石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

RURIKO

2008-09-11 23:36:57 | Weblog
林真理子新刊小説RURIKO読み終える。

林 真理子「RURIKO」

表紙のサイケな美女、誰なんだろう!?と思ってたら
女優の浅丘ルリ子さん若かりし頃だった。

満州帝国で生まれた美少女(浅丘ルリ子)が 
日活黄金期の銀幕スターとして昭和の時代を生きる小説。

ルリ子さんのお父様は 満州帝国の大臣秘書官だったそうで
幼少の頃は お嬢様育ちだったみたい

小説のなかで小林旭・石原裕次郎・北原三枝・美空ひばりなど
往年の大スター達が出てきて 豪華で華やかな小説だった

小学生のころ、テレビで「太陽にほえろ!」を見、
横溝正史シリーズが大流行して
石坂浩二の金田一シリーズ映画が話題になっていた。
そんな私達とは ちょこっと
世代がズレちゃうけど 面白い本だった。

浅丘ルリ子って 若い頃は綺麗な女優さんだったんだね~

美しいときの浅丘ルリ子って あまり記憶にないなあ
年齢を重ねてから あまり痩せていると
美しくないな~と感じたくらいかな
顔が小さすぎて貧相な気がしたけれど。

この小説を読んで 昔の綺麗なルリ子さんを見たいなと思った。

大スター達のいろいろな生き様を読むと
華やかで偉大に思えるスターにも
人生の春夏秋冬があることがわかる。

栄枯盛衰 若くて傲慢だったひとも
やがて老いるし弱くなってしまう。
浮き沈みが激しい芸能界で生き残るのも大変

本のなかでルリ子が 
どんなときも、
目の前のことを ただただ一生懸命、こなしていると
道が開けると言ったことが印象に残った。

私達の目の前には 可能性の道・選択肢は
たくさんある。

でも、振り返ってみると やって来た道はただ1本。

すべて自分が選んできた結果だ。

自分の人生は
自分の40歳は
自分の今日という日は
もう2度とはやってこない。
やり直しがきかない。

一度きりの人生、潔く後悔しないように選んでいきたい

 




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白い露

2008-09-10 23:11:56 | Weblog
朝起きると、いつもあまりの暑さに
クーラーのスイッチをすぐに入れていたのに
今日なんか、もう寒いくらいの朝。

神様のマジックかと思うほど
毎年季節は見事に入れ替わる

秋来ぬと 目にはさやかに見えねども
   風の音にぞ 驚かれぬる

風が もう秋の風 爽やかで気持ちいい

9月8日頃から 24節気は白露となる。

草に落ちる露が 寒さで白くみえるようになるとのこと。

昨日 9月9日は重陽の節句だった。

昔、中国では 奇数を陽の数としていた。
その中で最大の9が重なるのは 大変目出度い日だそうだ。
陽が重なる9月9日を 重陽というようになったらしい。

平安時代には 8日に菊を真綿で被い、
翌朝、夜露に濡れたその綿で体をぬぐう
被せ綿(きせわた)という風習があった。

そうすると、若返るんだそうだ
(やってみたいワアンチエイジングって今に始まったことじゃないのね

観菊の宴が催されたり 菊を浮かべた「菊酒」を飲んで
長寿をお祝いしたり・・・
最近は、「菊」を年中見るから
風情がなくなったな・・と感じる

お香の会で 香袋の紐むすびで菊ときせ綿をつくったり
お茶の席で きせ綿の和菓子をいただいたり
そして実際の生活で 早朝の露を感じたり。
秋は あっという間にそばにきましたね


菊のお花です


菊にきせ綿が かぶせてあります

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松尾寺 開創1300年

2008-09-08 23:30:34 | Weblog
いろんな関係で、いろんなイベントに関わって
来年まで予定が目白押し状態。

そのひとつとして、松尾寺開創1300年記念実行委員会の委員になり、企画運営に関わっている。

松尾寺は 舞鶴市のお寺で、西国33ヶ所のうち
第29番札所の寺。

今年、開創1300年の記念の年となり、77年ぶりに
秘仏が御開帳となる。
この10月から1年間のあいだ、他の33ヶ所の寺でも
日ごろは見ることのできない秘仏が御開帳となったり
様々なイベントが行われる予定だ。

舞鶴商工会議所青年部(YEG)のメンバー有志で
この開創1300年記念を盛り上げよう!と
実行委員会をつくった。

松尾寺の公式ホームページを立ち上げたり
記念の日本酒を 1300本つくって
売り出そう!!などなど
頑張って企画をしている

今日は、その実行委員会で、みんなと松尾寺へ
上がり、超お忙しい松尾心空僧正にお時間を割いていただき
和やかに懇談させていただいた。

子供のころから何度も来たことのある松尾寺。
従兄弟たちとかくれんぼしたのは よく覚えているが
自分が年を重ねて 西国巡礼などに興味を覚えてから
ゆっくり来るのは 初めてくらいだ。

京都市内のお寺巡りをしては
お寺って 素敵・・と思ってたが
こんな素晴らしい松尾寺が 舞鶴にはあるんだってこと
今日、改めて思い出した

私達YEGメンバーだけでなく、
たくさんの方が このお寺の開山記念行事を支えている。

地域のひとが 様々な形で、地元の寺に関わりをもち
歴史の1ページを彩るのは 大変素晴らしいことに思う。

心空和尚は ユーモアあり、ウイットありの話で場を和ませ
気さくで楽しく賢い方。
いろんな場所で法話や講演を聴いたことはあっても
今日のように すぐ間近でお話をするのは
初めてで、とっても嬉しかった
「愛されるひと」の秘訣を知っているような方だった。

小学生のころ、読書家の祖父のベッドサイドテーブルに
心空和尚の「人生往来手形」があったことを
思い出す・・・

1300年。源氏物語が世に出るよりも まだ300年も昔。

「人生って ほんの一瞬やで」と仰った心空和尚の呟きが
耳に残る。

そんなお目でたい記念行事のイベントに参加できて嬉しいな
私の支えなんて 微々たるものだけど
1300年の歴史に自分が触れているというだけで
自己満足・・
是非、皆様もこの松尾寺に関する記事を 見かけたら
心に留めておいてくださいね





 
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夏の終わり

2008-09-07 22:07:51 | Weblog
昨日、美容情報友達2名と大好きなダイニングバー「梓」へ

なんたってここには 女性の頼もしき助っ人
コラーゲンの宝庫サムゲタンがあるんだも~ん



温かくてトローリとしたサムゲタン、美味しくて
食べた翌日はお肌も元気
実は 夏の疲れを癒し、コラーゲン補給をしようと
すっぽん鍋のお店に予約入れようとしたら、なんと稲刈りでお休みをとられるそう。

すっぽんの養殖と田んぼと兼業農家なんだわ

また、冬のお肌乾燥期に・・

サムゲタンに生ユッケ生ハムにアボカド
猛暑に疲れた体にたっぷり栄養とることができた
少々、栄養過多気味

今日は 子供達の通う中学校の体育祭
途中で雨が降って、みんなずぶぬれだったけど
なんとかお天気も 持ち直し最後まで無事終わることができた。

なかでも 全体演技の応援合戦は 毎年本当に楽しみにしてる。
いつも涙が出そうになってしまう

無気力・無感動といわれる現在の子供達だけど
いやいや、そんなことはない!と確信でき
嬉しい気持ちが溢れてくる。

3年生の実行委員会を中心に みんながひとつの目標に向かって
こころを一緒にしている懸命さが伝わってきて
可愛いなあと感動する。







ひとつのことを感動のうちに終えた子供達を見ると
ああ~また今年も夏が終わったなあと私も感じるのだ。

体育祭見学から疲れて自転車で帰る帰り道は
夏の熱気と明らかに違う空気で。

またひとつ季節が終わった。
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読書の秋

2008-09-07 21:36:08 | Weblog
「予約された本が入ってきました」・・と
図書館から電話で連絡があったので行ってみると
一度に5冊もの予約本がまわってきた

何故、こんなに一度に入ってくるんだろ~?
読めるかな・・?
2週間の期限で 読めるわけないよね・・・


枕女優 新堂冬樹著

この新堂さん、ノワール小説の鬼才でありながら
芸能プロダクションの社長さん。
整形・枕営業・裏切り・イジメ・・トップ女優になるために
17歳の少女が代償を払っていく 衝撃の問題作
おもしろうそう


ロシア語同時通訳者であり、ウイットに富んだエッセイでも
有名な故・米原万理さんのラスト・エッセイ集
彼女の軽妙な毒舌に おなかを抱えて笑いた~い


岩井志麻子の最新小説
大正期に実際にあった事件。良家の美しい令夫人・露子が
おかかえ運転手と鉄道心中を図った。
9死に一生を得、離縁された露子は怪しいカフェの女給となり
「妖婦」と呼ばれて 時代と男を魅惑し続ける・・
面白すぎませんか!!!





皇后ジョゼフィーヌとマリーアントワネットの小説
どちらも好きな作家、藤本ひとみさんの作品

さあ~
この中の何冊読み終わることができるだろうか・・


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京の歳時記と香あそび

2008-09-07 21:15:02 | Weblog
9月に入り、朝晩涼しくなったけど
日中はまだまだ暑いですね

何やかやと目まぐるしく日々が過ぎていき
なかなか更新できずにいた。

源氏物語を学びながらのお香の会は
7月で10回コースを無事終えてひとやすみ。

9月3日から 京の歳時記と香あそびと題し、再びスタートした。

11月3日の文化の日には
源氏物語千年紀を記念して 舞鶴 東山寺本堂にて
源氏香の席を
2席予定している。

今、お菓子は何を出そうか・・
おしのぎのお弁当はどんなものにしようか・・
本堂の間取りは どう使おうか・・・と
先生と一緒に楽しく企画している。

さて、今回の会では 五穀豊穣を願って組香「四時香」で遊んだ。




美しい菊の花


菊の花に 真綿(きせ綿というもの)・・詳しくは後日またアップします


「暑い~」「暑い~」という回数がだんだん減っている。
それと共に 耳を澄まして 目を凝らして
懸命に 季節を五感で感じよう

次回よりの 香あそびの会予定で~す

10月1日(水)   お月見「雲月香」
11月3日(祝日)  香会 「源氏香」
12月3日(水)   美しい冬景色「寒景香」
2月 4日(水)   新春 札打ちで対戦組香
3月18日(水)   上巳の節句「貝合香」
4月 1日(水)   お花見「桜三景香」

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ブログ500回記念♪

2008-09-03 22:26:37 | Weblog
ジャンジャカジャ~ン
左の欄 カテゴリーを見てください

「石屋のカミさん日記」いつの間にか 500回も記事を書いてました~

友達にブログのことを教えてもらって
いつまで続くかなあ~と3年前に始めたブログ
今では完全に私の日課のようになってしまった。

多忙やらトラブルやらで
もう続けるのやめようかなあと思っていたときもあったけど
思わぬ人から
「カミさん日記見てるよ!」とか
「できるだけ写真を多くしてね!」など
声をかけていただくと 調子もんの私は
よっしゃまかしとき~
日々のできごとみーんなブログ材料にしてしまおうと
張り切ってしまうのだ

ブログが続く人って 基本的に日記つけるのが
好きな人なのかな?
私は 中学2年生から結婚前まで9冊の日記帳を持っている。

日記は本人が読み返すとほんとに面白い

記していなければ その記憶は
サラサラと指の間から零れ落ちる砂のようだ。

こんなこと、あったっけなあ??
こんなこと考えてたんだ!!と思えることもいっぱい

今はブログを本にするサービスもあるそうね
私も いつかは世界で1冊しかない本にしたいなって
思っている

想いを文字で表現するのは 非常に難しく
いつも悪戦苦闘している。
ブログの記事をかくとき、私は何回も推敲している。
(だから、時間がかかって仕方がない!)

しっちゃかめっちゃかな文を書いているときは
酔っ払ってるか 眠くて推敲しないで
アップしているときか。

極力、愚痴や暗いことは書かないようにしている・・つもり
書いてる私も 読んでる方も
明るく元気に頑張れるように

イライラしながら書くと 文が興奮気味だし
穏やかで感謝いっぱいの気持ちでかくと
自分でも好きな文章がかける。

ブログの出現のおかげで
平凡な主婦でも自分の想いを発信できる世の中になった。
そのことがとっても嬉しい

毎日に どこか輝きを見出して
変化をつけて・・ぼちぼちと1000回めざして
頑張りまあす
これからも
どうぞ ヨ・ロ・シ・ク




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イチオシ!おすすめ本

2008-09-01 23:31:30 | Weblog
面白い小説を読んだ。

内館牧子「エイジハラスメント」 幻冬社



内館牧子さんは「ひらり」や「毛利元就」の脚本家でも有名で
大相撲の大ファンであり 女性初の横綱審議委員にもなられた方。

今回の新刊のテーマは「女性と年齢」

日本の男はなぜ若い女ばかりが好きなのか

女は年をとったら価値がないのか!?

こんな強烈な言葉が本の帯に
デカデカと書いてあって
中身も ほんとに強烈、でもあり得ることばかりで
ほんとに面白い本だった。

若い女性ばかりがチヤホヤされる日本
アンチエイジングに力を入れる30代以降の女性
すべての女性が年をとっていくから
年齢の問題はすべての女性が直面する問題なのだ。

内館さんって 女性の心理を知り尽くしている
本を読んでて あまりの洞察力に驚いてしまう。

あり得るシーンばかりで 共感もてるし
いろんな示唆ある言葉がいっぱい散りばめてあって
女性はこの秋、読書するなら
是非 この本読んでみてください

あ、男性も是非。
女性が思っていることが手に取るようにわかりますよ

この小説、絶対にドラマ化されるよ
本読んでてもドラマ観てるような面白さだったもん

本のなかで たくさんの印象に残る表現があった。

女性は花 男性は樹。
「花の命は短くて」のように
蕾から満開に咲き、あとは枯れてしまうのが花

それに比べて男性は 加齢がプラスになることが多々ある。
うらやましい哉。
枝を広げ、逞しくなり古木は古木の風格が出る。


人なんて、あっという間だよ。
赤ん坊として天国から遣わされてさ、
ほんのちょっと人間社会にいて、またすぐ天国に戻るんだ。
だから、思うままに短い人間社会を楽しむのがいいよ。
そして、そんな一瞬の人間社会で、こうして「家族」になった
縁の深さを思った。


女の人生の充実は・・・
健康・・まっとうな家族・・・経済・・・仕事・・・趣味・・・
そして結婚前の恋愛。

男の人生の充実には「結婚後の恋愛」も入っているのだ・・

(小説より抜粋)
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週末

2008-09-01 22:54:23 | Weblog
土曜日
舞鶴商工会議所青年部(YEG)の活動で
京都リーガロイヤルホテルにて講演会へ行ってきた。



河村透先生の講演
テーマは「新しいモノの見方の発見」
ただ傾聴するだけの講演会ではなくて
全く知らない人達とチームを組んで
いろんなことを考える訓練をするという変わった趣向の講演会だった。

数学的パズル問題なども 出題されて
頭が柔らかいかどうかをテストされたけど
私の場合、「しなびたコルク」だった~

固定観念や常識に捉われずに
若いひとや自分と違う意見をもつ人と交わって
頭柔らかいひとでありたい。

日曜日
元気フェスタ舞鶴というイベントのお手伝いに参加した。

全国各地から「よさこい」のチームが集まり
踊りを楽しむ賑やかなイベント



「よさこい」とは よく聞くが
実際に見るのは初めてで こんな激しい踊りだったのか~!!と
驚くばかり。どこかの原住民のような独特の化粧をほどこし
派手な衣装に身を包み、陶酔しきって踊る人達を見て思い出した

竹の子族
原宿のホコテンで踊り、一世を風靡した あの竹の子族とそっくりとちがう?
沖田ヒロ君を生み出した(なんちゅー古いんだ)竹の子族と一緒~と
誰にも言えず 密かに思っていた



同じ化粧で同じような顔になり
同じ衣装に身をつつみ
一緒に激しい踊りを踊る・・
経験したことがないけど
絶対に 陶酔できるものがあるんだろう



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