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スポーツ文化の素晴らしさ34

2008-11-21 00:59:18 | スポーツ文化・その他

 先日、面白いニュースを聞きました。さすが大阪って感じの内容です。抜粋して紹介。
    
 「大阪産業創造館が、関西のプロチームに対して、観客増加方策やファンの満足度を向上させるサービスなどのビジネスアイデアを提案する企業を募集しているそうです。同施設は大阪市内にある中小企業支援拠点であり、日頃は大阪の中小企業への支援活動を行っており、「ニーズ解決マッチング・ドラフト-プロスポーツチーム編-」というタイトルでプロスポーツチームが対象です。

 現在アイデア募集中のプロチームは次の8チーム。
・オリックスバッファローズ(プロ野球)
・ガンバ大阪、ヴィッセル神戸、京都サンガ、セレッソ大阪(Jリーグ)
・エベッサ大阪(bjリーグ)
・シュライカー大阪、デウソン神戸(Fリーグ)


 募集しているアイディアとしては、集客アップ策やグッズ制作、プロモーションの他に、「ドーム球場内での映像コンテンツやサイト情報」、「フットサルを知らない層にもアピールできる企画」など、各チームから自分のところに合わせやすい要望が出されているようです。

 公式HPには「幸運なことに、ここ関西では日常的にプロスポーツに親しむことのできる条件が揃っています。プロ野球、プロスポーツと地域振興を関連付けるきっかけとなったサッカー「Jリーグ」や、発足してわずか数年で注目を集める存在となったバスケットボール「bjリーグ」に、昨年スタートしたフットサル「Fリーグ」。 実に10を超えるプロスポーツチームが大阪だけでなく神戸・京都、そして滋賀と、いまや一部の大都市だけのものではなくなっています。

 前述のとおり、プロスポーツとビジネスとは切っても切れない関係。Jリーグの浦和や新潟の例を見るように、プロスポーツの盛り上がりが地域のシンボルとして、地元経済にもよい影響を与えているケースもご存知のとおり。地元関西のプロスポーツチームが今以上に盛り上がれば、おのずと地域経済にもいい影響を与えることでしょう。

 今回は、各チームが必要としているテーマに対し、該当する商材・サービスを有する中小企業の皆様からの提案を受ける、逆見本市イベントを開催するということです。
 公式HPを見ると、「大阪産業創造館はあなたのビジネスを応援します」とトップに大きく出ています。

 見るとチームごとに求めている内容が掲載されています。
・J1神戸:個人・法人を問わず新規の顧客を獲得できる具体的な提案等
・bjエヴェッサ大阪:各企画で一緒に大阪を盛り上げるパートナー等
・オリックス:試合会場での映像コンテンツ等
・J1G大阪:スタジアムに行くことに付加価値を生み出せる提案等
・J1京都:グッズ企画など来場促進につながる提案等
・Fリーグ大阪:来場促進・会場での観客参加型企画・リピート促進の提案等
・J1C大阪:来場者の増加、来場者満足の向上につながる提案等
・Fリーグ神戸:フットサルやFリーグの認知度を向上させる提案等

 12月10日までの募集で、1次審査を経て来年1月には対象チームと面談していく方針だそうです。「これまで別のテーマ (天王寺動物園へのアイデア募集など)で実績をあげているで14回募集し、22件が実際のビジネスに結びついている。今回も成功すれば」と同施設ではコメントされていて、関西スポーツの盛り上がりに一役買える企業の出現に大いに期待しているそうです。
 さすが、大阪は商人魂を感じるし、相互扶助の精神の強さも感じます。大阪に見習うべき点は多いのかもしれませんね。どんなアイディアが出るのか結果を見るのが楽しみです。
 ちなみに、あそこじゃないかなぁと思ってフロアガイドとか見たら、やっぱりそうでした。数年前に仕事の視察研修で、このビルの大阪企業家ミュージアムという展示室へ行っています。松下幸之助氏など関西ビジネスのルーツを見学しております。どこまで頭脳に残っているかは、聞かない約束です。
大阪産業創造館公式HP:http://www.sansokan.jp/

コメント
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