アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

ハンノキ(榛の木)の花と実

2014-01-20 | 樹木

流山野々下水辺公園には、大きなハンノキ(榛の木)が多数生えている。
昨年の10月ころ成熟した果実(堅果)と花(雌雄同株)が同時に見られた。
カバノキ科 ハンノキ属
別名「ハリノキ」

2014年1月17日午後3時過ぎ
野々下水辺公園
↓ ハンノキ(榛の木)の雄花序(長さ4~7cm)と雌花序(長さ3~4mm)


ハンノキの雄花序と雌花序の横に昨年10月ころ成熟した果実(堅果)










↓ 真ん中に見える巨木がハンノキ(榛の木)


↓ ハンノキ(榛の木)の樹皮


↓ 水辺公園のハンノキ(榛の木)





スギ(杉)の雄花の蕾

2014-01-20 | 樹木

大きなスギの木に、多数の雄花の蕾がついていた。スギは雌雄同株。雄花もまだ小さいが、3月ころには大量の花粉を出して、花粉症の人を悩ませる。雌花の確認が出来なかったので、もう暫くしてから見に行こうと思う。
ヒノキ科スギ属
2014年1月17日午後3時過ぎ
長崎小学校






↓ 昨年の球果も残る。


↓ 常緑高木だが、寒さのためか綺麗に紅葉している。
陽の当たる側の枝には、びっしりと雄花がついている。
花粉が飛ぶときが恐ろしい。




カイツブリ

2014-01-19 | 

カモとも違う形の小柄な鳥が水面に浮いていた。カイツブリが単独で餌捕りをしていた。大堀川では初撮り。潜ったあと、次ぎに出てくる場所の見当がつかない。数秒潜り、2~3m離れた場所から表れることが多かった。カイツブリはその骨格の形から陸の上にあがることは殆どないそうだ。
参考サイト BIRD FAN(日本野鳥の会)カイツブリ
カイツブリ目カイツブリ科
2014年1月16日
大堀川


↓ 水中にもぐると・・・


↓ 2m位離れたところに現れた。





コガモ

2014-01-19 | 

大堀川にもコガモが増えてきた。渡り鳥で、冬になるとここ大堀川でも多数見られる。群れでいるところにカメラを向けるといち早くだれかが気づいて、飛び立ってしまう。かなり警戒心が強そうだ。日本で見られる淡水カモでは最小。♂の頭部のサングラス模様が光りによって、緑とも青とも見えるのが美しい。
カモ科マガモ属
2014年1月16日
大堀川
コガモ♂










↓ コガモ♀



カルガモ御一行さま

2014-01-18 | 

大堀川の草地でカルガモ御一行さまが川に飛び込む準備中。
カルガモは♂♀同色のために雌雄の識別は難しい。
目の前後の半円形のライン、先端だけが黄色いくちばし、オレンジ色の足等目立つ。
カモ科マガモ属
2014年1月16日
大堀川




↓ 先に飛んで川に入った一族の後を追う。




↓ 先に飛び込んだカルガモが、後からくる一族を待つ。


↓ やがて、一列で上流へ向かって進む。




ミツマタ(三椏)の蕾

2014-01-17 | 樹木

ミツマタは春の訪れを待ちかねたように咲き出すが、今はまだ蕾。
銀色に輝く蕾が綺麗。黄色味を帯びてきている蕾が一番乗りするのかな。
ミツマタはその枝が必ず三叉すなわち三つに分岐することから命名。
ジンチョウゲ科ミツマタ属
2014年1月16日
西光院














ヤブコウジ(藪柑子)の実

2014-01-17 | 樹木

ヤブコウジの赤い実はもうないだろうと思っていたが、数個残っていた。ヤブコウジの実は液果。
センリョウ科のセンリョウ(千両)、ヤブコウジ科のカラタチバナ(百両)・マンリョウ(万両)・ヤブコウジ(十両)とも言われる。
なお、一両はアカネ科のアリドウシ(蟻通し)。鋭いトゲがあり、蟻をも通すと言われて命名。「千両、万両、有り通し」とお金が一年中あるようにと寄せ植えに。
ヤブコウジ科 ヤブコウジ属
2014年1月16日
西光院












↓ ヤブコウジの葉
ほふく茎が長く這って伸び、先が20cmほど立ち上がって葉を輪生状につける。







マンリョウ(万両)の実

2014-01-17 | 樹木

マンリョウは冬に熟す果実が美しいので栽培され、
特に名前がめでたいので、
センリョウ(千両)と共に正月の縁起物とされる。
果実は液果。
ヤブコウジ科ヤブコウジ属
常緑小低木
2014年1月16日
西光院







バン

2014-01-16 | 大堀川周辺の動植物

大堀川防災調整池の枯れ草の上に上がっていくバンに気づいた。
枯れ草にとけ込んで見えなくなりそうなバンの姿を追いかけた。
バンは、額とクチバシが赤く、黒い体、黄緑色の足が特徴。
ツル目クイナ科
2014年1月14日










↓ やや下流では1羽のバンが水紋を描きながら草むらへ向かって泳いでいた


↓ やがて草むらにあがり




↓ 上がった先にはもう1羽のバンがいた


↓ 別の場所では


↓ こちらのバンは水に入るところ?




モチノキの実

2014-01-15 | 樹木

近所の生け垣のモチノキに沢山の果実がついた。
我が家の周りには、モチノキ科モチノキ属で赤い果実がなる木、
たとえば、セイヨウヒイラギ・クロガネモチ・ソヨゴ・ウメモドキ等が
あるが、中でもモチノキの果実が径約1cmと一番大きい。
果実の先端には4つに分かれためしべの跡が褐色に残っており、
中には4つ種子がはいっている。
参考サイト 植物雑学辞典 モチノキ
モチノキ科モチノキ属
2014年1月14日






↓ 葉が密生していることと、陽当たりの関係からか、こらから熟すまだ青い実も沢山ある。






↓ 巨木に成長したモチノキの生け垣。


メモ
・暖地の海岸に近い常緑樹林に多く見られる。
・大きなものでは、樹高30mになることもある。
・樹皮から鳥もちが採れ、品質は本種のものが最上とされた。
・名前もその特徴に由来する。
・花期は4月、前年枝の腋に黄緑色の花を多数咲かせる。
・雌雄別株で、雄花は枝に蜜につき、雌花は緑色の子房が目立つ。
・花弁は黄緑色で4枚。おしべも4本で花の直径は5mmほど。
・11月~12月には、1cmほどの果実が赤く熟して美しい。
      日本文芸社「樹木図鑑」より


ビワ(枇杷)の花開花始まる。

2014-01-14 | 樹木

散歩コースにある大きなビワ(枇杷)の木に花が咲き始めた。
ビワの花はごわごわとした質感があり、花弁5枚、雄しべ多数。
未だ堅そうな蕾から、開花し始めた蕾、綺麗に開花した花などが撮れた。
バラ科ビワ属
2013年1月14日













↓ ビワの樹皮

 

メモ
・葉は互生し、葉柄は短い。葉の形は20cm前後の長楕円形で厚くて堅く、表面が葉脈ごとに波打つ。縁には波状の鋸歯がある。
・花期は11~12月、白い地味な花をつける。花弁は5枚。葯には毛が密に生えている。
・自家受粉が可能で、初夏に卵形をした黄橙色の実をつける。
・果実は花たくが肥厚した偽果で、全体が薄い産毛に覆われている。
・長崎県、千葉県、鹿児島県などの温暖な地域での栽培が多い事から耐寒性がないと思われがちであるが、実は耐寒性があり冬期の最低気温-10℃程度の寒冷地でも育ち結実する。
参考サイト Wikipedia ビワ


トウネズミモチ(唐鼠黐)の黒い実

2014-01-12 | 樹木

TXのガード下のゴミの吹きだまりのようなところで、
真っ黒な実が沢山実ったトウネズミモチの木があった。
この実は野鳥が好んで食べるので、ここにも勝手に生えて成長したようだ。
ネズミモチと良く似ているが、葉の裏から透かしてみると、
トウネズミモチは主脈も葉脈も良く見える。
ネズミモチは主脈のみ見える。
参考サイト 植物雑学辞典 トウネズミモチ
モクセイ科イボタノキ属
2014年1月10日












メモ
・中国原産。日本には明治初期に渡来し、現在では暖地に広く植栽されている。
・常緑小高木。良く分枝し、高さ10~15mになる。
・葉は対生。厚い革質で、表面は濃緑色。光沢あり。
・花は、6~7月、新枝の先に長さ10~20cmの大形の円錐花序を出し、白い小さな花を多数つける。
・果実は長さ8~10mm、直径5~6mmの楕円形でネズミモチよりやや太い。10~12月に黒紫色に熟す。成熟した果実は白い粉をかぶる。
・ネズミモチより葉が大きく、先が細長くとがる。
・ネズミモチは葉の中央部がもっとも幅が広いのに対して、トウネズミモチは基部近くが幅広い。
・成長が速く、丈夫なので、都市の公園や工場などの緑化樹として植えられる。塩害や大気汚染にも強い。
  山渓ハンディ図鑑「樹に咲く花」より





キカラスウリ(黄烏瓜)の実

2014-01-11 | 大堀川周辺の動植物

キカラスウリ(黄烏瓜)の黄色い実が、大学構内の大きな木に上にぶら下がっていた。花の時期には、木の葉に隠れていたのだろう。全く気づかなかった。カラスウリの花は朝になるとしぼむが、キカラスウリの花はそのまま咲いているので、シーズンになったら、気をつけて見ようと思う。
ウリ科カラスウリ属
2013年1月10日
↓ 高い木の上に実ったキカラスウリ(黄烏瓜)の実
長さ約10cmほど、カラスウリのような帯はない。


↓ 丈夫な蔓に支えられてぶら下がる。








↓ 大きなサクラの木に這い上がったキカラスウリ(黄烏瓜)


↓ こちらも丈夫な蔓に支えられてぶら下がる。一部枯れた葉も見える。







参考サイト 松江の花図鑑 キカラスウリ
参考サイト 北信州の道草図鑑 キカラスウリ



近所にオープンした植物工場

2014-01-10 | キママ日記

昨年末、チラシで植物工場が近くにオープンしたことを知った。
植物工場(三協フロンテァ株式会社)はこちら⇒ クリック
植物工場は、施設内で、植物の生育に必要な光、温湿度、二酸化炭素、
培養液などの環境条件を人工的に制御し、
季節に関係なく自動的に連続生産するシステム。
↓ 工場は、交差点の側




↓ 可愛い野菜の売店。


↓ 売店の中には係員しか入れない。
ケースの外から品物を選ぶ。


↓ トマト以外の野菜はこのハウスの中で生産される。


↓ 野菜工場のレンタルもある。


↓ レンタル野菜工場で野菜が育っていた。




↓ 買い求めた野菜。
トマトは千葉大学農場で生産。
トマト300円、小松菜・フリルアイスそれぞれ180円。