J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

東日本大震災復興支援について

2021-03-12 00:01:30 | 災害復興支援(東日本・コロナ等)

 リスペクトコラムです。
 3月11日が訪れました。あれから10年ですか、早かったと思います。今日は早朝からずっとメディアでは東日本大震災の特集番組ばかり。やはり今日という日が特別な日である事を実感します。当ブログにとって、この東日本大震災を想う10年はどんなものだったのか。さっき、当時の記事を読み返してみました。11日(日付上は12日)からの1週間、貼り付け画像は無く、ひたすら情報発信していました。少しでもリスペクトしたい、して欲しいという思いだけで。ちょっと貼ってみました。
2011年記事:3/113/123/133/143/153/163/17 
   
 この3日後にJリーグの試合中断が発表されました。Vリーグもシーズン打ち切り。ちょうど1年前のコロナ禍の時ともよく似ていますね。被災地を中心に各クラブは活動中止が始まりました。仙台さんは全選手に対して「避難指令」です。地元岡山は1週間以内に街頭募金活動を発表。こういう時だけ本気になるのではなく、普段から川崎さんを目指して社会貢献禍活動をして欲しいところ。そのすぐ後に、日本協会「がんばろう ニッポン!」やJリーグ「TEAM AS ONE」のキャンペーンがスタートしています。
 そして当ブログで東日本大震災を想う時にまず出てくるのが仙台さん。川崎もそうですが、やはり被災地クラブの存在は大きいです。今でも脳裏に焼き付いているのは、災害ボランティアでスコップを手にした選手達の写真(上)。今回の仙台さんの動きをリスペクトしてみましょう。
   
【3月11日(木)、トップチームが東日本大震災追悼、10年という節目にあらためて復興を祈念し、黙とうを捧げました。】
「3月11日(木)、ベガルタ仙台トップチームの監督、選手、スタッフが遠征先で、東日本大震災で犠牲となった方々に哀悼の意を表し、ご冥福と被災地の復興を祈念し、黙とうを捧げました。改めまして、震災で被害を受けられた方々にお見舞い申し上げます。当クラブは手倉森誠監督が掲げる「希望の光」となり、皆様とともに前進して参ります。」
引用:J1仙台公式HP

【3月11日(木)、東日本大震災追悼「キャンドルナイト2021」に参加いたしました。】
「東日本大震災から10年となる3月11日(木)、勾当台公園市民広場で開催された「キャンドルナイト2021」に株式会社ベガルタ仙台 代表取締役社長 佐々木知廣、クラブコーディネーター 平瀬智行、地域連携課スタッフ 菅井直樹、フロントスタッフが参加いたしました。会場ではキャンドルが入った紙コップに、東日本大震災から10年を迎えた思いを記して火を灯し、犠牲となった方々に哀悼の意を表しまして、ご冥福と被災地の復興を祈念いたしました。」
引用:J1仙台公式HP

【3/6 J1 川崎F戦】東日本大震災10年プロジェクトイベント】
「節目の年にベガルタ仙台は、クラブに関わる全てのみなさまと復興を支援し、応援していただいた感謝の思いを、サッカーファミリーを始め日本全国、世界に向けて発信してまいります。
〔防災サッカー教室〕
 元ベガルタ仙台の太田吉彰氏、昨年引退した元川崎フロンターレの中村憲剛氏など、宮城教育大学 防災教育研修機構 小田副機構長・准教授をお迎えし、災害時の避難方法などを取り入れた親子サッカー教室を実施いたします。宮城・東北ドリームプロジェクトで招待する親子がご参加。ピッチ内アップ見学も予定しております。
【時間】 11:40~12:20
【場所】 ピッチ
【参加OB選手】
 太田吉彰氏、田村直也氏(ベガルタ仙台OB)、中村憲剛氏(川崎フロンターレOB)、クラブコーディネーター 平瀬智行、地域連携課スタッフ 菅井直樹
復興トークショー
 太田吉彰氏と中村憲剛氏によるトークショーで、震災の影響で中断してからJ1リーグが再開した試合や、現在の活躍についてお話いただきます。
【時間】 1部 13:00から10分間/2部 13:49から5分間 ※時間は目安となり、進行の都合上、変更することもございます。
【場所】 ピッチ
【出演】 太田吉彰氏(ベガルタ仙台OB) 中村憲剛氏(川崎フロンターレOB)
プロジェクト ビッグフラッグ入場
【時間】 13:54
【場所】 ピッチ」
引用:J1仙台公式HP
   
【東日本大地震から10年 仙台&川崎F チャリティーオークションを開催】
「ベガルタ仙台と川崎フロンターレは、東日本大震災の被災地と被害に遭われた方々の心の復興、希望の光をお届けするためのチャリティーオークションを3月11日12:00から同月14日22:00まで開催いたします。サービスはデュアルキャリア株式会社のインターネットオークション「HATTRICK(ハットトリック)」を利用いたします。
 2011年4月23日、東日本大震災後のJリーグ再開、等々力陸上競技場での対戦から約10年を経た2021年3月6日、ユアテックスタジアム仙台で対戦する選手たちのサインが入ったユニフォームなど、貴重なグッズを出品いたします。売上は費用を除き、全額をJリーグの「TEAM AS ONE」募金に充当いたします。
チャリティオークション
【参加方法】 「HATTRICK」特設サイト(要会員登録)
 ベガルタ仙台×川崎フロンターレ 東日本大地震10年チャリティーオークション
【開催期間】 3月11日12:00~3 月14日22:00
【オークション形式】 インターネットオークション
【出品予定】
 両チーム36選手のサイン入りユニフォーム:2枚
 両チーム36選手のサイン入り3.6イベントTシャツ:1枚
 各チームメンバー18選手のサイン入り3.6イベントTシャツ:2枚
 両チーム36選手のサイン入り公式試合球:1球
 中村憲剛FRO&仙台OB太田吉彰・田村直也・平瀬智行・菅井直樹サイン入り3.6イベントTシャツ:1枚
 両マスコットサイン入り3.6イベントタオル:1枚
 川島永嗣選手サイン入りストラスブールユニフォーム:1枚
 板倉滉選手サイン入りFCフローニンゲンユニフォーム:1枚(実使用/本人直筆サイン入)※鑑定書付き」
引用:J1仙台公式HPオークションページ

 スポーツニュースを見ただけでは「川崎と仙台の試合? 日程くん、上手く組んだね」と思う程度でしょうが、これらの情報を知ると、川崎さんと仙台さんが昔から特別な関係である事がよくわかりました。この2011年の試合再開の最初のカードが川崎対仙台なんて・・・ 今回もしっかり憲剛FROが参加されていますね。素晴らしい。
 そして何と!13日のカードは湘南対仙台戦。付加価値メガクラブ№2が相手じゃないですか。さすが日程くん。詳しくチェックしていませんが、今日はどのクラブも公式HPではなく、公式ツイッターで東日本大震災について哀悼の意を示している様子。J1などの主要クラブはどこもツイートしていたなと思いながら、J2では新潟さんも山雅さんも山口さんも、そして地元岡山の公式ツイッター・・・ありゃ。昨日のJ1の試合ではそこまで東日本大震災辛みのイベントなどは目につきませんでしたが、あさってからの週末ゲームでは何かしらあるのでしょう。
   
ショートムービー KAMEI presents 東日本大震災10年プロジェクト ベガルタ仙台 希望の光」が配信されています。あの当時、仙台さんはまさに希望の光の存在でした。リーグ戦は惜しくも2位(優勝は柏)でした。あと、現在実施中の「TEAM AS ONE」クラファンページに手倉森監督の熱いトークが載っていました。10年前の準優勝させた監督が再び今季から指揮を取るのもまた運命ですか。クラブは希望の光。素晴らしい付加価値です。
 今日は早朝から深夜までずっと、どのチャンネルも東日本大震災特集でした。まぁ10年ですからね。大事な事は思い起こすのがこういう切りのいい年だけではなく、いつもリスペクトしていなければなりません。もっとも東日本大震災だけでもいけません。平成30年豪雨災害も、台風19号も、熊本の豪雨もどれも同じです。Jクラブは公共財。こういう事をリスペクトできなければ存在価値は無く、100年続かないと思います。ひたすら数字を求めた単なるスポーツ興行師に徹するのではなく、地域とともに歩んでいかなければなりません。「OUR CLUB」ではなく「OUR HOMETOWN」だと思います。当ブログもこれからの10年も変わらずリスペクトしていきたいと思っています。
J1仙台公式HP専用サイト:https://www.vegalta.co.jp/contents/thanks-tohoku-miyagi/
J1仙台関連:
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする