goo blog サービス終了のお知らせ 

田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

自転車操業ではないが 一つが終わると次の準備 

2012年06月16日 | 日記

6月16日(土)  雨   曇り   午後には薄日が射すほどに  

雨音がするくらいに降りしきる雨、今日からは本格的な梅雨に入り来週まで降り続くと予報している。今日も明日も来週の火曜日までは雨は降らないで欲しいと云うのが俺的な願望だがそうもいかないない。しかし、朝飯を終える頃には雨も上がり空が明るくなった。

畑の様子を見に行くとジャガイモの花が一つだけ咲いている。それも“とうや”と言う種類の芋で、他のキタアカリ、ダンシャクはまだ僅かに花芽がでている程度だった。畝から外れた草むらでは、草刈りに頭を刈払われたマウロー・タチアオイが地面すれすれで花を開いている。いつもなら丈が高く美しい姿を見せるが、これから高さを伸ばしてくれるのだろうか?

北側の石積みではユキノシタが雨に打たれて元気になている。しかし、彼らは葉を低いところで張り巡らし花軸を高く掲げる。この領域に五色ドクダミが入り込んで、同じように花軸を高く伸ばし、ユキノシタに準じている。

この家の花は木花も草花も白が多いのだが、暗い梅雨空を明るく見せるバイカウツギ雨が降り出して更に元気をだしている。沢山の花を纏めて見るものよいが、一つひとつの花を見ると微妙にシベの形が違うのがある。この植えこみも花が終わると一気に刈り上げられる運命にあるが、それは来年も沢山の花を着けるための準備だから仕方がないだろう。

枝を摘める時期を間違えると全く花が咲かないと言う。確かに、昨年はどっぷりと花を着けてくれたエゴの樹、今年は一重だだけ、しかも僅かに花軸を偶然出せた枝だけが花を開いた。花を見せないエゴなどと云うとへそを曲げられるが、俺が枝おろしをしたのは去年の秋のことだった。

花が咲かない、実が成らない ・ ・ ・ モモクリ三年柿8年と云うが、この柿の木充分に八年は経っている。去年は同じような花を着けたが、結局は一つも実にならなかった。今年も昨年以上に花を着けているが、どうやらこの柿は渋を採るための柿らしい。小さな黒い実がなり其れを樽などに漬け込んで渋を採種するそうだ。今年の木は渋実を見ることが出来るだろうか?

早めに軽く昼飯を摂り家をでた。今日は町の歴女歴男の集まり、たてしな歴史研究会の総会がある。庶務係と云うことで懇親会の菓子やお茶を仕入れて公民館へ向かった。雨が止んだこともあり出足よい。少ない会員ながら4分の3は集まった。総会としての決めごとはすんなりとことなく終わり、次は研修会と称して、町内の小学校や地域で読み聞かせをしたり、町の民話や歴史的人物伝などを大型紙芝居にして上演している団体「立科町お話しバスケット」の皆さんを講師として「堰を拓いた六川長三郎勝家」という人物伝をお願いした。

この公演には語りと共に音楽が流れるがその曲目の選択が素晴らしい。話の内容と絵にマッチした音の表現が効果絶大なものがあった。聞いてるメンバーは後期高齢者が多いが、町の米作りの元祖のような人物伝を耳にしながら皆が感動の拍手で熱くなった。

 

お話しバスケット http://www.pref.nagano.lg.jp/soumu/shichoson/genki/H22yuryo/11.pdf

総会と研修、そして、懇親会と長丁場の会となりながら、4時迄中身の濃い半日となった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 注意力散漫が露呈する 今日... | トップ | 神風が渦を巻く 鎮守の杜 田... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事