田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

浅間山 小噴火

2008年08月10日 | 日記
8月10日 霧 曇り 薄日がでる涼しい一日 

浅間山が未明に噴火の兆候があるとニュースで言っていた。
生憎雲が浅間を隠しているので状況は解らない。
SBC(信越放送)のTVでは未明に山頂で赤く炎をが見える画面を映し出していた。
http://sbc21.co.jp/news/index.cgi?page=seventop&date=20080810&id=0137225&action=details

登山も今までより危険区域が広がったので制限されているようだ。
浅間山の噴火は数十年前菅平に来ていたときにも同じような規模の噴火があったことがある。
箇々山裾から見る浅間山は頂上付近が見えてあとは軽井沢の町の上をなだらかに裾野が広がるようにみえる。
北風だと雲煙が南に靡くのでこちらからも見えるが南からの風が吹いていると全く噴煙を見ることはできない。
この山は大昔は大きな山だったが大爆発で上が吹っ飛び今では外輪山が残っているという。
気象庁の記録では西暦685年からの爆発の記録が残っている。
http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/306_Asamayama/306_rireki.html

最近の爆発は2004年9月1日昼頃だったか、ここ山裾からもよく見ることができた。
空には雲一つない快晴で噴煙がモクモクと此方に向かってくるようで興奮した。
数日前から小噴火がつづいて何時か何時かと待っていた時だったが、灰もだいぶ飛んできたことがあった。

       《2004年9月1日の浅間山の噴火・連続3回の爆発だった》

今日は涼しかったのでなんとなくからだが思うように動かないと贅沢な話だ。
熱いと言っては外に出ず、寒いと言うことで家にいる・・・・
身体が怠いからムリをすることぁないと自分に言い訳を聞かせながら読書に充てた。

グラブラしていると3時過ぎにはだいぶ涼しさが増してきて、向かいの畑で耕運機の音がする。
近年何も作っていない畑だが、お盆の前になるとトラクターをいれて草を鋤込むように耕耘する。
作業をするのは決まってI家の本家、爺様が同じように古色蒼然としたトラクターを動かす。
祖先から受け継いだ畑皆が帰って来るお盆に草ボウボウでは申し訳ないと言っていた。
其れにしてのトラクター共々元気で作業が続けられるのが素晴らしい。


今日の夜のニュースでは浅間山が小噴火したと報じていた。
下界からは全く見ることができなかったが、浅間山の北側では噴煙が降り注いだことだろう。
嬬恋村の高原野菜に被害がでなければよいのだが。
毎日新聞社の航空写真では裾野は雲に覆われていて噴煙が北に流れる写真が掲載されていた。
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9 コメント

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Unknown (オコジョ)
2008-08-10 23:39:02
言い方は悪いのですが、今回のような、小さな噴火だと、
高見の見物的です。
本当はそれではいけないのですが、前に、地質学の専攻の方に、浅間山の火口は
群馬県に向いているので、長野県は安全でしょうといったら、
それは今の噴火口から噴火した場合でしょう。
たとえ今の噴火口から、噴火してみ、そのときには、長野家に側を吹き飛ばすかもしれないし、
あなたの家の下から噴火しても、何の不思議もないんですよ。
とのたまいました。

そんなことを考えたら夜も、眠れません。

せめて、今夜は(そして、明日も、明後日も)・・・
そんなことは考えずに、寝ることとしましょうか。
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高見の見物 (山裾の人)
2008-08-10 23:58:38
オコジョさま
此方は千曲川の南側・・・・
安心して・・と言ってはいけませんね。
小諸は怖い場所だと思います。
もしもの場合はいち早く川を渡り山裾まで来てください。
炊き出しの準備など米と水多少の缶詰程度の備蓄はしてますので・・・・
それでも降灰は作物に打撃を与えるので何処でも怖い物がありますね。
返信する
噴火は見えない (夢酔)
2008-08-11 00:12:34
 積乱雲に覆われており、噴火の様子が見えず残念です。
 素人の私には蓼科高校のジャズ、よかったです。
返信する
Unknown (ささゆり)
2008-08-11 08:14:39
山は噴火すると、巨大な生き物ですね。
2004年の3度の噴火のお写真、タイミングがすごい!!
降灰は困りますが、小噴火を時々起して納まってくれたほうがいいですね。

お盆前だからか、川沿いの土手を業者が草刈してました。
薄も月見草もきれいさっぱりなくなりました^^
しかし一年に一度は刈らないと、柳などの木が生えだして、収拾がつかなくなります。
畑も鋤込んでいれば、何とかなりますね。

お爺さん、愛車に乗ってなんだか嬉しそうです。
返信する
お盆 (山裾の人)
2008-08-11 09:22:56
ささゆりサマ
お盆という行事
仏事から発生した人々の風習にまですっかり浸透してますね。
東京では見られなくなった迎え火送り火は各戸の年中行事になっています。
火を炊く材料も山に行けば幾らでもあるし稲藁も豊富です。
新幹線が止まる町ではホームセンターで一束(一握り)100円で売っていました。
しかし、ここ山裾の集落でも、多くが高齢者の仕事になっています。
若者は明日は我が身と言うことですね。
ありがとうございます。
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この先の農業は・・・ (noriko)
2008-08-11 11:12:18
こちらでは噴火する山が近くにないので、とても抽象的な出来事のようにおもっていました・・・。
でも噴火あとの降灰で地元、特に農家の方が困りますね。
高原野菜とかがダメージを受け、農業後継者がまた減ってしまうおそれもありますね。
今でも高齢者が耕作して維持されているのですもの・・・

山裾さんの写真に感心している場合ではありませんがなだらかな裾の浅間山は美しい・・・とつくづく思います。
返信する
浅間山噴火 (みーばあ)
2008-08-11 13:40:35
こんにちは
浅間山、小噴火
火山灰が降ってきて困りますね
農作物に被害が出なければ良いですね。
農業の担い手がなく荒れてゆく農地、食の自給率アップ
をはかるためにもなんとかできないものでしょうか
そう簡単にはできない問題なんでしょうが・・・
返信する
浅間山 (山裾の人)
2008-08-11 17:41:16
norikoさま
浅間山は美事な裾野を持っていますね。
南西の山裾から見ても手前に前掛山がありますが、美しさだけを残してくれたようです。
ところが北側の嬬恋村は毎回噴火の時には降灰の被害甚大のようです。
もしも大爆発をして裾野が吹っ飛んでも千曲川の対岸なので・・・・
被害は差ほどでもないと言いたいところですが禁句ですね。
明日は我が身と言うことがあります。

ありがとうございます。
返信する
降灰 (山裾の人)
2008-08-11 17:46:20
みーばあサマ

’04年の時は我が家の庭にも灰が飛んできました。
幸い既に冷えていたので直接の被害はなかったんですが・・・
だいぶ水で洗い流しましたネ
九州桜島のお膝元鹿児島で雪のような降灰に遭遇したことがあります。
昼なのに暗く傘を差している人がいました。
アレから比べればまだ良い方でしょう!!

ありがとうございます。
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