アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

磐梯吾妻スカイラインドライブと五色沼散策 その2

2013-10-18 | サークル活動

裏磐梯ビジターセンター横から五色沼散策へスタート。
台風26号の影響が心配だったが、幸い風もなく、雨にもあわずに、約1時間半の散策ができた。

五色沼は磐梯山の北側、裏磐梯と呼ばれる地域にある大小数十の湖沼群のこと。緑・赤・青など様々な色の沼が点在し、磐梯朝日国立公園に指定されている。五色沼の水の色は、水中の微粒子の大きさによる。例えば、大きな微粒子だと光のスペクトルが含まれている。
参考サイト 裏磐梯観光協会公式サイト

五色沼散策のコース、画像クリックで拡大。


↓ 毘沙門沼(水深13メートル、pH6.3、透明度6.5m)
青緑色(コバルトブルー)に光る五色沼最大の沼。
毘沙門沼から望む磐梯山は裏磐梯を代表する景観の一つだそうだ。
バス停五色沼入口から徒歩5分にある。
期待に胸弾ませて遊歩道へ降りる


↓ 画像クリックで拡大


↓ 毘沙門沼のいろいろな表情
















↓ 赤沼(水深4メートル、pH3.3、透明度2.7m)
赤沼の周囲の草木は赤い鉄錆色に染まり、赤沼という名前の由来もそこからきている。
毘沙門沼から約15分




↓ みどろ(深泥)沼(水深64.6メートル、pH6.9、透明度2.1m)
3つの色の水を持つ沼。
この色の違いは微妙な水質や水深の違いや水草の繁茂の違いか生まれてくるものと言われている。
赤沼から5分。


↓ 竜沼(水深10.5メートル、pH6.9、透明度6.2m)
探勝路の真中あたり。静かで幻想的な雰囲気。
深泥沼から5分。


↓ 弁天沼(水深7.9メートル、pH4.9、透明度4.8m)
五色沼の中で2番目に大きい。遠く吾妻の山並みも望め明るく広々としている。
神秘的な青白い色の沼で静かで不思議な雰囲気。
竜沼から5分。間に小川が流れている。










↓ 瑠璃沼(水深11メートル、pH4.5、透明度10m)
五色沼湖沼群の中で最でも神秘的な瑠璃沼。見る場所により水の色が変わる。
鮮やかなコバルトブルーの沼。時間ごとに色が変化するとか。
弁天沼から5分。




↓ 青沼(水深5.7メートル、pH4.4、透明度5.5m)
青沼は小さいながら五色沼湖沼群の中でも最も青白色に光っている。
るり沼の水が流れてきている。水生植物の群生が見られる。
るり沼から5分。




↓ 柳沼(水深11.6メートル、pH7.1、透明度3.3m)
裏磐梯物産館近くの沼。紅葉の季節にはカエデやウルシで美しく染まる。
探勝路の西端にある。
青沼から10分。








↓ 遊歩道の終点の杭を出た所には「熊注意」


↓ 物産館へ行く途中の斜面から
植生保護のために立ち入らないようにという看板が倒れていた。
ここでは、広い地域で植生保護をしているようだ。


↓ 裏磐梯物産館へ。観光バスは左手で待機してくれていた。


裏磐梯物産館駐車場を出るころから台風の影響が出始めたが、予定を無事こなして帰路についた。

毎回綿密な計画で、バスハイキング(バスで現地に行き登山、ウオーキング、散策をする)を
実施して下さる会長に心から感謝。