田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

閑と忙しさの区別ができない 気忙しさ

2012年06月14日 | 日記

6月13日(水) 晴れ   爽やかな青空が広がる 風が一日中ながれる

このところPCを開と画面に貼り付けた付箋に20日までの予定が眼に入る。会議や集まりなど、取り組むことは言い出した者が先に進めなくてはならないのが世の常か、資料は揃えて印刷を待つものが多い。資料ばかり揃えても肝心なことは皆の考えやヤルキが一つの方向に向かわなくてはどうにもならに。先に進めると云うことでは自然の姿を見ていると真似をしたくなる。

山裾に移り住む時にMがどうしても植えたいと言った梅香卯木、例年より少しだけ遅れたが花を開きだした。透き通った香が風に寄せられて玄関の凹みに溜まる。これほど計算して植えたわけではないが、坂道に沿って植えたことで風との相性が良いのだろうか。天候不順と云われながらも、季節を感じて花を開くのは素晴らしい。また、それを目ざとく感じとって、蜜を吸いに来る虫たち、彼らの感性を見習いたいものだ。

 

日曜日の草刈りで調子がでなかった草刈り機を分解した。エンジンの燃料と空気のバランスが悪いことは青い煙を排気筒から出していたので察しが付く。エアーインテークのカバーを外すとスポンジのフィルターにスラッジが溜まっている。混合燃料特有のものだが、スプレー洗浄して乾くまで待った。その間に先端の刃を外し、更に回転の安定リングを外すと草の繊維か細い糸状のものが絡みついていた。この繊維外して引っ張ってみると指が痛くなるほど丈夫だ。草の繊維ではなく、土手の斜面を保護するネット(テニスコートのネットのようなもの)が張ってあるが、これが千切れて絡みついたものだ。この部分のパーツを全て分解して洗い流しグリスを塗った。グリスガンを持ち出したことで、こんどはエンジンの回転を刃に伝える軸の入っている中にグリスを注入する。全てを組み立ててエンジンを廻す。回転も力強く上がり腹に響く低い音が出るようになった。しかし、手に感じる振動が強いので、2~3カ所刃が欠けてい回転刃はまだ使えるが、ストックの新しい刃と交換した。素晴らしい、振動が収まり回転する軸のブレも収まった。勢いつきもう一台の草刈り機も同じように手入れをした。こちらはエアーフィルターのスポンジが劣化してボロボロになっていた。フィルター交換の課題を残し作業を終えたのは昼になっていた。

エンジン音の煩い音が耳に付いているが、庭を一廻りすると全く音をたてないイトトンボの仲間、ルリイトトンボが俺が覗き込んでいた草むらの脇にそっと置かれるよう止まった。この種のトンボは止まるのも飛び立つのも音がしない。シオカラトンボやアカトンボは小さな身体でも、飛び立つときは“ぶ~ん”と乾いた音をたてる。

夜には 久しぶりに友人夫妻と会食をした。食事を共にしながら田舎暮らしのことから、野菜作り、趣味の話しなど、楽しい一時だった。俺は酒を飲めないのが残念だ。和食でも洋食でも、なんの料理にしても作られた料理に合う酒を口にしながら楽しむと数倍美味いものになるのだろう。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 田舎の要 神社と消防と野の花 | トップ | あ~ぁ 蛇を前にすると ・... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
イトトンボ (会津マッチャン)
2012-06-14 20:11:04
おばんです。
いつも楽しく訪問しています。足跡を残さず済みません。
ホソミオツネントンボのようです。こちらでは産卵も終わり、すっかり姿を消しました。
返信する
ホソミオツネントンボ (山裾の人)
2012-06-14 22:54:00
会津マッチャンさん こんばんわ
いつもありがとうございます。
水色ならばルリ色と安易な発想で・・・・
オツネントンボは冬に家の中で多く見ましたが、春になって姿を見るのが希です。
蝶も少なくその分、畑では虫たちの餌が余り気味です。
ありがとうございます
返信する

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事