J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

行政の支援15

2008-11-02 00:35:18 | ファジアーノ岡山
 昨日の山陽新聞に「ファジJ2昇格 岡山市が支援」という記事が載っていました。鬼武チェアマンのヒアリングも行われたそうですね。抜粋して紹介。
               
 記者会見で高谷市長が、全県的に支援を拡大していく必要性を指摘。岡山市としても応援していく考えを表明とあります。
 資金面の課題では、「行政でできる範囲がどのくらいかまだ研究していないが、できるだけの応援をしたい。岡山はプロスポーツがないので、スポーツを応援することが市民、県民の団結になる。圏内の多くの企業に参加してもらい資金集めをしないといけない。資金が集まらないからJ2に上がれないということでは困るので、木村社長ともよく相談したい」という内容のコメントをされました。

 今日の記事では、岡山県、岡山市(副市長さん?)、倉敷市の幹部職員もチェアマンヒアリングへ同行されているようですね。これって、当ブログ的にはものすごくいい話です。
 記事では「1億円以上の広告料収入が入会条件」とあり、市長のこの発言が起爆剤となるのかが注目されてます。ファジがJ2に昇格すれば、「岡山」の情報が今以上に発信され、県外との都市間で人とモノの交流は格段に増し、街のシンボルとして存在感を発揮するはず。市長の姿勢は大きなエールになったという記事でしたが、スポンサー様である山陽新聞さんのメッセージも強く感じました。

 ちなみにJが唱える三位一体のうちの「行政の支援」については、当ブログでも少し事例紹介しています。あくまで部分的な見方になりますが・・・
 J2湘南の事例では、平塚市長が取締役に就かれています(商工会議所会頭も)。J2仙台の事例では県と市が筆頭株主、取締役に副知事と副市長が就かれています。J2徳島の事例では県、地元6市町が出資され、顧問にそのまま就かれています。この行政の方が役員等に就かれるのは、首長よりも副首長の方が実務的にはいいのかなと個人的には思います。行政の支援といっても当ブログでは勉強不足で、まだこの分野の情報しかわかりません。他にも細かい情報事例がわかれば、また紹介したいと思います。
 後援会組織への関わりとして、J1名古屋の事例では名誉会長が知事、顧問に隣接する2県の知事などの事例があります。後援会関係はまたの機会に調べて、詳しく事例紹介をしましょう。

 当ブログも、公開されている情報を紹介する、単なる事例紹介ページなのかもしれませんが、時々エッと驚く方から「いつも観てますよ。毎日午前0時代に更新するブログでしょ?」と声をかけられるので、思ったよりも意外な方がここに訪問されているかもしれないなと。ここでの記事が何か参考になっていたらいいなぁと思って、頑張ってキーを叩いています。というか何より自分自身の勉強になってます。

 「木村社長の苦悩」というTVニュース映像を観ました。「無理にJ2に上がるよりも、地域密着を展開した方がいい」というスポンサー企業様のお言葉に思う部分もありますが、個人的には「チャンスは一度」という気持ちがあります(2度以上あるのかもしれませんが)。
 それに、以前に浅口市フットサル場のこけら落としのセレモニーに列席され、現在はあさくち応援募金者で応援団・浅口のメンバーである企業の社長さんの、「上に上がれば環境も自然と変わるんだよ」という言葉を思い出します。

 「ファジは地域に密着していないのでは」という厳しい言葉に、「県民力総結集ビジネスと思っており、皆さんの望む方向にクラブを運営していく事が大事と思う」と。
 「地元に根付いていないが」という言葉に、「答えはそうだが、出来て2年(エンブレムにある通り正式には4年。運営会社が2年です)のクラブにそこまでは困難。時間をかけて克服したい」とのコメントがありました。

 まさに三位一体の支援の中の「市民」の部分だと個人的に思います。最近ふと変な想像で思ってしまうのが、幸運にもJ2に昇格して迎えた2009年、「えっ、岡山にJリーグがあるの?」と言われてしまう事。先走りの話でごめんなさい。

 いろいろと書かせていただきましたが、こういう話ができること自体幸せなのかもしれません。
 今日、ニューウェーブ北九州に残念ながら1-3で負けてしまいました。泊りがけで行かれた貴公子氏から速報メールをもらっていました。現地のみなさん、お疲れ様です。甘くないなぁ・・・
コメント
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