アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

花粉症の人の大敵であるオオブタクサ(大豚草)の群生

2009-09-12 | 動物


大堀川の斜面や草地にオオブタクサ(大豚草)が背高く伸び、花粉を撒き散らす準備をしている。
日本の花粉症の原因は第1がスギ・第2がカモガヤ・第3がブタクサといわれる。
なかでも、このオオブタクサは草丈も高く、花も蜜につき花粉も多い。
オオブタクサは風媒花なので、飛んだ花粉が悪さをする悪名高き植物だ
キク科 ブタクサ属
別名「クワモドキ」
撮影2009年9月10日午前10時半ころ
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↓ 大堀川の水面近くの斜面からオオブタクサが繁茂しているので、草に隠れて水面が見えない。
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↓ 大堀川の草地と隣接する空き地に繁茂するオオブタクサ
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↓ ぐんぐん成長し、伸ばしたたくさんの枝に花序をつけている。
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↓ オオブタクサの花序。もうじき雄の頭花からたくさんの花粉がまかれる。
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メモ
・大形の1年草。
・1950年代に渡来した帰化植物。
・荒地、川沿いのやや湿った地、道ばたなどに生育。
・山地に道沿いにも分布を広げている。
・夏から秋にかけて、花粉を飛散させ、花粉症の原因になる。
・葉の形から初めクワモドキと名づけられたが、オオブタクサ(大豚草)の方がふさわしい。
参考文献 全国農村教育協会「形とくらしの雑草辞典」