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モンテディオ山形の件5

2008-11-27 02:23:44 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)
 J1昇格が近いJ2山形の話題です。抜粋して紹介。
 山形県知事は、J2山形がJ1昇格を果たした場合に一時的に資金不足になる事で「県議会の理解を得て責任をもって対応する」とコメントされました。
 昇格を決めた日の休み明けに対策会議を開き、具体的に積極的にな支援内容の検討していくそうです。
      
 J1山形を運営しているのは何と公益法人(社団法人)です。その(社)山形県スポーツ振興21世紀協会によると、J1の入会金や年会費で計1億500万円必要で、選手年俸を現在の1・5倍に跳ね上がることになるそうです。
 運営資金として3億円を借入れて、開幕後に入金があるJ1分配金2億4,000万円等で返済する方針だとか。
 他にも県の対策会議で、運営資金の入手方法として、県の直接融資や金融機関の融資保証なども検討されています。また支援内容だけでなく、ホームスタジアムの改修なども協議対象になっているとか。
 J2山形についてはJクラブの中で唯一社団法人で、少ない予算(H19年度は約6億円)で運営されている貴重な事例です。
 クラブHPには、「モンテディオ山形を始めとする競技スポーツの運営事業を行う当協会に賛同する個人、行政、企業・団体による会費収入を基本として、地域、住民に支えられるヨーロッパ型のクラブ経営を目指し活動しています」とあります。民間会社のようには利益を追求できずに低予算で戦っていき、J1昇格が見えてきたその快挙は本当に素晴らしいと思います。
モンテディオ山形公式HP:http://www.montedio.or.jp/
(社)山形県スポーツ振興21世紀協会ページ:http://www.montedio.or.jp/sy21.htm
財務諸表ページ:http://www.montedio.or.jp/pdf/2008kessan.pdf

 岡山県もシーガルズを具体的に支援されていますね。県の財政改革で助成割合が減るというニュースも流れています。
 全国的にどこの自治体も苦しいので、財政支援が先細って行く可能性があります。第3セクターについても何かと物議を醸し出す時代なので、完全民営化していく流れが一般的に見られます。

 湯郷ベルについては、美作市がメインで美作レジャー&スポーツという任意団体で運営されていますが、NPO法人化するという報道が流れましたね。
 ファジについては'04年の発足から'06年の株式会社化まで「NPO法人 岡山ヒューマンスポーツクラブ」という法人で運営されていました。スタッフは県サッカー協会の役員等で構成されていて、私もずっとそばで一員としてお手伝いさせてもらっていました。ヒューマンSC自体はまだファジと同じ住所で存在しています。

 何かと当ブログで紹介する某黄色団ですが、またいい事例を見つけてしまいました。企業色が強いと思われがちですが、実は地域の支援体制が素晴らしいことになっているというものです。行政の規模は倉敷市と人口が似ているが、面積は何分の一ということで、いわゆるコンパクトな市になっており、パワーが凝縮しているのでしょうか。また紹介します。
コメント
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