結婚した頃は二人とも東京が勤務地でした。だからどこに住んでも良かったのに、流れでこの地域に住むことになってしまいました。夫には自分の心の内を正直に言った事はありませんが、夫の実家の近くに住んでも何の手助けもなく、自分が病気の時も幼かった子供を頼りにして生きてきました。
それでも、なんだかんだと言って姑と仲良しなのは、自分の気持ちを吐露してこなかった事と長い年月のお蔭だと思います。
そしてそれから私がこの今住んでいるこの地域に愛を感じているからだと思うのです。
結婚した当時は、故郷の横浜の実家の周りには既にあまりなかった森がこの地域にはたくさん点在してました。
ここに住んでも良いなと思った決め手はそこにありました。
歩く道の横に森が続いているのです。
小さくてもそこは森。
因みに森と林の違いは→「「森と林」の違いは。。。」などを読んでくださるといいと思います。でもさっき読み直したらなんでこんなに分かり辛く書いたんだろうと・・・・・(^_^;)
そしてその森たちも、私が暮らしてきたこの年月の間にどんどん消えて、マンションや家が建ち並ぶようになってしまいました。
それでもわずかに残されている小さな森に出会うと、私は癒されたような気持ちになるのでした。
先日の乳がん検診で訪れた保健センターの近くにあった森の写真たちです。
何にも手付かずの森なので、中には入っていけません。
ここだけ見ると、すぐ横が家だなんて思えないけれど・・・・・
ああ、ゴミがある・・・・・。
あれっ!?
いたね、君!!
何処かに行きたいっていつも思うけれど、捜し求めている何処かっていうのは、いつもすぐそばにあるものなんだよね。