事例紹介コラムです。
先日、ネットを観ていたら、「THE PAGE」に「メグ復活!「引退も考えた」エースが大けが乗り越え新境地へ」というタイトルで、岡山シーガルズのメグこと栗原恵選手の特集記事が出ていました。女子バレーでの地方クラブですが、メグ選手だけは今でも全国レベルの有名選手という印象を強く思いました。以下、抜粋して紹介。
岡山に移籍後1年目の昨年2月、右膝の前十字靱帯損傷という大けがをし戦列を離れたが、今年1月に実戦に復帰し、3月後半にはスタメン出場。Vリーグ20周年の投票企画「ミスVリーグ」で1位と人気も高く、バレーファンが待ち望んでいた「プリンセス・メグ」の復活。
昨年2月の東レ戦、相手のアタックをレシーブしようとした際に強い衝撃。診断結果は右膝前十字靱帯損傷の重傷。医師からは、手術を受ければ「復帰まで12カ月」と告知され、半月後、靱帯再建手術を実行。
過去何度もけがに遭遇。2010年に左膝半月板、11年には左膝軟骨損傷を手術。12年のロンドン五輪代表は最終選考でメンバー落ちし、「引退も考えた」メグ選手に声を掛けたのが、高校時代から注目していた岡山シーガルズの河本監督。選手育成に長けたベテラン指揮官の下、「今までと違うプレースタイルを学びたい」と同年7月に入団を決意。
チームを離れ、国立スポーツ科学センター(JISS)を拠点に約10カ月に及んだ地道なリハビリ。「何度も心が折れそうになった」と言うが、トレーニングを積んで筋力強化に取り組み、今年1月に実戦復帰。今季初得点は6試合目。復帰から3週間が経過。
最高殊勲選手賞など数々のタイトルを手にしながら、優勝は05-06年シーズンのパイオニアでの1度のみ。 「自分が(コートに)入っているときと入らないときは、チームのスタイルが全然違う。自分がいない時は、スピード、コンビネーションのバレー。入ると、強打や高さのあるスパイクが加わり、レフト陣のバリエーションが増えたと思う」とメグ選手。
そして、シーガルズはレギュラーラウンドを17勝11敗で過去最高の3位通過し、先週末のセミファイナルラウンドで首位通過し、初の優勝決定戦進出を遂げました。これは岡山のトップクラブとして画期的な快挙です。東レに勝って、凄い期待が大きくなりましたが、次のトヨタ車体に負け、まずい雰囲気になったところで、あの強豪久光製薬にストレート勝ちと、全く予想以上の結果を岡山県民にもたらせてくれました。
そして、来る4月12日(土)には、東京体育館で再び強敵の久光製薬にVリーグ初優勝をかけて戦います。行けるものなら、東京に駆け付けたいです。ぜひ、岡山のトップチームとして初めての日本一を手にして欲しいです。
THE PAGE該当ページ:http://thepage.jp/detail/20140327-00000001-wordleaf
上のコラムにあった「ミスVリーグについて調べてみました。確かにダントツで1位です。しかも「過去の歴代ベスト6+リベロ」でもウィングスパイカーで堂々の1位。全体でも1位です。岡山の選手がこうした全国版のランキングでダントツ1位を獲得するというのは素晴らしい事ですね。まさに「岡山の宝」です。これからも、「岡山のレジェンド」として末永くいて欲しいです。
【ミスVリーグコンテスト】
第1位 6244票 栗原恵
第2位 4972票 迫田さおり
第3位 1367票 新鍋理沙
Vリーグ発足20周年記念特設サイト該当ページ:http://www.vleague20th.com/no1/theme2/
【Vリーグ初年度から2012/13シーズンまでの歴代ベスト6+リベロ】
ウィングスパイカー
第1位 8985票 栗原 恵
第2位 8041票 迫田 さおり
第3位 7815票 キム・ヨンギョン
ミドルブロッカー
第1位 4061票 井上 香織
第2位 2633票 荒木 絵里香
セッター
第1位 3241票 竹下 佳江
リベロ
第1位 2969票 佐野 優子
Vリーグ発足20周年記念特設サイト該当ページ:http://www.vleague20th.com/best6/
えだまめ氏の情報によると、今回のファイナルラウンド優勝決定戦で、岡山市東京事務所による「岡山シーガルズ応援企画」が実施されるそうです。2階席のチケットが小学生から大人で通常3,000円のところ、2,000円で購入できるそうです。詳しい事はえだまめ氏ブログを!