ユウガギク(柚香菊)が枯れかけた野草の中でひっそりと咲いていた。柚の香りがするということで命名されたそうだが、葉をもんでも香りを感じることが出来なかった。
関東地方には、ユウガギクの他に、カントウヨメナ、ノコンギク、シラヤマギクやシロヨメナが分布しているので、自分自身で野菊の名前を確定するのはとても難しい。幸い、大堀川防災調整池では、植物の先生から「ユウガギク」と教えて頂いたので、自信をもって書ける。
キク科ヨメナ属
2013年10月14日午前7時15分頃
ゴイサギの幼鳥は、羽の斑紋から「ホシゴイ」と呼ばれている。
調整池の杭の上で休んでいたが、突然飛び上がり大空へ飛んでいった。
2013年9月28日に初めて撮れたホシゴイ
コウノトリ目 サギ科
2013年10月14日午前6時40分過ぎ
アメリカタカサブロウかタカサブロウか区別がつかないが、遊歩道横で、一本だけ果実と花をつけていた。大堀川防災調整池で群生して咲いていたアメリカタカサブロウは、度々の水没により今は見られなくなったので、果実が撮れたのはラッキーだった。種が取れるまで、ここで無事にあるかどうかはわからないが、人に踏まれないことを祈る。
キク科タカサブロウ属 1年草
2013年10月13日午前7時20分過ぎ
10日ほど前に色づき始めたイシミカワの実が、本格的に実りの時期に入ったようだ。
この場所は、大堀川に流れ込む細い川の斜面なので、草刈り機も入らず、写真は撮り放題。
横にある獣道のような細い道は、家庭菜園の人が通るだけ。
時々、イシミカワの上に野菜クズや野草が捨てられてはいるが・・・
タデ科イヌゴケ属
2013年10月13日午前7時20分頃
↓ セイタカアワダチソウとは仲良く?
ミゾソバは湿気のある草地や田の畦などでも良く見られるが、大堀川防災調整池では、植栽地へ行く草地に群生。
和名の由来は、実が蕎麦(ソバ)に似ていて、溝など湿気のある所に生えることから。茎先に淡い紅色の小さな花を球状につける。 花弁に見える部分は萼片で、花弁はない。葉はほこ形で、互生。
大堀川では、国道6号線の下辺りの泥が堆積していた場所で
2008/10/5午前11時頃撮影していた。⇒ クリック
タデ科タデ属 1年草
別名「ウシノヒタイ」
2013年10月10日午後4時50分過ぎ
↓ 綺麗に開花したミゾソバの花(2013/9/24午前11時ころ。銀山温泉)
台風25号の影響によりかなり強い風が吹いていた。
大堀川防災調整池のオギ、午後5時18分ころ。
大堀川防災調整池下流から眺める夕焼け(午後5時19分ころ)画像クリックで拡大。
ボタンヅルは、我が家の近くでは見たことがない。観察出来たのはいつも旅先だ。
ボタンヅルの果実は約4mm位、果実の先端に花柱が羽毛状になって残る。
ボタンヅルの花はこちら⇒ クリック
参考サイト 松江の花図鑑ボタンヅル
銀山川ダム天端へ降りる階段にたくさんの果実
キンポウゲ科センニンソウ属
2013年9月23日
ダイモンジソウ(大文字草)の群生を初めて見た。2005年の仮住まいで 家主が鉢植えにしていたダイモンジソウ の花を撮らせて頂いた時以来のブログアップのような気がする。
ダイモンジソウは、白い花を疎らにつける。 花弁は5枚で、そのうちの2枚がほかよりも長く「大」の字に似ている。 雄しべは10本、雌しべは2本である。 山野草としても人気がある。
参考サイトWikipediaダイモンジソウ
ユキノシタ科ユキノシタ属
2013年9月23日
鳴子ダムに行く遊歩道脇の石積みの斜面に群生
↓ ダイモンジソウの葉
根際から生える葉は円形で、手のひら状に粗く切れ込む。
葉には長い柄があり、つけ根の部分は心形である
↓ ダイモンジソウのツボミ
大堀川周辺では、カナムグラの雌花も咲き始めた。
雌花は苞に包まれ、10個内外が集まり、下向きの短い球穂状花状につく。果実はそう果で花被に包まれる。
あちこちで、アレチウリとのせめぎ合いが見られる。
なお、カナムグラ(金葎)は雌雄異株。
アサ科カラハナソウ属
2013年10月6日午後4時過ぎ
↓ カナムグラとアレチウリのセメギアイ、アレチウリがカナムグラの上をいく
↓ カナムグラの雄花が上へ上へとのびる
可愛い小さな花をつけていたツルマメ(蔓豆)に沢山実がついた。
ツルマメは大豆の原種とされているが、まさに大豆のようだ。
2013年8月29日撮影の ツルマメの花
マメ科ダイズ属 つる植物
2013年10月6日午後3時半過ぎ
大堀川防災調整池
↓ 一面ツルマメの原
↓ コセンダングサに巻き付いて
↓ アカザに巻き付いて
イヌキクイモ(犬菊芋)は、大堀川防災調整池の草むらで、鮮やかな黄色い花が目立つ。
イヌキクイモはアメリカ大陸原産の帰化植物。キクイモもあるが、キクイモとイヌキクイモの違いは見た目ではわからず、成熟後の塊茎を見て判断するそうだ。(石川の植物イヌキクイモ )
キク科ヒマワリ属
2013年10月6日午後3時過ぎ
↓ 背景の左側セイタカアワダチソウ、右側コセンダングサ
共に外来種の植物と互いに競い合っている。
ヒメジソの花が、大堀川防災調整池内の遊歩道横に、ひっそりと咲いていた。初撮りの花だ。
花は唇形。4裂し上下左右に別れる。花冠は3mmから3.5mm程度。草丈は30cmから40cm程度。茎は四角形で稜には下向きに曲がった短毛があり、節にも白い毛が生える。葉は対生し、卵形~広卵形で、ふちには粗い鋸歯がある。
参考サイト 松江の花図鑑ヒメジソ
ジソ科イヌコウジュ属 一年草
2013年10月6日午後3時過ぎ
アキノノゲシ(秋の野芥子)は昼間開き夕方にはしぼんでしまう。曇りの時には開花しないこともあるそうだ。大堀川防災調整池にはいつも朝の散歩できていたので、開花している花には出会えなかった。午前10時ころ来てやっと出会えた。
アキノノゲシ(秋の野芥子)は茎の上部に直径約2cmの頭花を円錐状に多数つける。花は舌状花のみで筒状花はない。総苞は円柱形で1cm内外。そう果は長さ約5mm、黒色で、短い嘴がある。長さ8mmほどの白い冠毛がある。
キク科アキノノゲシ属
2013年10月3日午前10時ころ
大堀川防災調整池
↓ あちこちに咲いている。茎は直立して、0.6~2m。
↓ 花は舌状花だけで、筒状花はない。
↓ 総苞は円柱形で1cm内外。
↓ そう果は長さ約5mm、黒色で、短い嘴がある。
長さ8mmほどの白い冠毛がある。
↓ 2013年9月29日午前6時半ころ
花は、全部閉じている。アキノノゲシを見過ごしてしまう位だ。