柏の葉公園のホオノキ(朴木)に変わった形の果実が実った。
モクレン科 モクレン属
別名「朴(ほお)」、「朴柏(ほおがしわ)」
撮影2009年9月20日午前10時ころ
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↓ たくさん実がついている大きなホオノキ(朴木)
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↓ ホオノキ(朴木)の実。野鳥が落としたのだろうか?地面に落ちていた。
袋果が集まった集合果。長さ10~15cmの長楕円形。袋果は赤褐色で中に長さ1cmほどの種が2個入っている。
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↓ ホオノキ(朴木)の花 2007年5月10日撮影
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メモ
・「ほお」は「ほう」(包)の意で、 大きな葉に食べ物を盛ったことから命名された。
・「朴葉焼き(ほおばやき)」は朴の木の葉に、刻んだ山菜と味噌をのせて炭火で焼いたもの。香ばしくおいしい。
・5月頃、香りのある大きな白い花が咲く。
・幹などの材は軟らかく均質で、今でも下駄(げた)の歯や家具の引きだし、 版画用の板などに使われる。
参考文献 山渓ハンディ図鑑「樹に咲く花」