ダブルラッキーセブン
私の実家では新年のパーティーの時、乾杯の前に家長の挨拶が入ります。もちろんおととしまでは父が挨拶をしていました。父の挨拶はしっかりとしたもので、そして少々長かったのです。...
※ 上の囲みは昨年の1月2日に投降したものです。
実家での新年会での挨拶は、昨年好評だった母が今年も行うことになりました。
「今年は申年ですね。サル年と言うのは嫌な事は全部去って良い事だけが残る年なんです。」
そう母は言いました。
母の挨拶は短くてそして上手いなと、今年も私は感心してしまいました。
― 今年は嫌な事が全部去る年・・・・・
その言葉を心の中で繰り返し、良い年なんだなとしみじみとしたのです。
実家の新年会は幼い子供二人も含めて総勢18人で賑やかなお正月になりました。
我が家の新年会は、恒例になりつつあるビンゴ大会で盛り上がります。
前日の12月31日に事前にチェック。
こんなの買っちゃって無駄にならないかしらと、買った時には思ったけれど、何気に毎年登場して役に立っているビンゴです。昨年は、その景品係を妹に手伝ってもらいながらもほぼ一人でやって、かなり大変だったのです。
今年はみんなでプレゼントを持ち寄る事にしました。
いわゆるプレゼント交換ですが、なにせ大人の集まりなので歌を歌いながらそれを回すと言うやり方は、想像の段階で無理があるなと思いました。それで再びビンゴが登場してきたのです。
因みに、「歌を歌いながらプレゼントを回す。」と言うのは、小学校の時などのお楽しみ会などでやりませんでしたか。みんなで輪になって歌を歌いながらプレゼントを回し、歌の止まった所で持っていたものが自分へのプレゼントになると言うやつです。それ、女たちだけだったら意外といけそうです。でも男たちにとってはハードルが高いかもです。
そうやって考えると、女の方がいつまでも幼稚、嫌、もしくは柔軟なのかしら。
景品のお値段は最低ラインは決めて、あとは自由です。集まったプレゼントは適当にナンバリングしたので、1番であってもそれが一番お高いとは限りません。ただどんなプレゼントが来るかは結構楽しくて盛り上がりました。
自分の出したものはさらに次の番号としたので、決して出したものが自分に来ることはなかったのですが、だいたい自分でも欲しいものを出していたので、それが人に渡っても喜んでもらえたようです。
姉妹中心のお正月はお料理もですが、イベント的にも工夫があって楽しいと思います。
父が居た時からずっとやっていた一族揃っての集合写真も楽しいです。
今年は母と孫、ひ孫一同と言う写真もなかなかいい感じ。
帰る時に母が
「楽しかったか?」と私に聞いてきました。
「うん。とっても。」
そうして私の楽しい実家でのお正月は終わったのでした。
でも・・・・・
お正月は一族が集まる特別な日です。
ここで書いたことはほんのお正月という甕の中の上澄みのようなもの。
私の一族に対してもいろいろ思う事もあり、夫の一族にはさらに思う事もあり、自分の家族に対しても悩むことが新年から出て来てしまいました。
でも
「サル年は去る年」なのです。いやな事はみーんな去れ~!!!
そんな言葉を信じて頑張ろうと思います。