マサキ(柾木)の垣根の下に、キヅタ(木蔦)が沢山の実をつけていた。
キヅタは茎の各所から気根を出して岩や樹木の上に這い上がる。巻き付くことはない。
果実は液果、直径8~10mmのほぼ球形。はじめは、赤紫褐色で、翌年の5~6月に紫黒色に熟す。先端に花柱が残る。直径約5mmの偏球形の種子が5個入っている。
庭や公園のグランドカバーに使われることが多い。最近では、高速道路のインターチェンジなどで、雑草よけをかねたグランドカバーにも使用されている。(山渓ハンディ図鑑樹に咲く花より)
ウコギ科キヅタ属、常緑つる性木本。
別名「フユヅタ」
メモ
キヅタの花は10~12月に枝先に直径2.5~3cmの球形の散形花序を1個または数個出し、黄緑色の小さな花を多数つける。花は直径1cmほど。花弁は5個、長さ約4mmで反り返る。花盤は暗紅色。雄しべは5個、葯は黄色で裂開すると褐色になる。
昨年は撮り損ねたが今年はきちんと撮りたい。
サークル好例の七福神巡りは「東海七福神」
コース:柏発(9:00)⇒ 京急新馬場駅(10:10出)………品川神社_大黒天(10:20~10:40)………養願寺_布袋(10:43~10:47)………一心寺_寿老人(10:48~10:52)………荏原神社_恵比須(11:00~11:10)………品川寺_毘沙門天(11:20~11:34)………天祖諏訪神社_福禄寿(12:01~12:12)………磐井神社_弁財天(12:39~12:50)………京急大森海岸(13:00着)
品川神社_大黒天(10:20~10:40)
↓ 京急新馬場駅を出て品川神社へ
第一京浜国道は新馬場駅を降り立った左側。
↓ 品川神社
国道15号の沿道に大鳥居がたち、こんもりと自然が残る。
これが「北の天王様」と呼ばれる北品川の鎮守。
↓ 大鳥居は江戸期作と伝わる。左側に石造り大黒天。
↓ 53段の石段をあがると
↓ 本殿。
↓ 木造の大黒天像は正月~立春までの御開帳だが、
代わりに大鳥居前の石造り大黒天を参拝していく人も多いそうだ。
↓ 正月と言えば、一富士二鷹三茄子の初夢。
七福神巡りと一緒に富士登山をすれば更に縁起が良い。
何と冨士浅間神社と富士塚があった。
↓ 頂上近くに富士登山者が見える
↓ 登山道入口
↓ 入口から富士塚をみる
↓ 6合目、7合目を過ぎて頂上へ
↓ 富士塚頂上から北側を見る
↓ 南側を見る
↓ 富士塚の出入口
養願寺_布袋(10:43~10:48)
↓ 北馬場参道通りを養願寺へむかう
↓ 養願寺。本堂
本尊が虚空蔵菩薩のため、地元の人は「虚空蔵様」の呼び名で親しまれる。
↓ 布袋尊。正月~立春のみの御開帳。本堂の全面に祀られる。(ツゲ製)
一心寺_寿老人(10:48~10:52)
↓ 旧東海道品川宿の突き当たりに一心寺がある。
途中の民家の軒先にはお獅子が飾られていた。
↓ 一心寺本堂と寿老人。
↓ 一心寺の本尊は不道明王。こちらは植え込みに建つ不動明王。
荏原神社_恵比須(11:00~11:10)
↓ 八ツ山通りを南下した右側の「品川宿本陣跡」を通過、
品川宿交流館本宿お休み処を通過、左側に目黒川にかかる
赤い橋「鎮守橋」が見えてくる。その右手に荏原神社。
↓ 荏原神社鳥居。
↓ 石造りの恵比須。
↓ 荏原神社拝殿。
神像の恵比須は正月に拝殿に移されている。
↓ 鎮守橋で目黒川を渡る。
↓ 振り返って赤い橋越しの荏原神社を見る。
この後、旧東海道にもどり青物横町駅の近くまで南下する。
品川寺_毘沙門天(11:20~11:34)
↓ 品川寺境内を見ると、左側の江戸六地蔵の一つ銅製地蔵菩薩座像が目をひく。
↓ 品川寺山門
↓ 品川寺本堂。本尊と共に、毘沙門天像が安置。
この毘沙門天像は、室町期作と伝わる。残念ながら見えない。
↓ 毘沙門天像
↓ 品川寺のオオイチョウ。
幹回り5.35m、樹高25m、推定樹齢約600年。
品川寺境内には、金生七福神(かのうしちふくじん)という一カ所七福神もあった。
↓ 寿老人
↓ 大黒天
↓ 布袋尊
↓ 恵比須
↓ 毘沙門天
↓ 福禄寿
↓ 弁財天
途中、右側に京急の高架をちらちら見ながら立会川駅方面に向かって南下。
途中坂本龍馬の祈念碑へ立ち寄る。
天祖諏訪神社_福禄寿(12:01~12:12)
このあたりが東京湾に面していたころ、天祖神社(神明宮)と
諏訪神社(諏訪社)の二つの神社が立会川をはさんで立っていた。
昭和40年に合祀されて。本殿には2体の福禄寿像があり、
1体は本殿に常時祀られ、もう1体は正月~立春のみの御開帳。
↓ 神明作りの本殿
しながわ区民会館の前を通り過ぎて鈴ヶ森刑場跡へ
↓ 大火災の供養碑もあった。中に入れないので、確認出来なかったが合掌。
↓ 第一京浜国道横断する
↓ 磐井神社の社名の由来にもなった磐井の井戸。
磐井神社_弁財天(12:39~12:50)
↓ 磐井の井戸から歩道をはさんで右手に入口
↓ 本殿
↓ 弁財天の社は、本殿左手の池を越えたところにある
今年の七福神巡りも無事終了。
いつもお世話して下さる会長さん、 有難うございました。
今回出席した皆さん。
毎週一回のサークル活動には出来るだけ出席して、体力維持に努めたいですね。
大堀川防災調整池の枯れ草の上で、2羽のハクセキレイ(白鶺鴒)が仲良く餌を啄んでいた。
黒い羽根が目立つハクセキレイは、活発に動き回り、灰色の羽根が多いハクセキレイは
静かに動き回っていた。きっとカップルのなのだろう。
スズメ目セキレイ科セキレイ属
↓ 元気に餌探しをしているハクセキレイ、♂かしら?
↓ 静かに餌探しをしているハクセキレイ、♀かしら?
建て売りのシンボリツリーとして植栽されたカクレミノ(隠れ蓑)の実が黒く熟していた。
果実は液果で長さ7~8mmの広楕円形で、先端に花柱が残っている。
未だ若い木なので葉に蓑のような切れ込みがはっきりわかるものが多かった。
成長するとこの切れ込みがなくなるので、果実の周りの葉には切れ込みが少ない。
ウコギ科 カクレミノ属 常緑高木、雌雄同株
別名「ミツデ・ミツナカシワ・カラミツデ」
2014年1月3日午前8時ころ
↓ カクレミノ(隠れ蓑)の全形
↓ 若い葉
↓ 成長した葉
保育園のフェンスの中でそよごの赤い実がゆれていた。
ここの保育園には、数カ所にソヨゴが植栽されているようだ。
外部の者は園内に入れないので、道路から見えるところしか撮れないが、
子どもたちの情操教育を考えての植栽がされているようだ。
ソヨゴは雌雄異株。
ソヨゴの果実は直径8mmほどの核果で、最初は上向きであるが
長い花柄の先端に実るので、次第に垂れ下がる。
参考サイト ボタニックガーデンソヨゴ
モチノキ科 モチノキ属
2014年1月3日午前8時ころ
2013/11/9撮影の保育園の別の場所で実ったソヨゴ ⇒ クリック
農家の平垣に植えられたマサキ(柾木)に沢山の実がついた。
マサキの実は 直径6~8mmの球形の果、4裂する。
種子は橙赤色の仮種皮に包まれ、落ちずにぶらさがる。
ニシキギ科ニシキギ属
2014年1月3日午前8時半ころ
↓ 球形の果で4裂し、橙赤色の仮種皮に包まれた種子が落ちないでぶら下がる。
マサキ(柾木)の花 (2009/6/26撮影)
メモ
・北海道南部以南、九州までの海岸近くの森に生育する。常緑低木。
・刈り込みに強く、密生することから生け垣や庭木としてもよく用いられる。
・斑入りのものもある。
・葉は厚く、強いつやがある。葉先が尖らず、丸っこい葉に低い鋸歯があり、葉柄は短く、対生。
・若い茎は緑色。
・花は黄緑色で小さく目立たない。
・秋に果実が熟すと裂開して橙赤色の仮種皮におおわれた種子があらわれ美しい。
・マサキの葉を餌とする昆虫としてはハチによく似たガの一種であるミノウスバが目立つ。晩秋に羽化して昼間に飛び回り、先のほうの細い枝を取り巻くように卵塊を産みつけ、翌春孵化した幼虫は集団のまま膨らみつつある新芽に食い込む。少し大きくなると成長した葉も集団で蚕食するので、部分的に葉が食い尽くされて食害箇所がよく目立つ。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
おすわさまの日当たりの良い表でアオキ(青木)に真っ赤な実に出会った。
この時期、近所で見るアオキの実はまだ青いかやや色づいたものが多い。
アオキは雌雄異株。3月~5月に咲く。
アオキの花(2013/4/1撮影)は⇒ クリック
ミズキ科アオキ属
別名「ダルマノキ」
2013年12月31日
大堀川防災調整池の最上流部でダイサギが餌捕り。
コウノトリ目サギ科
2014年1月3日午前7時50分ころ
↓ じっと待つ。
↓ 見つけたようで、そーっと首をのばす。
↓ 捕ったようだ。
↓ 黒っぽいものと一緒に魚かな?
↓ 嘴部分を拡大すると
↓ 魚を飲み込んだようだ
↓ 向きをかえて、次は?
↓ ダイサギがいた風景
夕方の散歩の途中、成顕寺へよった。昼間は初詣の人で賑わっていたのだろうが、境内は静まり返っていた。臨時テントも閉じられて、風にゆれる提灯が目立った。
成顕寺は、建治2年(1276)創建の寺院、神仏習合の形跡が残る寺院。
竜王殿正面の鰐口は直径三尺で、大きさは県内で1番又は2番を争うそうだ。
2014年1月2日午後4時半ころ
↓ 竜王堂(諏訪霊像を安置する、神社)
↓ 県内でも1番か2番と言われる大きさの鰐口(直径3尺)
↓ 成顕寺には流山七福神の弁財天を祀る
↓ 宝船
↓1月3日午前7時半ころの成顕寺
今回、釈迦牟尼仏を安置する本堂(寺)は撮らなかった。
柏の葉公園に植栽されている多数のラクウショウ(落羽松)も殆ど葉を落とした。
後には、どの木にも、果実(球果)が大豊作。
ラクウショウの球果は、直径2.5~3cmで、10~11月に緑白色から褐色に熟す。
果鱗は10~12個、各果鱗に2個種子が付く。
熟すと果鱗が開いて種子を出す。
種子は長さ1.2cmほどで、いびつな翼がある。
(以上山渓ハンディ図鑑樹に咲く花より)
2013年11月には2回ラクウショウの紅葉や球果を撮っていた。
11月9日 11月22日
スギ科 ヌマスギ属
別名「ヌマスギ(沼杉)」
2013年12月29日
↓ 日本庭園近くのラクウショウ、左隣りはモミジバフウ(すっかり骸骨状態)。
↓ 主に木のてっぺんには、多数の果実(球果)。
↓ 球果の果鱗(10~12個あるが)に割れ目ができている。
↓ こちらの果鱗はもうすぐ開く。
↓ 木の下には、果鱗のかけらが多数。球果のまま落ちているものもあった。
↓ 落ちていた球果を拾ってきた。
割ろうとしたが、とても堅い。
赤く見えるものはヤニ、とても粘つく。
↓ 冒険のとりで近くのラクウショウ林。
ここも、球果多数。
↓ 1本のラクウショウの近くにある気根。
何年にもなるが、大きくも小さくもならないように見えるが・・・
大事に保護されている。
タラヨウ(多羅葉)は
「葉書の木」、「郵便局の木」と言われるように、
葉の裏に傷をつけると黒く変色するので文字を書くことができる。
この性質がインドで経文を書くのに使われた貝葉(バイヨウ)の原料である
ヤシ科のタラジュ(多羅樹)に似ていることからタラヨウ(多羅葉)となった。
葉に書いた文字(2010/12/10)⇒ クリック
タラヨウ(多羅葉)は雌雄異株。
ここで、真っ赤な実を多数つけた木は1本だけだったので、他はみな雄株?
花は、前年枝の葉脈のごく短い短枝に黄緑色の小さな花を多数つける。
千葉大学が新しい説明板を用意してくれた。大変助かる、感謝です。
モチノキ科 モチノキ属
別名「モンツキシバ」
2013年12月29日
↓ タラヨウ(多羅葉)の実
↓ タラヨウ(多羅葉)の樹皮
↓ タラヨウ(多羅葉)の大きな木、これは雄株。
↓ 多数のタラヨウ(多羅葉)の木
本日、タラヨウ(多羅葉)の落ち葉に書いた文字が、何年後まで読めるかな??
今年もプールでは1km、陸では1日一万歩目指して、頑張りたい。
近くの畑の境界にナンテン(南天)の真っ赤な実がたわわに実った。
「難を転ずる」という語呂合わせから縁起の良い木とされている。
近所のあちこちで観察される木だ。
葉は赤飯などの飾りに、実は咳止めの薬として用いられている。
メギ科ナンテン属
2013年12月30日
↓ ナンテンの紅葉