森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

令和に会おう☆その2

2019-04-19 23:35:53 | 梢は歌う(日記)

最初に「黙々とやり遂げた人」をたくさんの方にお読みいただいて、ありがとうございます。母にその記事と頂いたコメントなどを見せた所、「涙が出ちゃう。」と申し喜んでいました。改めてありがとうございました。

 

昨日はピアノのお稽古の日でした。

私のお稽古は、既に単なる脳トレのようなもので、そしてまた先生のおうちのグランドピアノの音をポオンと鳴らして、その音の綺麗さに贅沢な幸せを感じると言うようなものなのです。

だけど昨日のお稽古なんかは侮りすぎました。メッチャクチャ・・・・。あああ・・・・・・。

何をやっても中途半端。

なんか嫌いよ、今の自分が。

なんか最近、全体的に冴えなくてさとブツブツ言っています。

でもね、中高年は頑張らないのが良いのよ。別に吉田拓郎氏の歌に感化されているわけではないのですよ。

拓郎氏の歌って言うのはね、

「ガンバラないけどいいでしょう~♪」って言うあれ。

本当にすぐに疲れちゃうのだから。

疲れちゃうってのはさ、肉体ばかりでなく心もね。

 

おとといはね、そんな心も体も疲れちゃったと言うお友達とランチをしてきました。

いろんなお話を聞いたりしてきました。

お友達は、自分では鬱になってしまったかと思ったようですが、違いました。それに快方に向かっているから、薬も出さないとお医者様に言われたそうです。詳しい事は書けない事ですが、彼女と過ごした時間は楽しいものでしたし、学ぶこともたくさんありました。

心の病も風邪と同じように、別に特別な人がかかると言うわけではありません。

日頃からの軽い知識が、自分を助ける事がたくさんあると思います。軽い知識と言うのは、別に浅はかな知識と言う事ではなくて、日頃からの友人との軽いおしゃべりからとかドラマや映画からとか、ちゃんとした本からの勉強ではなくても、雑誌とかの読み物の中からとか得た知識と言う意味です。

 

「それにさ、そう言う時には出口を持っていると良いのよね。例えば、絵を描くとか。」

「それ、私には無理。」

「何かを書く。あっ、日記でも良いのよ。」

「そんなの書けないしヤダ。」

「歌うとか・・・」

「カラオケは嫌いだけど、歌うこと自体はイイナ。」

「お友達とおしゃべりするとか。」

「あっ、それが一番いいな。」

「だよねぇ~」

ってな会話もあったりしたのですが、だけど本当に心が落ち込んだ時には、上に書いたような事のすべてのやる気を失ってしまうのだと思います。

そうなる一歩前が大事って事でしょうか。

 

しかしこのお友達は凄い人なんです。

私たちは近所の公園に来たわけでもなく、また近所の病院に来たわけではありません。バスに乗ってモールに来たと言うのに、そこで出会った知人が6人。

別に過疎っている村とかだと分かりますよ。でもそうじゃないんだもの、この数字は凄すぎます。

思わず最後に私は言ってしまいました。

「真っすぐ、歩けないじゃないか !」って。

だってまるで障害物競走みたいなんですもの。

 

このお友達の顔の広さは、前から凄いなと思っていたけれど、改めて凄いと思いました。そして口々に挨拶と共に、彼女の事を気遣っている言葉が飛び出していました。

「あのね、私なんか姉妹が三人とそれにプラス2ぐらいだと思う。こんな時に心配してくれる友達って。あなた凄いね。素晴らしい事だね。」ってしみじみと思い言いました。

「本当だね。有り難い事だと思ってる。だけど、あなただって2って事はないよ。」

「じゃあ、あなた、私の所に駆けつけてくれる ?」

「駆けつけるよ。」

「じゃあ、プラス3ぐらいって事で。」

 

このお友達とも、次に会うのは令和だと最後に言い合いました。

どこがどうと言うのではないのですが、平成最後に会って次に会うのは令和。

いつもどおり来月も会いましょうって事なのですが、そこには何か見えない川が流れているようなそんな感覚に襲われるのです。

 

平成最後のピアノのお稽古も終わって、次回は令和。気持ちも切り替えて、少しは頑張りましょうね、自分。

トップ画像は、先生のお庭です。お稽古日にスマホを忘れ、撮って送っていただいたものなんです。

素敵な画像だと思いました。

 

 ←その日のランチ。

 

 

 

 

 

 

 


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