PV生観戦レポです。
昨日、ウルトラスブルーで開催されたファジのアウェー東京V戦のPVに参加してきました。試合開始の少し前にウルトラスに入店しようとすると、何か様子が違う。T森店長曰く「今日はブルー、ブルーですよ。メール行っていないすか?」と。そういえば来ていたかもしれません。急いでブルーへ向かう。
ほどなくして入店すると、店内はある程度いっぱいになっていました。kusu氏がキープしてくれたテーブルに着席。少ししたら、山やん君も登場。同様にウルトラスへ行った模様。
ここでなぜか田所選手のTシャツの話題が出ました。「買うんですか?」と聞くと、kusu氏は「ネット限定でどんなものかわからないから」と微妙な反応。それにしても選手プロデュースTシャツというのはいいですね。誰か着ていたら写真を撮らせてもらいたいと思います。
試合ですが、kusu氏が「愛媛と長崎がドローになったので、ここで勝てば一気に6位との勝ち点が縮まりますよ」と言われるが、その場では「勝てればね」というややネガティブな空気。ヴェルディさんは、4試合得点が無く、勝ち星にも見放されて調子を落としていますが、元々ヴェルディさんのようなポゼッションの強い相手には岡山は苦手にしてきました。昨シーズン、J3に降格しそうになりましたが、今シーズンのヴェルディさんは本当に強い。もうずっとプレーオフ圏の出入りを続けています。ポゼッションでどうかなと思いながら、始まった試合を観ました。
前半29分にに矢島選手のロングシュートが決まり、一気に押せ押せムードになりました。解説でも「ヴェルディは先制されるとよくない傾向がある」と言われていましたが、岡山の調子が良かったのも前半くらいでした。
後半はますますポゼッションで差が出てきて、足元の技術もヴェルディさんの上手さが光る。前半はいけいけ!とポジティブな応援だった山やん君も、後半からはボールを奪取され続ける岡山の姿に、徐々にネガティブな口調に変わっていきました。特にサイドを何度も崩して岡山ゴールに迫ってくるアラン ピニェイロ選手を脅威に感じていたようです。後半早々にヴェルディさんの猛攻がずっと続き、この流れはヤバイなぁと思っていたら、ゴール前の混戦からオウンゴールで失点してしまいました。その後もヴェルディさんのシュートがずっと続き、結果的にはシュート数が岡山の13本に対して、ヴェルディさんは24本とサンドバック状態でした。それでも1-1のドローで終えられたのは、御の字ではないでしょうか。それでも個人的なイメージでは、この試合の得点につながる攻撃シーンは矢島選手のロングシュートのみではなかったかとも思えます。
この日の試合は、「東京ヴェルディ×陸上自衛隊立川駐屯地」というイベントが行われたようです。いつもの担架ではなく、重たい自衛隊のものとか。ヘリコプターが試合前に上空を舞い、自衛隊のヘリコプターとトラックが展示され、災害用非常食や記念グッズなども販売されていたとか。いいイベントですね。
J2東京V公式HP該当記事:アドレス
ネットの論調では、ヴェルディさんは、高いキックの精度を持つ中後を攻撃的な位置で起用。前線の枚数が増えたことでテンポよくパスがつながり、好機を作り出していったが、守備時には人数が足りなくなり、カウンターから失点。後半の立ち上がりには、中後のCKから最後はオウンゴールを誘発し、同点に。これで流れをつかむと、流動的にポジションの変更を行いながらゴールに迫っていくがドローに終わったと。
山陽新聞朝刊には「ファジ痛いドロー」というタイトルの記事でした。岡山はリードを守りきれなかった。先制弾を決めた矢島選手を中心に徐々に盛り返したものの、勝ち越し点は奪えず。ヴェルディさんはドリブルなどの個人技が光り、攻撃的な戦いで押し込んだ一方、守備にやや不安を残したと。岡山は勝ち越しを狙い、後半の早い時間帯から田中選手ら攻撃陣を次々と投入してペースを奪い返して決定機は作れた。
岡山は10位のままで、プレーオフ圏との勝ち点差は6とわずかに縮まりましたが、勝ち点差は上は次節最高で9位、下は最低で15位まで落ちる可能性があり、まだまだダンゴ状態が続いています。今回も、もし待っていれば9位でしたが、負けていたら12位か13位でした。今までずっと定位置のように10位前後でフィニッシュしていましたが、今シーズンはどうでしょうか。今のままでは定位置で終了ですか。