田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

立科町の東部「巡検道」を歩く

2010年06月19日 | 日記
6月19日(土) 雨   曇り   晴れ   夜には雨が降る

夜半降り続いた雨も朝には上がっていた。
洗面所の窓から見えるウドの葉に何か白い物が点々と目に着いたので見に行く。
始めて見る生き物で形からゾウムシの仲間だと云うことは判った。
目が可愛い・・・歩き方もゆっくりとしている。


レンズを近づけて接写を試みるとウドの葉の上でころりとひっくり返った。
俺を熊かと思い死んだ振りをした。


沢山いるなかでも運よくカップリングができている彼らは何となく涼しげに見えるのはなぜだろうか?

       ≪ヒメシロコブゾウムシ ♂よりも♀の方が身体がエカイ≫

午前中は昨夜の会議のまとめつくりメールで送っておいた。
事務局とは見解の相違もあるのか分からないが・・・・もう少ししっかりしてもらいたい。

昼過ぎには町の東部を歩くイベントに参加した。
たてしな歴史研究会、ふるさとプロジェクトの合同学習会として巡検道を歩くことになっている。
これはふるさとプロジェクトの平成21年度事業で完成した古道シリーズⅠと云う
ウォーキングマップを歴史研究会が採り上げ学習会となった。
総勢23名と信濃毎日新聞社の記者が一名同行取材をしてくれた。

       ≪前沢三差路の道標に書かれた文字を読み上げる面々≫

途中の道沿いには苗代グミが赤く熟しているのを口に含むと酸味が熱さを消してくれた。


立科町の稲作発祥の地ではないかと云われる社口に向かう。
ここの田からは縄文土器が出土したと云う。
峠の上には清水があり池となっているが昔の治水の苦労が偲ばれる。


ここで見るトンボは如何にも古代からいるような“ハラビロトンボ”だった。


山裾集落では見ないトンボ“シオヤトンボ”と云うそうだ。


巡検道からははずれ、芦田川沿いを歩いて民話の地「青木原彦左衛門稲荷」向かう。


旅人を襲う大蛇がいることを知らせたキツネが旅人に斬られてしまった。
それを悔やんで祠を立てて祭ったと云う民話があり、今では大型紙芝居までできている。


民話にならって一同一休み。。。
あとは出発地大城団地北までを田んぼの中を歩いた。
13時30分から15時30分の2時間、今日の記事は近々信濃毎日新聞東信版に載るでしょう。
お疲れ様でした。
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4 コメント

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虫たちの活動状況 (noriko)
2010-06-20 14:40:10
こんにちわ!
今日こちらは雨が程よく降って気温も上昇しています。湿度が高いのが梅雨らしさではありますが。
カブトムシのようなゾウムシですね。
バラにつくバラゾウムシは真っ黒なんですが
これはほんとに象のような色。
気温が上昇するとともに虫たちの活動も活発になりますね。
小さな蝶も色々。
カマキリの小さなのは私も見ました。写真は撮れなかったのですけど。
トンボはカワトンボをみました。
被写体には事欠かなくてかなくてうれしいこのごろですね!
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うれしいこのごろ (山裾の人)
2010-06-20 18:18:11
norikoさん こんにちわ
昨日は梅雨の一休み具合良くウォーキングができました。
2時間のあいだでも事欠かない自然の彩りが癒してくれました。
高齢者集団ながら皆さん元気で歩き通しました。
救護班も軽トラでの付き添い、田舎ならではです。
ありがとうございます。
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俺を熊かと・・・ (hirugao)
2010-06-20 21:34:48
こんばんは

ゾウムシというのをはじめて見ました。でも
だめです、俺をクマかと・・・のところでまた引っかかりました。
そうかもしれません~ね。ゾウムシに聞いてみましょうか。
グミの綺麗な赤い透明感がいいですね。

皆さん楽しそう~
返信する
ゾームシ (山裾の人)
2010-06-20 22:51:14
hirugaoさん こんばんわ

ゾー虫 この種類は私も初めてです。
自然界は不思議ですね。
頑丈は殻をもっているのに近づくとコロッと死んだふりをしました。

町内の最も田舎らしいところを一巡り
楽しい一日でした。。
ありがとうございます
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