キャー、素敵 ! ! ジョニー ! !
いきなり黄色い声ですみません。つい心の声が出てしまいました。前作の「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」がヒットした時、私はとっても複雑な気持ちになってしまった。だってそれまでは
「一番好きな俳優は?」と聞かれて
「ジョニー・デップよ。」と答えると、
「へえ、マニアックだねえ。」または「渋いね。」とどれだけ言われ続けていた事か。でも、その快感は知っている人にはわかることだと思う。
それが、今では好きな俳優ランキングで常にトップなんだって。あ~ぁ。この感覚、嬉しいけれど嬉しくないというやつは、かって吉田拓郎が「結婚しようよ」なんてお歌で全国的な知名度になってしまった時と似ている。
例が古い?
じゃあ、ペニシリンが(抗生剤ではないですよ)「すごいよ、マサルさん」の主題歌「ロマンス」を歌って、深夜放送だったのにもかかわらず、子供まで、その歌を歌っているのを聞いてしまったときの感覚に似ている。
こっちも古いね。
で、やっと本文。もう、何時から好きだったかなんて関係ないわ。ジョニーを好きな人はみんなお仲間よ・・・と思える映画だった。「きゃー、ジョニー」というのではなく、
「ジャック~、最高」という内容だった。
遊園地のアトラクションに乗ったように、面白さの連続だ。すごいな、どうやったらこんな映画作れるんだろう。映画は、やっぱりこうであって欲しいとか心の中で褒めちぎっていたのだけど、ずっとずっと
おもしろーい !
と思っていたら、長すぎるジェットコースターに乗っているような気になって、
ツ、疲れたー、もうだめー
と、思ったとたんに映画は終わったのだった。
終わったとたんに、隣の席のおねえちゃんが
「にゃに、こりぇ、全然わかんにゃーい。」と、大きな声で言い放った。
確かにセリフを聞き逃しては、ジャックの置かれている状況などが分かりづらい部分もあるかもしれない。セリフを聞き逃さなければ別に問題はないけれど、後からゆっくり分かっていくタイプの人は、パンフレット買ってストーリーをざっと読んでから見るのもいいんじゃないかな、と思った。ストーリー知ってから、映画見てもその面白さには何も問題ない。
あと、「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」をまた見てから、これを見に行くと、さらに面白さがますかもしれない・・と思った。
キャップテン・ジャック・スパロウ、いいですよ。元気が出ます
ナオミ・ハリスのティア・ダルマ 彼女も良かったです