雪を被っていた。 

午前中はいろいろ片付け物などしていると既に1時が過ぎてしまった。1時半から町の老人福祉センターで講演会がある。『人権を守る町民大会』この町民大会と云うのはいろいろな分野で啓発事業が行われ、それぞれ学習会が年数回行われた集大成となっている。

 

講師は 中野 佐世子さん NHKの手話ニュースを担当し、今では手話通訳士としている方だ。1時30分に始まると云うことできっかりに会場に入ると既に始まっていた? ハンディーを持った人の側から世間を見たことを話をしていく。俺的に納得したのは、以前から手話は何故世界共通が出来ないか?と言うことだった。彼女の話で、手話はそれぞれの生活週間から動作を形にしていると云う。『ご飯を食べるのに、日本では片手に茶碗・もう一方の手に箸 となるが、世界では箸を使う文化は20%、フォークとナイフも20% 残るの60% は手で食べるという』こう言う話を聞くと、手話の語源を調べたくなった。話を聞いているとスンスン引き込まれる。カレンダーの休日色・赤昔と違って朱色になっているのは色弱に対することだとか、何気ない普段の生活環境でも色と形で表されたことがノーマライゼーションにつながっていると言う。講演の最後に彼女の著書紹介があり、早速調べてみるとカラフルな楽しそうな本が並んでいた。久しぶりにためになる講演だったが来場者が少ないのは少々残念と思う。

       

夕方からはたてしなエコ・クラブの今年の活動を顧みる決起大会が開かれた。何を決起するかは兎も角、地産地消を大前提とした持ち寄り料理に舌鼓を打つ。信州でとれる農産物は種々沢山あるが、ここではヒエやアワなど雑穀の話題で盛り上がる。

並べられたものは蕎麦寿司、手前米に大根や小松菜を入れた混ぜご飯、リンゴのカンテ寄せ、ショウガの佃煮、豆類がサマザマに加工されでている。全てを口に入れられることはとうてい無理なこと、せめてメモを取りながら食味を確認すればよかた。

一年間の活動を振り返り様々な話題が繰り返される。このクラブの仲間は心底エコ的なヤツばかりだ。

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2 コメント

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納得しました ()
2010-12-06 17:42:05
山裾さま、こんばんは。

手話が世界共通にならない理由、納得しました。
わたしも不思議に思っていましたので。

カレンダーの朱色、これも知りませんでした。
勉強になりました。

たくさんのごちそう、美味しそうですね。
リンゴの寒天寄せは、リンゴをすりつぶして作るのでしょうか?
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リンゴの寒天寄せ (山裾の人)
2010-12-06 23:12:48
花 さん こんばんわ

手話もいろいろですね。
知っておく方が良いと思い試みましたが全くダメです。
目えない聞こえない人には指文字と云う方法があるそうです。
これは単に相手の手のひらに「ひらがな」を書くだけだと思っていましたが、速記のようなそれなりの表記法があるそうです。

リンゴのゼリー寄せは見て食べた感じでは、リンゴや果物は煮てから使うようです。
今度、持ってこられた Iさん に聞いておきます。
さっぱりしながらも果物の風味が良く際立っていました。

ありがとうございます。
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