田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

激しい雨が降るという 虫たちはどのように過ごすのだろうか

2010年06月18日 | 日記
6月18日(金) 曇り   薄日さえ見せる梅雨モード  午後から激しく降りだす

朝飯を摂っているときにガラス戸の前で何かが飛び交っている。
使わない雨戸だが戸袋の影からでては玄関の石の上に止まる。
何回も同じ動作を繰り返しているので、一先ず食事を休憩にしてカメラを持って外へでた。

イチモンジチョウ? なんとなく個体が小さいような気がするが・・・・
ダイミョウセセリ?と云うのもいるが・・・
翅の内側に僅かに白い線があるのがイチモンジだと図鑑示している。
この蝶はタテハチョウの仲間だということから翅の裏側を見たいのだが・・・・
飛び立つときまでだいぶ長く待ったようだが、瞬間的に横に移動しながら跳び上がり姿をけした。


イチモンジが飛び去るとサッシに下向きに止まるクロヒカゲが目に入る。
昨年も毎日のように姿を見た蝶であり、特徴のある目印?と白い線で見分けがつく。


蝶たちに夢中になってしまい気がつくとほんの僅かな時間と思っていたが・・・・
Мの食事は既に片づけられ俺の紅茶は冷え切っていた。

午前中はPCに向かい夜の会議の資料を整えていた。
昼前に何気なく外を見るとシモツケの花にミスジチョウ?が来ている。
再びカメラを手に裏口から外へ出ると姿がない・・・
少し離れた石積みの間から芽をだしたニセアカシアの葉に止まっていた。
すかさずパチリとした瞬間またも飛びたった。
素早い動きをしている・・・・・


ムシトリナデシコが咲くところではヒラタアブが二匹来ていた。
ハチと間違える姿をしているがアブだと云う。
ヒラタアブでもイロイロな仲間いることが図鑑でわかるが個体を特定するのは難しい。
この種はホバリングが得意で花に近づいて空中で吟味してから着地(着花)するようだ。


再び石積みの方へ戻ると蝶や虻たちには天敵であるカマキリがいた。
まだ小さいが獰猛さは根っからもッているようで闘争心旺盛だ。
彼らは冬には硬く閉ざされた殻の中に虫として過ごし、殻から出ると直ぐに虫がカマキリの形に変化する。
十数分の出来事だが一昨年?もっと前に座りこんで見たことがる。
彼らは益虫だというので俺のエリアでは大切にしている。


カマキリを見ているとゆっくりと歩いて石の裏側へ姿を消した。
その手前のところにコクリュウが蕾を持っている姿が目に入った。
今年は花を見られないかと諦めていたが・・・・・
カマキリは俺にとっても益虫なのだろう。


午後から激しく雨が降り出した。
降っては止みまた降り出すことを繰り返している。
蝶や虻、カマキリたちはどうしているのだろうか・・・・
湿り気が多くなるとイモリが活発に動きだすが、カマキリの子どもは格好の餌としえ迎えられることだろう。
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5 コメント

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こんにちは (オコジョ)
2010-06-19 14:10:57
イチモンジチョウは浅間の名を冠したアサマイチモンジという蝶です。
いちの字の曲がるところの紋が点のように小さいのが特徴です。
これが大きいとイチモンジチョウになります。

ついでにミスジチョウはコミスジです。
一番上の筋が途中で切れ、先端が鋭く尖るのが特徴です。
点が連なるように断続的なのをホシミスジです。
でも、余りこだわらずに、イチモンジチョウ、ミスジチョウでいいと思います。
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Unknown (会津マッチャン)
2010-06-19 18:33:21
こんにちわ。
細かくてすみませんが、初めの写真はイチモンジチョウです。
アサマイチモンジは詳しくは前翅第3室の白紋がより明瞭です。
 魅力的な裏面の模様でも区別できますが。

 ミスジの仲間、ミスジ、オオミスジ、コミスジ、ホシミスジは、食草がすべて違っていて、
いつも不思議に思っていました。進化のわけを知りたいと思っています。
返信する
ごめんなさい。 (オコジョ)
2010-06-19 20:40:46
私の勘違いですね。
うろ覚えで失礼しました。
自分の時は確認するのに・・・
困ったものです。

会津マッチャンさん、ありがとうございました。

まだまだ、勉強不足もいいところですね。
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蝶たちの自然界 (山裾の人)
2010-06-19 22:28:37
オコジョさん こんばんわ
専門的と云うか、自然界の緻密な住み分けが起因しているのでしょうか。
種の保存と云うか蝶自身はどのように感じているの聞きたいところですね。

ありがとうございます。
返信する
蝶の文様 (山裾の人)
2010-06-19 22:32:08
会津マッチャンさん こんばんわ

イチモンジチョウの裏の翅が見たかったんですが・・・
べったりと石に張り付くように止まり・・・
蝶の見分けは微妙ですね。

同じ種類を何回も見て図鑑やネットで照らし合わせ・・・
尽きない探究心が大切かと思っています。
ありがとうございます
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